現在地:シウグナス編(戦士が引きずる闇+青扉カマラ)

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戦士の闇を暴くべく訪れたのは、砂と戦艦と案山子の世界クロウレルム。
この時点で戦士の過去は予測可能だったので、引っ張らずにサクッと序盤に告白されたのは良かったです。

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でも戦士がパンドラの蓋を開けた張本人だとすると、現在のクロウレルムより数十年から百年単位で昔の人だということになりますよね。哲人は死因に関係する人物が存命で、なんならほんの1年の話かなと思われたので、結構差があるなと感じました。戦士団のみんなは、世界だけでなく生きた時代も違うんだとすると、ブライトホームで召喚されなければ邂逅しなかった関係だということになります。哲人がデルタベースで研究員をやっていた頃に戦士の世界に探索に行き……みたいなif話はありえない、ということですね。

パンドラとはなんだったのかと言えば、結局学習AIを積んだメカなのかな。

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「お前の能力は本物だ」と言うシウグナスの台詞は、戦士を褒めているつもりだとすると、絶妙に人の心がわかっていない人外らしくもあります。

デルタベースのツチノコでもかなり苦戦したので、クロウレルムは石化技対策でサラーブを起用しました。絶対石化しないタンクがいるだけで、戦闘の安定度が段違いです。

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それでも、はにわ軍団には壊滅し掛かりました。こいつらの対策用に、地獄断面を閃いておきたかったんですが、ホークウインドのチェイス技しか使っていない状態ではさすがに無理でした。

案山子の同行を断って戦士の償いに付き合ったところ、最初に遭遇する人間はジャンクマンだったり、ワイズマンという新人物が現れたりはしましたが、概ねは綱紀で訪問した時と同じような流れでした。

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パンドラの形態は違ったような気がします。そして、戦士に対して怒り状態で始まっていたようなのですが、それを見落としていたせいで、戦士が2ターン目早々にリタイアしてしまいました。

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残ったメンバーで意外と安定した状態で倒したので、戦士の償いなのに、ちょっと締まらなかった感じはします。

クロウレルム行きの前に、青い扉も攻略しました。

生命の生み出す闇

生命に関係する世界ならコスモスかと思いきや、カマラという名の新しい世界でした。まだまだ行っていない世界が多数あるから、割と予想を外しますね。

ここのストーリーが、非常によかったです。

Saga Emerald Beyond

世界の命を繋ぐ存在であるエプイケの花になる巫女として選ばれたレラの試練を導き、花に生まれ変わらせるという、神秘と畏れを感じる独特の空気に満ちた世界でのお話でした。
マーレ・ノストラムとどちらが良かったかと聞かれると、甲乙つけ難いです。マーレ・ノストラムは笑いありの良質な冒険譚だったけれど、カマラの旅路はキノの旅っぽい短編小説という感じで、それぞれに異なる味わいがあります。
どの主人公でも行動は同じだと思うけれど、シウグナスの浮世離れ感とはまた違うベクトルだからこその相性の良さもありました。当初、闇がない世界だと言って退屈そうにも見えたから、ソヤイの仕事を投げ出してもおかしくないと思ったのですが、シウグナスという人はそういう傲慢さ、自分勝手さとは無縁なんですね。割と世界ごとの約束事をちゃんと理解して、郷に入っては郷に従う柔軟さがあります。
レラの気持ちに寄り添いつつ、彼女が果たすべき使命のためできる限りの手を貸し、そして最後まで見届ける姿に、シウグナスが生まれながらの王であることが実感できました。

Saga Emerald Beyond

ヨミの住民が闇の王の復権に協力的だったのも、なんだか納得です。悪徳を賞賛するかどうかは別として、彼の臣下であることの喜びは確かにあるんだと思います。

レラの花粉を持ち出したためか、連接領域にまで花が咲いていて、それにもグッときました。

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