現在地:Chapter2「壊れた大地」終了
前半は、アンナがエミールたちと共に男爵を追うことになった経緯を体験。
後半は、男爵を追い詰めるも再び逃げられるーーというオチは前回と一緒でしたが、カールやアンナの父親は救出できので少し前進した感じです。
Chapter1は基本的に右に進むゲーム性でしたが、このchapter2では右に行ったり左に行ったり、手前に行ったり奥に行ったりで、あちらこちらのフラグを回収して回る必要があり、なにをしたら良いか一層悩む感じになってきました。道に迷うほど複雑なステージは今のところないですが、私は手前のドアを見落としがちで、行く手に迷う箇所はありました。
また、救護活動をするQTE的なミニゲームが挿入されるようになって、かなり緊張します。見た目は音ゲーみたいですけれど、波形を見てもどのボタンを押すか先読みできないので、音ゲーとは認められないですね。
アンナについては、冒頭のパリのアパルトマンで、獣医なのに容赦なく鳩に暖炉の石を投げ付けたり、勝手にタクシーの運転手を代わってしまう破天荒ぶりに驚かされました。
まぁ、医療従事者にはこのくらいパワーがないとやっていけない側面もあるのかな。
アンナの父親が毒ガスを開発したと判明する箇所では、少しショックを受けましたが、望まぬ大量殺人に加担させられている父親を助けたいという気持ちは理解できたし、だからエミールたちと目的が合致したんだなと分かり、諸々納得しました。
パズル難易度はいったん下がった気がします。イーペルまでは割とスムーズに進みました。
ただイーペルは、地下室のダイヤルドアが何度やっても開かなくてパニックになりました。数字が間違っているんじゃないかと疑って二度確認したくらいです。
実際は操作の問題で、ダイヤルを早く動かしすぎていました。数字を指した状態を維持するとロックされるから、それから次の数字に移動するのが正解でした。
そのあとは、エミールたちを拾った後の時間軸に戻って、飛空艇の墜落現場からカールを救出。
このステージから、ウォルトを移動させることで、手間のエミールと奥のフレディの操作を切り替えるという仕掛けが登場しました。ウォルトがいる側が主、というのは分かりやすくて良いです。
ここではフランス軍からも隠れて進む必要があり、エミールたちの立場が分からないと思っていたのですが、脱走兵となっていたんですね。捕虜収容所から逃げたからって軍属じゃなくなるわけでないのは、そりゃあ当然でした。フレディに至っては、勝手に戦場を離れていたのか、とようやく気付きました。
そんなわけで、フランス軍に戻された二人はヴェルダンへ配属。
最初は手紙を書くためインクとペンを探すというちょっとほのぼのした目的から始まったので油断していたら、すぐ空襲され、モタモタしているうちに爆撃で2度も死にました。史実情報も読んで、第一次大戦にはこんな激戦区があったのかとゾッとしました。
でもゲーム内では小さな勝利を得て、エミールたちはちょっと上向きの調子でこの戦いを終えられたので、ホッとしました。
表彰されても、エミールの姿は捕虜時代のタンクトップ一丁から変化しないことに笑いました。
物資が乏しいから、兵士の服すら支給されないんですか?
chapterの最後は、ドゥオーモン要塞に乗り込み男爵と対決。
火炎放射器を構えている兵士の前にウォルトを送り込むところは、ウォルトが燃やされたらどうしようと考えて緊張しました。ちゃんと、目標物を見てから引き金を引く兵士で良かったです。
ボス戦は、やるべきことはいつもと同じく、爆弾に火を付けて投げ込むだけだと分かったのですが、適切なタイミングが掴めなくて、手当たり次第に爆弾を投げまくっていたら倒せました。
しかし、敵を倒した結果フレディたちが篭っていた部屋まで爆発したようですね。その後が描かれないまま場面が変わってしまったので、どうした?と思って日記を開いたら、とんでもないことが書いてあって、しばしフリーズしました。
いや、犬が死ぬわけないのです。犬が犠牲になるシナリオは許せないという気持ち的な理由と、犬がいなかったらパズルゲームとしてできることが減ってしまうというゲーム的な理由から、まさか死んではいまいーー
と思う反面、2匹目の犬を登場させればその問題は解決するな、とも思ってしまいました。しかもchapter3最初のエリアで辺りを探索してみたら、エサを所望している犬がいるのです。思えば、ウォルトとの出会いも、国は違うけれど捕虜収容所で、水を飲ませてやったのが始まりでした。
え、まさかウォルト、死んでないですよね?
凄く不安になってきたので、早く続きの物語を確認しなければなりません。