アクションRPG「ムーンライター 店主と勇者の冒険」Switch版プレイ開始。

ムーンライター

現在地:カタカッタ制覇

ランダム生成ダンジョンに潜ってアイテムを集める2DアクションRPGに、お店経営や街発展の要素を加えたゲーム。

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頭を使うコマンドバトルをやっているので、アクション性のあるゲームを緩く遊ぼうと思って、前から気になっていた本作に手を出しました。
ところが、難易度初期値(推奨)が「ハード」で、最低難易度が「ノーマル」という設定だったので、もしかして本作のアクションは本格派なのか?と少し慄きました。実際、遊んでみると雑魚戦でも敵ごとに適切な倒しかたを考える必要がありました。

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遠距離攻撃をしてくる敵と近接攻撃をしてくる敵だったり、一体ずつは弱いけれど数で集ってくる敵と拘束してくる敵だったり、敵側が連携してくるので、フロアに入った瞬間、状況を把握してサクサク動く必要があります。
とはいえ、あくまでRPGであり、強い武器防具を用意してから挑めば、多少のプレイヤースキルはカバーできました。

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もちろん、アクションなのでプレイする度に上達もします。
第一、第二階層の中ボス戦は、戦う度にどんどんコツを掴んで、最後に戦ったときは完全回避しながら華麗に倒せたので気持ちよかったです。最初のうちはヒットアンドアウェイが上手くできなかったのですが、操作に慣れてくるとスムーズに動かせますね。

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ただし、第三階層で待ち構えていた大ボスは座して動かないタイプだったので、ポーションがぶ飲みしながらゴリ押しで倒してしまいました。

ダンジョンは単にアイテムを拾ってくるための場所かと思いきや、それ自体に秘密があるような様子です。

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経営に必要な以上の探索はしないように言われているのに、ダンジョンそのものを攻略しようとしている主人公ウィルの行動は、村にとって迷惑なのでは?と思わなくもないです。
中に入るときも、ペンダントで脱出するときも、スライム状のものに包まれる演出が微妙に気持ち悪いし、ダンジョン内で力尽きるとぺっと吐き出されるのも、なんだか気持ち悪いです。ダンジョンは生体で半休眠状態なだけとか、そういう話でないことを願います。

この手のゲームで気になるのは、一度に持てるアイテム数ですが、本作はこれがかなり厳しめ。一階層を隅々探索し中ボスを倒した段階で、カバンが9割埋まるくらいです。

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そのうえ、宝箱のアイテムは呪いがかかっていることが多く、カバンの特定の位置にしか置けなかったり、帰還時に隣接アイテムの数を減らす効果があったりするので、配置にパズル的な工夫が必要になるのも、個人的には好きですね。

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カルカッタ第二階層から、不要アイテムをその場で売る機能が解放されたので、ほとんど捨て値なので、どれを持ち帰りどれを売り払うかは今後も悩まされそうです。

お店の方は、ダンジョンで手に入れたアイテムをそのまま並べて売るだけで成立。

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一応、武具やポーションに加工して売ることもできるけれど、売ろうとするとほぼ原価になり、エンチャントの有無も評価されないので、ひと手間かけるメリットは感じませんでした。装備アイテムを求めてくる客相手に、余剰ポーションを売る程度でとどめています。
経営要素は、主に値付けですね。客の反応を見て、適正な価格を探っていくところが楽しい感じでしょうか。一応、需要度だとか、同じものを売り過ぎると価値が下がるとかあるようですが、あんまり実感はしていません。

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品出しやレジ打ち、店を大きくしてからは万引きの撃退もワンオペでやるので、これは店が大きくなるほど大変になっていく予感がします。

概ね期待した通りのゲームで、不満点は細かいことだけ。
ひとつは、操作説明がほぼイラストだけで行われるため、ピンと来ないことがある点です。細かいことがわからないので、私が気付いていない要素もありそうです。カレンダーとか、なんのためにある要素なのかわかっていません。

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それから、ダンジョンの出入りや階層移動時など、一部ロードが長いタイミングがある点。マップ生成に時間がかかるのは仕方ないですが、最初はいつまでローディング中なんだろうと心配になりました。

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