現在地:Chapter3「ケシ畑」終了
まずは初のカール操作で、捕虜収容所からの脱出を図りました。
目的のワイヤーカッターに辿り着くまで、パズルでアイテムを拾い、そのアイテムを欲しがっている人と交換して手に入れた新アイテムで別のパズルを解きーーというわらしべ長者的な流れで進行するのは面白かったけれど、サスペンダーを渡したら救急箱が貰えるところだけ、ちょっと強引な展開だったと思います。
ステージクリア後、結局脱走は見付かってしまい、そのタイミングでプレイヤー交代。
カールのその後が気になりつつも、続くステージではフレディとウォルトが登場して、まず彼らが生きていたと分かってホッとしました。
ウォルトが瓦礫の下のフレディを掘り返すところはエミールの時と同じで、本当によく人を助けてくれる犬だと感心しました。赤十字マークを付けているだけのことはあります。ドイツ軍では災害救助とかの訓練を受けていたんでしょうね。でも当然ながら、ウォルトはドイツ人もフランス人もアメリカ人も関係なく救うのが愛おしいです。
このステージでは、フレディとアンナの父親をフランス陣地まで帰すため、これまでと違って左に進むのが新鮮でした。
アンナの父親は、あの場で戦車に砲弾を取り付ける改造をしちゃったり、予想以上にすごい人物で笑いました。性格が善良でもこれはマッド(笑)。
装甲車を強奪して戻ってくるんだから、そりゃあ英雄になるよなと鼻高々でいたら、今度はアンナの日記に「カールが死亡した」という記述が出てきて二度見しました。
脱走兵が銃殺されるのは当然、でもゲーム的にこれまでの苦労が水の泡だからフレディ同様実際は生きているのが自然、でもアンナが言うなら間違いないだろう……と考えがぐるぐる回って混乱しました。
結論を書くと、カールが仲間とドッグタグを変えて死を偽装したという真相が2ステージ先で判明しますが、二人脱走したのはバレているので、偽装に意味があったのかは疑問です。
この工作のせいで、カールが死んだと思ったエミールは寝込んじゃいましたからね。
まだカールの訃報を聞いていないエミールが、地下塹壕(ヴォクァ鉱山)で戦っている時も、なんだかカールのことが気がかりで落ち着きませんでした。この鉱山の攻略中、落盤で往生していたドイツ兵を救出。
その先は二人で協力しながら進んだのですが、置き去りにされる危険もあるのに率先してエミールとウォルトを対岸に渡してくれる「出来た」ところや、他のドイツ兵に見つかった時も説得してフランス軍の陣地まで逃してくれる人格者っぷりに、この戦争を生き延びて欲しい人だと思っただけに、その後エミールが参加した作戦行動で爆死してしまったのが悲しかったです。
フレディの方は男爵との直接対決が叶い、QTEで殴りまくってウサを晴らせました。
トドメは刺せなかったけれど、本人がそれで納得したので、これでフレディに関してはハッピーエンドと言えるでしょう。
Chapterの後半はカール側で、捕虜収容所からの脱出の続きから、サン=ミシェルを目指す過程でのアンナとの奇跡の再会、車の修理から追っ手とのカーチェイスという盛り沢山の内容でした。
カーチェイス中のボス戦に大苦戦しましたが、やり直し地点が最初からでなくフェーズ単位になっていたのでなんとかなりました。
正直、軍服を盗んだこちらが悪いので、ダイナマイトを投げてフランス軍の戦車を倒す展開は申し訳ない気がしましたが、あまりに執拗に追跡されるのでそんな気持ちは吹き飛びました。