現在地:御堂綱紀編クリア
4つ目の世界(デルタベース)の探索とミヤコ市でのお勤めをこなして、御堂綱紀編1回目を終えました。
綱紀のことを、最初は胡散臭い主人公だと感じていたけれど、デルタベースやミヤコ市での姿を見ていたら、好きになりました。軽口は叩くけれど根は真面目で、純粋に務めを果たそうとしている男だったと分かったからです。
これはデルタベースで黄一族のイベントを選択したことも影響していそうです。「オリハルコン骨格標本」に対して黄一族の分析を受け入れる柔軟性の高さや、結末に責任を感じているらしい様子に見え方が変わりました。最終的には、ミヤコ市を守ろうと奔走する姿を応援していました。
ただし、女子と絡むと軟派に感じるから、男子か無機物と組む方がいいのかもしれません。
デルタベースは、SFっぽい世界で、3つの部族それぞれにゴタゴタが起こるという展開。
SFなのに呪いだなんだとオカルトっぽい要素が入ってくるのは、なんとなくサガフロ味を感じました。どうみてもメカな骨格標本も、2匹で1匹にして生きつつ死んでいるシュレとディンガーも、なるほどなぁと面白かったです。
三部族それぞれに挨拶した後、最終的な分岐は、可愛いメカがいて、族長も話の分かる人だった黄一族の研究を手伝う方向にしました。
綱紀をなんらかの「適合者」として利用しようとする赤一族の動向も気になったので、次の機会があればそちらのイベントも見たいけれど、もし黄一族を助け続けたら「オリハルコン骨格標本」を安全に起動させるという目標が達成されるとかの要素があったら、それは逃したくないですね。
個人的にはビーン8型を連れ帰りたかったけれど、この未来の研究目標を聞いたら言い出せないなと思ったので、綱紀が応援して終わったのもよかったです。
ここでビーン8型からもらった両手銃を使いたかったけれど、両手銃の技が習得できていないので諦めました。
ミヤコ市はラスボス戦がある程度かなと思ったら、新人物がどんどん登場して、綱紀が日頃どんなふうに生活しているのか見えたのが面白かったです。
綱紀に妹がいたなんて聞いてませんし、八条郁子さんも凄くいい感じのお姫様でした。もっと交流してみたかったです。
コウとハンゾウというクグツが名前だけ急に出てきて驚いたけれど、一緒に冒険をした4体はカテドラル計画のために支給されただけで、綱紀は元々2体のクグツを使役していたということなんでしょうか。周回するうちに分かってくることを期待します。
ラスボス戦は、初の「最凶」設定で慄きましたが、意外にも手間取らず勝てました。なんと1人も戦闘不能にならずに撃破です。
バンプ技で連携を壊しちゃうなどのミスをしなくなったプレイヤー側の慣れもあると思いますが、サガのラスボスなのに初見一発で倒せるとは、さすが、綱紀は初心者向け設定なだけあります。
これなら、デルタベースで「強敵」設定だった精霊の方が強かったです。
金行の大精霊は、全員のHPがミリ残しの状態から独壇場で勝利という劇的展開で熱かったです。
無論、ラスボス戦も終始楽だったわけではありません。序盤はお供の数が多く、1ターンに2体もリザーブ技を繰り出すので対応に悩まされました。
しかしラスボスに連携能力がないので、お供の数は脅威になりませんでした。そして単発の攻撃自体も大した火力でなく、なんならダメージ0に抑えられることもあったのでした。これはもしかしたら、耐性装備がちょうどハマっていたのかもしれません。
お供が不死設定なせいで、無力化してもタイムラインに残ってこちらの連携や独壇場を阻害してくる点だけが少し手間でした。浮遊しているボスだから、対空技か、連携状態でないと攻撃が当たらないんですよね。でも繋ぎさえすれば2連携でもいいので、着実に攻撃を当てて倒しました。
黒幕の男の名前が「天界の男」だったのも気になるし、ペラペラ喋る割に、ミヤコ市の封印を破ろうとした目的を明かさないまま逃げていったので、綱紀の2周目が気になってしまいます。
綱紀の父親が、エンディング1カットのためだけにモデルを用意されたとも思えないし、御堂家のことも実は謎ばかり。主人公選択画面でも、1周目と違うことを言っているので、そのまま選びたくなってきていました……。