航海シミュレーションアドベンチャーゲーム「サグレス」Switch版をプレイ開始しました。

Sagres

現在地:アフリカ南端行き前

コーエーの「大航海時代」シリーズオマージュのインディー作品だと聞き、「大航海時代IV」の楽しかった記憶を思い出して購入。

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卒業面談で初期ステータスが決まるという、雰囲気作りの良さで最初から引き込まれ、チュートリアルから序盤の山場っぽいところまでサクサク進めてしまいました。

1480年ポルトガルの航海学校を卒業した主人公(フェルディナント)は、自身の援助者・アントニオ公の失踪の真相を追って、公の娘ルシアと共に航海に出るーーと導入がガッツリあり、割とストーリー主導型。
メインストーリーは国の仕事を請け負う危険なども描かれていて大航海時代の光と影が感じられますし、探索物発見時のやりとりはコミカルで、同志であるルシアとニコラウのことがどんどん好きになります。特にニコラウは、自分が船に乗ることを申し出る時の控えめなアピールが可愛いおじさんっぷりでお気に入りです。

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主人公は喋らない&目元が隠れている無個性タイプなのに名前が固定なのは、歴史上の人物を重ねているのでしょうか。マゼランのファーストネームではあるけれど、年代に若干ズレがあります。アフリカ南端行きとなると、同行するエミリオに対して、希望峰=バスコ・ダ・ガマが連想されますが、一致していないし、単にポルトガルによくある名前でつけたのでしょうか。

「大航海時代IV」だと商会のお話だから、私は貿易で財を成すことを重視していたのですが、本作は探索がメインだと感じています。ちょっとだけ積荷を運んでみたけれど、微々たる儲けだったし、一種類の荷物しか積めないようなので、香辛料が解禁されるまで貿易要素は放置でいいかもしれません。

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そもそも艦隊でなく一艘だけの旅ですし、導入から考えても冒険譚というノリが正しいかもしれません。
航海に拘らず、地上を歩いて探索できるのは面白いと思いました。その分、探索範囲が文字通り世界中に広がるので大変そうですが……。

システム面はかなり丁寧です。

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操作コマンドは画面に表示されるし、難しい要素はないので直感的に操作できます。選択肢をAかBの二択で回答するタイプなので、うっかりキャンセルのつもりでBボタンを押してしまうことが数回ありましたが、しばらくするうちに慣れました。

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航海に必要なリソースは画面上で管理できていて、アイコンの意味さえ覚えれば快適に進みます。発見物の報告やセーブを怠っていると、邪魔にならない程度のメッセージが出るのも親切だと思いました。
バグっぽい動作もいまのところ見受けられません。
と言っても、実はバグだと思った仕様はあります。作中に、このような文字化けした台詞が登場したからです。

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最初はバグを疑い、でも同じコマンドをした時にちゃんと表示されていた記憶もあるし、途中から崩れるなんてありえないと首を捻りました。どうも、その土地の言語を習得していないと正しく聞き取れないことの表現として、このように文字化けした台詞になるようです。面白いですね。
それで、言語最優先で航海士をスカウトしたのですが、画面右側の言語がフォローできておらず、今後を考えるとアフリカ語3の航海士が欲しいところです。

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他に、請け負った探索とは別の発見物の報告をすると、それまでに聞いた噂がクリアされてしまうという問題は見つけましたが、特殊な操作ではあるし、バグというのは申し訳ないかなと思ってます。

探索中にはミニゲームが発生します。
これに関しては、戦闘ゲーム(じゃんけん)以外は操作やクリア条件に関する説明が全くなく、突然始まるので少し戸惑いました。

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「釣り」や「迷宮探索」(倉庫番)は見れば何をすべきかわかる画面だったので良いのですが、「発掘」が意味不明で、何度かリトライする羽目になりました。失敗ペナルティがないだけ良かったです。
ちなみに、スコップの使用回数が0になる前に、画面のどこかに埋まっているアイテムを見つけるというゲームだったのですが、そもそもアイテムがなかなか見付からなくて、そういうゲームだと気付くまで手間取りました。

希望峰行きに備えて船をキャラベルに乗り換えたら金がなくなったので、現在は金稼ぎ中。
探索をしていると、ずっと探索していたくなってしまうので、どこかで区切って先に進むことにします。

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