PS4版アクションパズルアドベンチャー「バリアント ハート ザ グレイト ウォー」を開始。

Valiant Hearts

現在地:ヌーヴ・シャペルクリアまで

「可愛い犬が相棒のゲーム」という情報だけ目にして、以前に購入してあった作品です。
犬に癒されたいと思ってライブラリーから引っ張り出してきたのですがーーその正体は、第一次世界大戦中のヨーロッパが舞台のパズルアドベンチャーという、心も頭も使わされるゲームでした。

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いや、タイトルに「GRATE WAR」とある時点で、第一次世界大戦だと気付いてはいたので、騙されたと宣うつもりはないです。

肝心の犬は、タイトル画面にはいたものの、ストーリーの最初から登場しているわけではありませんでした。

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ドイツ人の国外退去命令により、ドイツ人夫とフランス人妻の家庭が引き裂かれ、その父親は召集されるという導入から気が滅入りつつ、犬が出てくるまでは話を進めよう……と思って30分ほどプレイ。
すると犬とは出会えたものの、メイン主人公のフランス人エミールはドイツ軍の捕虜、犬はドイツ側の軍用犬という、この後どうしてこの二人が相棒になるんだと不思議な組み合わせに首を捻り、もう少し進めることにしました。

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すると、空撃によってドイツ兵が逃げ出し、取り残されたエミールと犬で進んでいくことになったのでした。犬が早速、家屋に埋まったエミールを救ってくれて、なんて優しくいい子なんだろうと感激しました。

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しかも、その後もエミールを先導したり、指示に従って取ってきて欲しいものを咥えてきてくれたり、人間の目には見えないお助けアイテムを掘り出してくれたりと、あまりに賢く有能です。
アイテムを受け取った後に、ちゃんと犬を撫でて労うアクションがしてくれるエミールにもにっこりしました。

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私はこの犬の名前も知らないのですが、もうすっかり大好きになってしまいました。

なお、犬に会うという目標を達成できたので、一区切りしたらゲームを終了しようと思っていたのですが、エミール操作パートの終了地点が「犬が鉄条網に引っ掛かったところに、制御を失ったトラックが突っ込んできてーー」という絶体絶命のピンチだったので、犬の無事を確認するまではゲームを終えられないと思い、続くフレディ操作パートで1人と1匹を救うまで進めた次第です。

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ギリギリでしたが、一回の挑戦で救えてホッとしました。

前半はなんだかエミールも語っている通り、小隊に奇妙な明るさが漂っていて、この調子ならそんなに悲しい展開はないかと思ったのですが、戦場に出てからはかなり緊張を強いられます。
ゲームシーン中は台詞が一切ないですが、それでも各々の気持ちは伝わってきます。幕間のナレーションと、それぞれの心情が語られる日記で補完していくのでしょうね。

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大戦に巻き込まれた一個人の目線で物語が進む、というのもなかなか新鮮ですし、濃いストーリーが展開されそうです。
史実も織り込まれていて、第一次世界大戦については詳しくないので勉強になります。

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でも「弾幕」という戦法が初めて使われたのがヌーヴ・シャペルの戦いと言われると、長篠の戦い!と反論したくなりました。

グラフィックはコミック風で、綺麗にアニメーションするので、まさに自分の手で絵を動かしているような感じ。

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ただ、イラストとして完成された画面にするために、パズルに使うアイテムはささやかに光るだけなので、見落としがち。またテキストによるヒントがなく全てグラフィックで表現されているので、こんな序盤からパズルを解くのに苦戦しています。
ステージに隠されたコレクションアイテムは、最初存在に全く気付いていなくて、たまたま拾ったコインで判明。予想ですが、これを集めるのがトロフィーの壁になりそうですね。

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