パンとサンドイッチの店「Alsace Air」のパンをいただきました。

アルザスエール

ブラッスリーレトン(2022年10月8日記事参照)の姉妹店。
コンセプトカフェならぬコンセプトベーカリーとでもいうべき、独自の設定(※)で営業しているベーカリーということで、前から興味はあったのですが、機会がなく、ようやく来店することができました。駅からは少し歩くので、思ったより静かな住宅街にある立地でした。

※かつて、フランスのアルザス地域を拠点にヨーロッパ主要都市への短中距離を運航していた航空会社「Alsace Air」が提供していた「伝説の機内食」を再現したお店ーーという架空の設定のもとで経営している

今回は、人気商品だという「牛すじチーズカレーパン」「シェルクリーム」、それに「仔羊のソーセージと秋野菜のドック」をいただきました。どれもそれ単品で食べて、味がしっかり感じられる惣菜パンになっているのが特徴的だと思いました。ひとつ、ふたつと食べたくなるので、もう少し多く買っても良かったかもしれません。興味をそそられたサバのサンドイッチも買ってみれば良かったです。
個人的には、設定に忠実な機内食っぽさのある「サンドイッチ」系が一番力が入っていて、且つ美味しいと感じました。

牛すじチーズカレーパンは、牛すじ、野菜など具材をしっかり感じられて食べ応えがあります。モッツァレラチーズのお陰か、ほとんど辛さは感じないカレーでした。パン生地は持ったときの柔らかさと裏腹にサクサクしていて美味しかったです。

アルザスエール

シェルクリームは、貝の形をしたクリームパン。
持ち上げた時の重さに驚いたのですが、濃厚なカスタードクリームがたっぷりと入っています。その割に、甘過ぎずバニラの効いた良い塩梅でした。
クリームパンにしては珍しい、表面が少し硬めのパン生地も味わい深かったです。

仔羊のソーセージと秋野菜のドックは、ソーセージに負けない濃いめの味付けをされたきんぴらと相性が良く、完成度の高い一品。
ホットドッグ専用に作られているというパン生地は、ほのかに甘みも感じられ、もっちりしているのだけれど軽めな食感で、他のドックも食べたくなりました。

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