現在地:希望峰到達→海賊討伐→アメリカ大陸での冒険終了まで
結構話を進めたので、ストーリー的には折り返しを過ぎていそうですが、まだ世界地図は全然埋まっていないので、案外先は長いのかもしれません。
まず、あちらこちら探索して金を稼いでいる内に、ふと気付けば史実の希望峰発見の年を過ぎていたので、アフリカ南端行きを決行しました。
ちゃんと準備したつもりでしたが、キャラベル船での南端行きはかなり大変でした。ルアンダからケープまで、補給なしギリギリで船員がよく耐えてくれたと思います。
結局、希望峰に着いたのは1492年。史実イベントは強制的に発生するゲームだったら、南端行きの功績を他に取られてしまうところでした。
いや、イギリス海賊船が待ち構えていたことを考えると、実際は彼らの方が先に希望峰に辿り着いていたことになりますね(苦笑)。
そして、ここの戦闘が大変な激闘でした。こちらのHP200に対し、敵の船はHP300。この時点で装備をもっと強化してこないと無理じゃないか?と気弱になりました。瀕死になってから洞察効果が連続発動してギリギリ勝てたので、奇跡を掴んだと思いました。
国の依頼をこなしたことで真相が明かされ、ルシアの父親の生存が確定事項となったのは意外な展開でした。
まさか、国と父親がグルになって芝居をうっていたとは思いもしませんでした。でも、娘の性格を読みきれていなかったと考えると、爪が甘いです。
彼の部下たちを倒していった末のアーチボルドとの戦いは、一回負けてやり直しました。
衝角攻撃が解禁されたことで、最初に大ダメージを与えられたものの、その後は実力勝負で、普通に運が悪くて負けました。戦闘向きに改造した方が良いのか悩みましたが、単なるやり直しで突破できたので、じゃんけんの運もあるなと思います。手札が偏って、出したい手が出せない時もありますしね。
物語が大きく動くという警告があったので多少予想を立てていたのですが、ニコラウ、ルシアの離脱まではまだしも、自身は西行きを強行して遭難のうえ船を失う展開は予想外でした。
いくら陸上も歩けるゲームとはいえ、船がないと航海モノとは言えませんからね。
その後、ルシアを見つけるより前に、航海を始めた当初の目的だったアントニオ様と思わぬ再会を果たしてビックリしました。しかも、助けに行くような心持ちだったのに、実際はこっちが捕虜の立場から助けられる形になっていて、非常に不思議な気持ちになりました。
アントニオの為人は、後見人のお貴族様という言葉からは思いもしない、豪快、且つお茶目な人物でした。船の修理に必要なもの、として列挙されたいくつかの不用品に対して、フェルディナントの不審が商品説明に表れているのが笑えました。でも父親としても仕事人としてもいい大人で、直ぐ好きになれました。ルシアが「お父さまっ子」なのも納得です。
船と自分の代金のために貿易で稼ぐことになり、えっちらおっちら小さな額を積み上げていたら、「交渉」という新要素が登場。
通りで、貿易で得られる利益が低すぎると思っていたんですよね。早く教えて欲しかったです。
最後は、ひたすらコロとサントドミンゴの間を往復して、真珠とラム酒の仕入れと販売を繰り返しました。
単純に、ここが移動しやすくてある程度の利益が確保できたためですが、どれだけ同じ荷物を同じ場所に運んでも値崩れが起きないので助かりました。
その後は、なんとインディアスの民を守って、コンキスタドールを撃退することに。
大航海時代に対する認識がアップデートされた現代ならではのストーリー展開だと感心しました。また、描写はそれほど多くないのに、大航海時代におけるエスパーニャは本当に野蛮で最悪だ!と思わされたのも巧みでした。アルカソヴァス条約やらトルデシリャス条約も知らなかったので、勉強にもなりました。
エスパーニャをポルトガル国籍の船が攻撃したと責められないよう、こちらが海賊になる展開には膝を打ちました。
海の脅威値なんて言う、このシーンだけの要素がわざわざ用意されているのも良いです。いや、主人公も相手が違うだけで野蛮ですわ(笑)。しかしそこまでした甲斐あって、ルーカスを倒せたのはスカッとしました。こちらの船は相変わらずHP200なのにHP500で目を疑ったけれど、アーチボルドの方がよっぽど強かったです。
とは言え一時的に鼻を明かしただけ。エスパーニャ相手では土地を明け渡すしかないインディアンたちの悲哀が折り込まれたほろ苦い終幕も含めて、新大陸での冒険は実に良かったです。
ルシアとニコラウが帰ってきて、それはそれで嬉しいですけれどね。
話に出てきたので次はジパング行きかと期待したら、その前に香辛諸島を目指すことになりました。物語の続きも気になりますが、まずは補給なしで遠洋まで行ける船を調達するのが先かなぁと考えています。