Switch版ビジュアルノベル「7 Days to End with You」を開始
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記憶喪失の主人公が、謎の言語を読み書きする女(以降、ヒロインと呼称)と二人きりの家で、言語を推理しながら過ごす7日間を描いたゲーム。
推理ゲームということは、「正解」は用意されているとしても、各単語の意味することをプレイヤーがどう読み解くかがポイントということです。オープニングでも「貴方が感じ、受け取った全ての物語は、全て正しいでしょう」と説明されているので、プレイヤーが正しいと思うように進める方がいいはずです。
そのため、攻略を見たら台無しだと思って、頑張って登場する単語を自分なりに推測していったところ、序盤は少しずつ理解できることが増えて面白かったのですが、3日目くらいから変化のない毎日に倦んでしまいました。
これに関しては、該当欄を直接タップしても文字入力はできず、ボタンを複数回押して指定が必要というUI的な面や、Switchの入力機能自体の使いにくさもあったと思います。
また、サラッと流してしまった初日の会話をもう一度見直したいと思ったので、最後2日は早々に寝て、とりあえずエンディングを迎えた感じです。
解読方法としては、ヒロインが発したり、本や新聞などの見出しから拾った言葉が辞書に記録されるので、そこに自分で考えた意味を登録すると、次から台詞欄にもその意味が表示されていきます。
その結果を見て、合っているかどうか精査していく感じですね。
辞書の機能として、ヒロインの発言に関してはどこで言っていたか回想できるので助かりました。前後のやりとりも含めて回想できたらもっと推測しやすかったけれど、それは2周・3周して埋めていく感じなんでしょう。
また、同じカテゴリーの言葉は近くに記録されているので、そこから推測していくこともある程度は可能だなと思いました。
謎言語自体は、字数からすると英語の換字暗号に見えるのですが、アルファベットがそのまま対応している感じでもないです。
カレンダーだと思われるものから1~7の数字が特定できて、その数字と本などの組み合わせで色やサイズを指す言葉がわかっていく、という最初の解読の流れは分かりやすかったです。ただ、その後の上手い進めかたが分かりませんでした。
料理か植物の世話から解読していくべきなんでしょうけれど、いまいちヒントが少ないように思います。
植物の世話はビジュアル説明を頼りにやったら、1日目は褒められたのに2日目はNGを喰らって、3~4日目に順番も守らないといけないのでないか、と突き止めたんですが、言葉の解読に役立たないのでその後は放置してしまいました。
夢の中で思い浮かんだ言葉の意味は、正解か不正解かが明示されるので、これをうまく活用しなければいけなかったのでしょう。
最初の2日分くらいは適当に選んでしまったので、もったいないことをしました。
錬金術士のアトリエみたいな怪しい研究室があるのと、鏡が割れていて主人公の姿はわからないようになっているので、主人公はホムンクルスか何かで、ヒロインに作り出された存在だという想像もしました。
主人公にちゃんと過去の記憶があるらしかったり、主人公の話が新聞に載っているようだから違うでしょうけれど、あの研究室はなんなのだろうなぁ……。
周回で辞書を引き継げる点を、「ループ」していると考えることもできますかね。
正直、ストーリーに関しては積極的に考察していないので、まだなんとも言えないところです。