Switch版猫探しゲーム「Cats Hidden in Magic Places(ねこが魔法の場所に隠れた)」をプレイ。

ねこが魔法の場所に隠れた

また違う開発元(Halva Studio)の猫探しゲームを見付けたので、購入してしまいました。
ちなみにこのゲーム、ニンテンドーストアによると対応言語「日本語」含む12国語となっていますが、一切テキストが登場しないので、そりゃあそうだと思いました(笑)。記事先頭に掲載したタイトル画面にすら、タイトル表記がないんですからね。

だからというわけでもありませんが、ゲームを始めた直後、どうしたら良いのか少し戸惑いました。
猫探しゲームのような単純なゲームの場合、何の説明もなく放り出されること自体は決して珍しくありません。本作に関しても、先のタイトル画面でAボタンを押すと下記のステージ選択に進み、遊びたいステージを表示してAボタンを押すと、猫を探すプレイモードに移行するーーというよくある仕様なので、本来なら悩む要素はありません。

ねこが魔法の場所に隠れた

しかし、このステージ選択画面がピンと来ませんでした。

というのも、いま表示しているステージの名前も通し番号もないため、ステージの違いが一目して判別できなかったのです。ステージ中の全ての猫を見付けると、ステージ全体が色付くので、クリア済みステージと未クリアステージは見分けがつきます。

ねこが魔法の場所に隠れた

しかし最初は全部モノクロですし、携帯モードだとどういう風景なのかも掴み難いです。いくつか画面を切り替えたあと、1ステージ目はどれだったのか分からなくなって、一度ゲームを再起動してしまいました。
また、見分けられるようななってからも、合計10ステージあるはずが、6ステージしか見当たらなくて首を捻りました。これは、R/L(または上下キー)を押すと屋外・屋内が切り替わり、屋外のステージが6つ、屋内のステージが4つという形になっていたためでした。

ステージ選択の動かしかたさえ分かれば、あとは猫探しをゆっくり楽しめました。

ねこが魔法の場所に隠れた

ゲームとしては、各ステージ平均40匹の猫を見付けるだけ。
ヒント機能はありませんが、意地悪な隠れかたをしている猫はいなかったので問題ありませんでした。むしろ「魔法の場所に隠れた」というタイトルの割に猫の居場所は常識的だと思ったくらいです。「Shy Cats Hidden Orchestra」なんか、平気で虚空に浮いてましたからね。

ステージに満遍なく隠れているわけでなく、密集しているところがあれば、全然いないところもあります。

ねこが魔法の場所に隠れた

クリア後の楽しみはありませんが、ステージごとに任意で初期状態に戻せるため、何度でも楽しむことは可能です。
逆に猫探しの途中でステージを抜けた場合、それまでに見付けた猫がリセットされる点はやや注意が必要でした。

絵のタッチはかなり好きな部類。堂々と目立つところに猫がいたりするのも面白いし、後ろ姿とか、足だけなど顔が見えない猫がいるのは他の猫探しゲームで見掛けないパターンでよかったです。

ねこが魔法の場所に隠れた

最初のステージのうちは普通の光景だったけれど、屋内ステージは確かに怪しげな雰囲気があり、「魔法の場所」というタイトルも頷けました。
それと、猫をタップした時のSEが鳴き声なのはよくある要素ですが、本作は鳴き声の種類が複数あることと、発見した猫を再タップしたときも鳴いてくれる点がよかったです。気のせいか、タップするほど嫌そうな声になっていくように聞こえました(笑)。

ねこが魔法の場所に隠れた

400匹もいたはずなのに簡単に見つけてしまったので少し物足りなかったですが、この手軽さは、仕事帰りに1日1ステージ、サッとクリアして癒されることを目的にしたと考えれば納得します。そこから転じて、毎日1ステージ夕方に配信される猫探しスマホアプリがあったら案外人気出るかも、と思いました。

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