現在地:Chapter1「黒い雲」終了
結構プレイしたつもりが、Chapterの一つが終わった段階で驚きました。でもよく考えたらプレイ時間の半分くらいは、謎解きができなくて右へ左へ右往左往していただけでした。
まさか、Chapterが進むごとに難易度が上がるなんてことはないですよね……? 単なるストーリーの区切りだと信じたいです。
今回プレイした範囲では、特にイーペルの毒ガス装置を止めるところで苦戦しました。
地上に毒ガスが噴射しない状態になればいいのかと思って見当違いのことをしていたのと、箱を重ねるには積荷を一旦下ろして持ち上げねばならないと思い込んでいて、その動作ができないことにずっと首を捻っていました。単にトロッコの上に載せればよかったんですね。
それにしてもウォルトは、指示に従って左右のレバーを正しく引いてくれるし、撫でるとお腹を見せてくれるのが愛しいです。
※いつまでも犬のことを犬と書くのが寂しくて、名前を調べてしまいました。ウォルトと言うそうです。
ドイツ兵にけしかけると、兵士がみんなウォルトと戯れるのにはホッコリ。なんでここに犬がいるんだ、と疑問に思わずまず可愛がる方を優先してしまうなんて、みんな犬好きなんですね。
同時に、その隙に近付いて後頭部を殴るのがちょっと申し訳ない気持ちになります。ウォルトに悪いことの相棒をさせているみたいで……。
パズル要素で使うボタンは画面表示されるので問題ないのですが、アクション操作が結構複雑で、障害物を乗り越えるとか、物を投げるとかの操作方法が時々わからなくなります。ステルス中やボス戦だと焦るせいもありそうです。
これまでの面も、基本的には爆撃を避けて進むようになっていましたが、今回は車に乗って正面に走ると構図もあって、少し新鮮でした。
その代わり少しコースが長くて集中力が続くか不安なところもありました。1ミス即死ではなく、2発までは喰らっても車両にダメージがあるだけなので、なんとか挫けずに済みました。
ステルスゲーム要素も増えてきました。UBI製なので、アサシンクリードっぽさを感じます。でもトロッコの移動に合わせて隠れながら進むのは、FF7Rのチョコボ捕獲の方を思い出しました。
話としては男爵を追っているだけで進展がなく、暗く緊張する画面も多くて疲れるゲームですが、ランスのステージが非常によくてモチベーションが戻りました。
まず、ランス大聖堂(ノートルダム大聖堂)に向かうフレディからエミールに視点が戻るカメラワークの感動と、街が画面の中に再現されているスケール感で心を掴まれました。薄暗い塹壕とかばっかり通っていると忘れてしまうけれど、このゲームのアートはとても美しいと思います。
その後、ランスの街の中のパズルは、取り残された人を助けるなど、人々と交流できる内容で良かったです。
最後に助けた人々が協力して車を動かしてくれたときは、清々しい気持ちになりました。
通りで「s’il vous plaît」と言っているのが聞こえて、フランス人なんだなと急に認識できたのですが、もしかしてドイツ軍の拠点にいるときはよく耳を澄ませればドイツ語が聞こえたのでしょうか。次に潜入シーンがあれば気にしてみたいと思います。
ランス大聖堂ではボス戦(2回)が待っていました。
1回目のボス戦が、なにをしたら良いのか全く分からず、ヒントを見てからも、かなり総当たり戦で苦労しました。
2回目の方は、やることはすぐ分かったものの、動く対象に対して、敵の攻撃を避けながら手榴弾を投げるのは結構難しくて、これも攻略まで時間がかかりました。
男爵の乗った飛空挺を墜落させたから、これでフレディの目標も達成して戦場にいる理由がなくなるのでは?と思ったら、次のChapter2はイーペルで出会ったアンナにスポットライトを当てるストーリーになる様子です。
ただ過去編だとすると、ウォルトが登場しないのでは?と少し心配です。