ARライブ「VΔLZ×DRAMATIC STARS COLLABORATION LIVE ~劇的演舞~」配信に参加しました。
https://idolmaster-official.jp/live_event/valz_ds_gekitekienbu/
※本公演の配信映像は、全編スクリーンショットによる撮影とSNSへの投稿が許可されています。
にじさんじ所属VTuberユニット「VΔLZ」との、まさかのコラボライブ(配信のみ)。Vtuberは嗜まないものの忌避感はないし、SideM初のARライブなので雰囲気を知りたくて参加しました。
結果、公演時間は1時間と短めでしたが、ソロメドレーや交換曲の実現など、「まさかそこまでやらないだろう」という予想を飛び越えた内容で非常に満足しました。
私は、VΔLZの存在を今年3月に公開されたコラボ番組「VΔLZ A LIVE」で初めて知った(長尾景氏個人は、サイスタ実況やアニメ同時視聴会をされていたので見たことがある)レベルで、楽曲の予習もしていません。それでも問題なく楽しかったです。
唯一、アンコールがなかったことだけが不満です。現地客入りなしとはいえ、心の声を聞いていたなら、アンコールの声も届いていたはず……!
3Dのキャラクターが歌って踊るという意味では、ARライブもファンコンも同じような印象でしたが、ステージが背景まであることと、斜めや横からの映像があるのが明確な違いだと思いました。
また、ファンコンだとアップのアングルがないのに対し、ARではかなり近くまで寄って表情で魅せるカットが多く良かったです。
今回、にじさんじ側からの技術提供はあったのかどうか不明で、ライブの構成やカメラワークは315プロで見慣れたものでした。しかし未来研スタジオではないリアル会場で演じているように見えたので、もしかすると今回は実験として配信だけだけれど、MCで「次は会場で見てもらいたい」という話をしていたのが、次の伏線だったりするか?と期待を抱かされました。
以下、披露順にまとめます。
第一部コーナーは、各ユニットが連続2曲披露とは思わなかったので、初っ端から驚きました。
初手「STARLIGHT CELEBRATE!」では輝が最年長なのに跳ねまくっていましたが、最初の曲だけあって動きが少ないので、それを動的に補っていると感じられました。
「Change to Chance」は3DMVともリアルライブともまた違う味わいがあって格好よかったです。MCでDRAMATIC STARS側が、画面越しの見えかたを考えた、と話していたのですが、それを配信で実感できたと思います。
VΔLZの「SHOOTING DELTA」は普通にアイドルらしい曲、「黎明の轍」はストーリー性が高い楽曲で、幅の広さを見せつけてきたなという感じ。
「黎明の轍」はライブ初披露だったそうで、そんな大切なカードをコラボで切って良かったのかと、にじさんじファンの心理を心配してしまいました。
ソロメドレーは、長尾景氏ソロ曲が始まった時点で察知しましたが、DRAMATIC STARS側がまさか2曲目のソロ曲をやると思わず、ブリッジで唖然としました。
弦月藤士郎氏の「Wanderland」が、可愛いゆるふわ系のキャラなのにバリバリの低音サウンドで意外!と驚かされました。VΔLZ曲の多くは弦月氏が作詞作曲らしく、「VΔLZ A LIVE」での変なキャラ(笑)からは予想もしなかった多才ぶりにも驚きます。
それから、ソロ曲は1人だからアップのカットが何度かありました。甲斐田晴氏は、VTuberにこんなことを言うのも変なんですが、顔が良くて、アップになる度に笑っちゃいました。
交換曲で披露した「浮世の演舞」は、DRAMATIC STARSの楽曲にはない薄暗さと攻撃性がある曲で、最初から最後まで惹き込まれました。
ちょうどDRAMATIC STARSのファンコンストーリー「なりたい姿、目指す先」を読んだので、「楽曲を借りるからには中途半端なことはできない」と言う桜庭の姿勢が一貫していたのも良かったです。
対する「MOON NIGHTのせいにして」は、交換曲をやると分かった時点で、これまでの経緯からこの曲だと予想できたので、やっぱりきたか!でした。
最終ブロックを最高に盛り上げていたと思います。また、同じ曲、同じパートを歌っていたことで、長尾氏の声が輝に似ているなと強く思いました。
「Amazing Moment」は、フルサイズ初披露。それぞれの楽曲や事務所名などを織り込んだ歌詞、モニター演出、振り付けでした。最後はお互いにデルタマークとMのハンドサインをして終わるのが、コラボ相手へのリスペクトを感じて温かい気持ちになりました。
セットリスト
- STARLIGHT CELEBRATE!
- Change to Chance
- SHOOTING DELTA
- 黎明の轍
- Universe
- Beginning Tomorrow
- Wanderland
- スカイスケープノート
- Shiny Sunny Step
- My Starry Song
- 浮世の演舞(DRAMATIC STARS Ver.)
- MOON NIGHTのせいにして(VΔLZ Ver.)
- Amazing Moment