「学園アイドルマスター」アイドル個別のプロデュース感想その2・初心公演組

学マス

葛城リーリヤ

リリース前のアイドル個別PVで、アイドルを目指す女の子の物語として王道路線だと思ったとおり、直向きな頑張り屋で正統派キャラクターでした。

学マス 学マス 学マス

唯一の「先輩」呼称もあって後輩感が強く印象付けられ、アイドルとプロデューサーという金の絡む関係性よりも、部活動のような清々しさを感じました。
しかし逆に言えば、いい子すぎてストーリーの起伏に欠けるので、私は物足りなさも感じました。
そんな良いところも悪いところも合わせて、アイドルマスターの従来の「赤」要素を一番感じました。
イベントコミュを見ていると、ソロ活動するより他の子と組み合わせた方が光るタイプとも感じたので、今後の初星コミュでの登場に期待しています。

学マス

ちなみにリーリヤの実際のイメージカラーは白ですが、これは、一見なににでも染まれそうでいて、なにも寄せ付けない透明感があるので納得でした。

倉本千奈

気持ちの良い、真のお嬢様アイドル。

学マス

プレイ前は、この子が「おもしれー女」枠だろうと予想し、実際コミュではメンタルの強さやセルフツッコミに笑わされました。感情表現が豊かで、アニメ的表現が結構多いのも拍車をかけています。しかしそういったキャラとしての面白さ以上に、一人の人間としてとても好感を覚える女の子でした。

学マス 学マス 学マス

学力は低いけれど頭は悪くなく、本質を見極める慧眼を見せるのも感心しました。手毬に罵倒されて「意地悪ですわー!」と思っても、それで終わらせずちゃんと真意を考えてPが泥を被っている事実に気付くのは驚くほど理性的ですし、私なんて、Pがリストラ覚悟でプロデュース計画を立案しているとは想像もしなかったので、千奈の方が鋭かったです。

学マス 学マス 学マス

見栄を張るようなところがなく素直なのは、裕福な家庭で本当に何不自由なく愛されて育ったことの証左だなと思います。自分のためより他人のために奮起するところも高潔な精神を感じ、その真っ直ぐさに心洗われます。

ゲーム性能としては、元気を貯め続けて最後に攻撃に転換するタイプ。耐えて耐えて一点突破するので、狙い通り手札が揃うと最高に気持ち良いです。逆に、最終ターンに攻撃札もドロー札もないときの絶望感も半端なく、この大成功か大失敗の二択しかないところも、千奈っぽくて楽しいです。

姫崎莉波

Pと既知のアイドルというパターンがあるとは予想外でした。そのせいで、「私が知らない思い出」を度々植え付けて来ることに慄いたりもしました(笑)。
アイドルマスターシリーズは基本的に歳を取らないサザエさん時空だから、どんなアイドルでもいつかは年下になるわけですが、最初から「年下のお姉さん」という属性で味付けしてきたのは、非常に面白い判断だと思います。

学マス 学マス 学マス

普通にしていればそのままで「お姉さん」キャラに見えるのに、アイドルとしてお姉さんっぽさを売ろうと振る舞ってもらうと、途端に演技臭くなるなど、結構「ポンコツ」なところがあるのが莉波の可愛いところだと思います。

アイドル本人のコミュは、膝枕、頭撫で、病気の看病と「お姉さんごっこ」の詰め込みで、突き抜けていて笑ってしまう内容でした。ただ、Pと担当アイドルという立場から一線を守るアイドルマスターシリーズだから笑えるけれど、こんなにPを明確に好きでアピールしてきている莉波を見ていると、それを無視し続けるPは、それはそれで不誠実な気もしてきて、少し複雑でした。

学マス

幼馴染で、包容力があって甘えさせてくれて、でも実際は年下、という無茶苦茶「男性の夢」を体現したみたいなキャラだと思いましたが、莉波視点で考えてみると、夢を諦めようとしたところに、夢のきっかけである男性が想像より成長して現れ、夢を後押ししてくれる、という少女漫画展開にも見えることに気付きました。どちらの視点で見ても気恥ずかしいですね!

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