現在地:アメイヤ編(3周目)クリア
最後の連接世界は、選択の余地なしでマーレ・ノストラムとなりました。
2周目ルートなので、どう進めるか悩みましたが、生者の海に戻る海賊ルートに進むことにしました。こちらだと必須のヴィジョン数が少なくて、卵の入手後に3回戦うだけで孵化できるので、かなり楽な攻略になりました。
一応、「アタリ」の大波を選んで前回とは違う流れで進めたところ、今回はバルタザールが望んだ「大きな体」が与えられてボスに。
でも、道中に戦った雑魚の方が苦戦したかもな、という感じでした。
その後、ミヤコ市に戻った段階で魔精100%に達してしまいました。
知力99になっていないだけでなく、「塔」も習得していないのに!と悔しがりつつ小学校を卒業すると、プールクーラは既に災厄に呑まれており、出迎えてくれた大魔女も話の途中で結晶化してしまう状態。
魔精で満たしたクリスタルゲージを賢者魔女たちから褒めて欲しかったのに、試験結果はすっ飛ばして戦いに身を投じることになるのですね。しかし、行動できるターンになったらBGMがアメイヤ編のいつもの陽気な曲に戻ったので、案外、危機的状況ではないのかも?と思いました(笑)。
ちなみに、プールクーラ内では加藤忍が従士1541-3837に名前と姿を変えていたことで、従士の鎧のカラーも所属ごとに分かれているのか、と気付きました。
「赤の従士」の例に倣うと単なる「白の従士」で良いのに固有の番号を振られているのは、アメイヤにとって他の従士と区別したい意図があるのかも。そうだとしたら、加藤の忠誠心も報われますね。
そのあとは各所を回って、仲違いしている色魔女たちを仲裁し、災厄と戦っていくことに。
最初は強敵で、段々楽勝になっていくのは、戦況が好転している感じが得られて良かったです。
ウィルマが胸の痛みが消えたと言っていたのと、戦場を巡って手に入れたリトグラムピースの出処が鏡の破片だったことを考えると、「雪の女王」のオマージュ的でもあるし、灰の魔女の力で仲間意識を失っていたと思えるのですが、灰の魔女に嵌められてみんなからの信用を失うイベントを経ると、やっぱりプールクーラの魔女って全員個人主義で他人は信じてないのかな、と思ってしまいました。
リタにまで拒否されるのは辛かったです。
灰色の魔女戦は、本物とコピーの合計5体登場して、全員が吹雪や天雷などを撃ってくるという、正に最凶の名に相応しい戦いでした。
とにかく、敵の攻撃が厳しかったです。ガードなしだと、全体攻撃でもこちらの最大HPの半分を削ってくるし、耐性なしだと状態異常もガンガン入ってきます。コピーには詠唱延長が効くのですが、パーティ全員が詠唱延長技を使えるわけでないし、本物の行動は阻害できないので詠唱させ続ける戦法は使えません。
ならば速攻かと思っても、HPが高くて全く削れません。
勝ち筋が全く見えないと思ったら、負けても進行するパターンでした。敗北前に一度自主的に再挑戦していたので、無駄にLPを減らしてしまったとズッコケました。
もちろん、勝てば別ルートに進むようでしたが、現戦力では勝ち筋が見えなかったので良しとしました。それに、負けたことでリタたちが助けに来てくれるという熱い展開が見られました。
まぁ、裏切り者扱いされた直後なので、嬉しさと複雑な気持ちが混ざった感じではありましたが。
勝利後、もっとみんなと喜びを分かち合いたかったのですが、復活した大魔女様に呼び出されて光の塔へ。
そこで、アメイヤが今回の「みまもりびと」だったことが明かされ、オチが見えて嫌な気持ちになりました。言われてみれば、各地の戦場を回ったし、他に該当する人がいないのですけれど……。アメイヤが案外すんなりプールクーラからの退去を受け入れ、誰に別れを告げることもなく直ぐ去ったのは、あまりに潔くてビックリしました。
もちろん仲間はそのまま着いてきてくれるわけですけれど、ロロがちゃんとアメイヤに着いてきたことは、私も嬉しく思いました。恐らくロロは歴代白の魔女の使い魔だったと思うのですが、プールクーラに残らなかったということは、アメイヤの使い魔で一生を終えることにしたということですよね。
またアメイヤも、未だプールクーラを愛していると言えるところにグッときました。子供っぽいキャラクターだと思っていたけれど、実年齢設定に少し納得できました。まあ、天界の男相手への怒りとして最初に「いい点取るのにどれだけ苦労したか」が入ってくるのは相変わらずでしたが。
そして最後の戦いとして、連接領域で天界の男と対峙することに。
最凶設定ではあったけれど、謎の男も全き世界も、まあ灰色の魔女と比べたら楽勝でしたね。
エメラルド・ユニオンを撃たれる前に、全員生存で倒せました。
ヴァッハ神が善なる神みたいな振る舞いをしているのを見ると、なんだかむず痒いような、そんな真面目な言動のキャラクターではないだろうと思ってしまうのですが、もしかしたら我々がヴァッハ神(オリジナル)と思っていたサガスカ版ヴァッハ神もコピーだったのかも?という疑惑が今更浮かんでしまい、色々と不安になりました。
なんにせよ、他の主人公をクリアしないとこの展開まで行き着けないことや、ヴァッハ神が授けた魔法が「エメラルド・ビヨンド」という魔法であると分かってタイトル回収することから、本作の一区切りとして相応しいエンディングを迎えられました。
もちろん、灰色の魔女に勝っていないし、他主人公も見ていないイベントばかりです。でもサガエメって全容が分からないゲームで、プレイヤーが体験したものが全てという作りだと感じているので、穴を埋めていくようなプレイをするのでなく、またこの世界に触れたくなった時に自由気ままに遊ぶのが良いだろうと思います。