猫探しゲーム「Cats Hidden in Italy」Switch版をプレイ。

Cats Hidden in Italy

私が過去に購入した猫探しゲーム「Hidden Cats in London」のシリーズ新作かと思ったら、開発元が違いました。
今回は、オマージュゲームとしてどの程度のものか見せてもらうつもりで購入。まぁ、オマージュもなにも、ポイント&クリックゲームで題材がネコなんて、世に溢れているのですけれど。
※「Hidden Cats in ○○」はSilesia Games、「Cats Hidden in ○○」はTravellin Catsが開発。

タイトル画面は、ゲーム開始のボタンと設定ボタンの2つだけという、シンプルな構成。
ちなみに、本作の起動直後は言語設定が英語になっていました。

Cats Hidden in Italy

導入ストーリーも操作説明もないし、猫を見つけたときにTIPSが表示されるわけでもないので、ゲームプレイ中はどこに言語設定が活かされるんだろうと訝しみました。クリア後にメッセージが表示されたので、一応設定する意味はありました。

設定画面に関しては他にも謎がありました。
拡大倍率と思しき設定はあるのに、ゲームプレイ画面にズームボタンがあるわけでも、ボタンを押したり、タッチ操作でピンチアウトして拡大できるわけでもなく、どうやって2倍表示するのかまったく分かりませんでした。
試しに3倍に設定を変えてからゲームステージに進んでみて、そこで、拡大時の倍率ではなくて、単純に表示倍率の設定だったんだ、と気付きました。

▼2倍設定だったときのゲームプレイ画面

Cats Hidden in Italy

▼3倍設定に変更した後のゲームプレイ画面

Cats Hidden in Italy

デフォルトが2倍でなく「1倍」なら直ぐ理解できたと思うし自然ですけれど、そうすると次の選択肢が2倍じゃなくて「1.5倍」になってしまうから、こういう設定なのでしょうか。

初期設定だと動きが速すぎてカーソルを合わせにくいので、カーソル速度は左寄りにして遅くすると遊びやすかったです。タッチ操作もできますが、小さい猫に反応しにくいので、カーソルでプレイする方が楽でした。
猫の鳴き声設定は、単純に発見時(クリック時)に鳴くだけの要素ですが、BGMを消して猫音声だけにすると、連続で発見した時にニャーニャー聞こえてちょっと癒されます。

ゲームステージはイラスト一枚だけで、2倍表示でも縦横4スクロールすれば見渡せるくらいのサイズ感。全景でこんな感じです。

Cats Hidden in Italy

隠れている猫は100匹。サイズは大から極小まで色々です。
クリックすると群青色でマークされます。猫以外に、犬や魚もクリックするとそれぞれ独自の色に変わりますが、特に記録はとられていないようでした。後で確認したところによると、実績(トロフィー)要素で、ネコ以外を見つける意味もあるようです。クリア時メッセージによると「インタラクティブ・オブジェクト」という設定で26個用意しているらしいけれど、10個くらいしか気付かなかったので、全部探すとなるともう少し楽しめそうです。

残り2匹がどうにも見つからなくて、諦めようかと思ったところで、いつの間にか猫のカウンター部分に電球アイコンが表示されていたことに気付きました。

Cats Hidden in Italy

クリックすると、未発見のネコがいる区画に画面が移動する……のだと思いますが、誤タップしたのか、最初は関係ない区画が表示されて、首を捻りました。
また、電球アイコンをクリックして表示画面が変わったとき、画面全体にちらちらと黒い点が飛ぶのが気になりました。スクリーンショットには映らなかったから、Switchの液晶側の問題でしょうか。それはそれで怖いです。

ちなみに、自力で見つけられなかったネコのうち1匹は赤枠で囲ったこいつなんですが、どう思われますか?

Cats Hidden in Italy

私の目には、ネコがいるように見えません……。

最後の1匹をクリックすると唐突に終了。
「Hidden Cats in London」だと、ステージ全体が色付いて派手に祝福してくれるのですが、本作は背景はモノクロのまま、非常に可視生の低い花火が打ち上がって終わりなので、少し寂しく思いました。
その代わり、クリア後は「タイマーモード」で遊ぶことができて、こちらだとクリア時にタイムがランキング形式で表示されるので、やり切った感があります。

Cats Hidden in Italy

癒され目的のゲームでタイムアタックをする?と疑問に思いましたが、やってみると意外と見落としを無くしてタイムを早くしたいと感じたので、クリア後も再プレイしたくなるおまけ要素として案外良かったです。

コメント

ユース

こんばんは、e-shopで少し前にバズった8番系ライクやスイカゲームの類似品みたいなの結構出てるからねぇ…
乗るしかねぇこのビックヴェーブにって感じで盛り上がってますからねインディー界隈 (某パ〇ワは代表面して界隈から総スカンだが)

麻生壱埜

コメントありがとうございます。
その作品特有の面白さがあれば「これがやりたかったんだな」と納得できるのですが、インディーは露骨な類似品がありますね。
その点、大手の模倣作品は、線引きはされてると感じるので、やっぱりちゃんとしているんだなと思いました。

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