9月6日発売のPS5アクションゲーム「アストロボット」プレイ開始。
日頃、純粋なアクションゲームを発売日買いすることはない私ですが、「ASTRO’s PLAYROOM」が最高に面白かったので、御礼を兼ねて購入しました。
なお、アストロとどうぶつキーホルダーが欲しくて、久し振りにパッケージ版を購入したのですが、パッケージ内側のデザインも凝っているし、操作説明を兼ねたミニポスターも封入されているので、パッケージ版を買ってよかったと思います。
アストロボット仕様のDualSenseワイヤレスコントローラーも買えばよかったです。ゲーム中で最初に自機として動かすものがコントローラーなので、ここでリアルとゲーム内が一致していたら一層楽しかったと思います。
しかもこのコントローラー、メーヴェみたいに空も飛ぶんですよ!
今のところ、前作「ASTRO’s PLAYROOM」をよりリッチにした印象で楽しんでいます。宇宙船内部が前作のCPUプラザになっていたので、ちゃんと前作と繋がっているんだ!とワクワクしました。
アクションではあるけれど、笑いもあるし、可愛らしいボットたちとPSハード類を見ているだけで元気も出て、遊びながら癒されます。
そう、今回はボットたちだけでなく、乗り物として登場するPS5本体やコントローラーにも愛嬌があります。特に宇宙船が表情豊かで可愛らしくお気に入りです。
(→ ←)の顔で体を震わせている時なんて、思わず応援しちゃいました。
そして、長くPSで遊んでいるゲーマーの「懐かさ」を刺激する要素も満載。
ゲーム開始時に、まずメモリーカードを選択する演出があったのですが、シールが可愛いという理由で2つ目のメモリーカードにしようか悩みました(笑)。
ポケットステーション君がコレクション管理役なのは前作同様ですね。
今作は盗まれたPS5コアと散り散りになったボットたちを集めるという明確な目標があるので、より収集意欲が刺激されます。まあ、助けを待っているにしては、プールで泳いでいる奴とか、ドングリを集めている奴とかノンキな奴も結構いますが。
救出したボットたちは、ベースキャンプで思い思いに過ごすだけでなく、呼ぶと手伝いをしてくれるのが「幻想水滸伝」の本拠地発展みたいで楽しいです。このベースキャンプをボットで埋め尽くしたくなります。
まあ、全景見るとかなり広さがあるので、300体では流石に埋まらないかな……。
パズルピースを集めると、ベースキャンプの施設が開放されるようです。いまは早くガチャラボを完成させたいと思っています。
グラフィックは、美しすぎてビックリしました。特にこの墜落後のシーン。砂の一粒一粒がキラキラと光っているのが見えるようで実機だと本当に感動します。
さすが4K対応ゲームです。我が家のテレビは一昔前の物ですから完璧に堪能できていない筈ですが、60fpsでヌルヌル動くという点も大いに作用していそうです。また物理演算で水の上に浮く花びらまでちゃんと反応するので、作り物の世界だけれどリアル、という不思議な箱庭感覚があります。
コントローラーの活用具合は今回も絶妙。アダプティブトリガーはまだしも、ジャイロと振動機能でアストロシリーズより気持ちよく動くゲームは思いつかないレベルです。古代遺跡サルテカの扉の開けかたが分からなくて首を捻ったのですが、壁を触って振動が大きいところだけ押し込めると分かったら、これはやりたくなる仕掛けだと納得しました。
また、派手な演出だけでなく、左右の足の動きに合わせた振動と音が伝わってくるとか、意識しないと分からないくらい細やかに作られていると思います。その結果、振動や音の反応が楽しくて、あらゆるものに触ってみたくなります。赤ん坊が身の回りのものなんでも触れたがるのと、ある種同じような感覚かもしれません。
どんどん新しい惑星へ行きたくなるけれど、ひとつひとつのステージが作り込まれていて、雑に通り抜けるのも勿体無いと感じます。攻略上、何の意味もないけれどビーチベッドで眠れるとか、プレイヤーの何人が体験しているんでしょう。
自分で一度に進める量を制限して、ゆっくり楽しみたいと思います。