ノベルゲーム「コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ」PS5版をプレイ開始。
現在地:2日目終了
購入済みだったのですが、新年最初に遊ぶコンシューマーゲームを本作にしようと思って、寝かせていました。長期休暇に、ラテなど飲みながらゆったりとプレイするのが合うゲームだと思ったためです。
というわけで、どんどん続きを読みたい気持ちを抑えて、導入部を見終えたところで最初の感想記事をまとめることにしました。
設定関係は前作「コーヒートーク」から完全に地続きで、主人公も変わらず。レイチェルのCDらしきアイテムが店のラックに置かれているのを見て、前作の息吹を感じました。サイン入りかな?
今回は2023年9月の物語なので、作中では3年の時間が経っているようです。その割に、アクアのゲームは開発中のようですが。
前作の常連はどのくらい登場するかなと期待していたら、最初の客がジョルジでニッコリしました。キービジュアルにいるから当然登場すると思っていましたけれど、好きなキャラなので、今後も出番がたくさん期待できて嬉しいです。
アクアとマートルは少し喧嘩気味でしたけれど、マートルが言葉足らずなことを認めていたので、ちゃんと会話さえすれば直ぐ丸く収まると思います。ーー次の話し合いの前に、アクアが先走って契約したら修羅場に突入なので、どうか早まらないで欲しいです。そうなったら、私はマートルの肩を持っちゃいますからね。
物語は、まだ2日しか経っていないので導入が終わった段階ですが、今回はフレイヤの代わりにインフルエンサーの新キャラ・ルーカスがあれこれ口を挟んで進行していく模様。
導入の掴みは前作より良く、早くも続きが気になっています。
現代社会に対する問題提起をファンタジーとして表現しているのは前作同様で、今回はソーシャルメディアがテーマになるようです。
動画サイトのコンテンツの過激化や、視聴者の暴言などについては、作中のキャラクターたちの言うことに「同感!」と頷いてしまいました。
ちなみに、ルーカスとリオナの討論に関しては、私はルーカス寄りです。自分の実力で評価されたいという気持ちはわかるけれど、まず自分の存在を知ってもらって、それから評価されれば良いんですよ。前作のフレイヤだって、エレベーターで重役と乗り合わせたという運を活用して成功したわけですしね。
リオナの意見が出てくるところに、本作の開発がインドネシア(Toge Productions)だと改めて感じました。だから、日本人にも心地よい会話テンポなのかもしれません。
ルーカスは、キービジュアルだともっと少年っぽい印象だったので、普通に成人男性だったことに少し驚きました。でもちょっと口が過ぎるだけで感性はまともなようだし、暗いところを怖がる可愛さなんかもあって、既に好きになっています。
システム面は前作から基本変化なし。
唯一の新要素として、飲み物を提供するときに「預かり物を出す」という動作ができるようになりました。これで、その場にいない客同士を繋ぐことができるようですね。
ルーカスから預かった2種類の連絡先のどちらを、どのタイミングでリオナに渡すのか、という形で読むだけだったADV部分にゲーム性が生まれて来ました。
それから、飲み物の材料に「ブルーピー」が登場。
私は「バタフライピー」という名前の方が馴染みがありますし、サブタイトルが「ハイビスカス&バタフライ」なので、「ブルーピー」と訳されていたのは意外でした。文字数的な問題でしょうか?
メニュー等が空っぽなのは、スマホは修理に出したらデータが消えてしまったと言うことで説明付けていましたが、tomodachilが消えているのはどう言うことだ?と文句を言いたいです。
今作で追加された「Stories」は恐らくTL的なもの。いいねを付けることができるのですが、これはゲームには特に関与しないお遊び要素なのか、何か会話に影響が出るのか気になります。
ただ、Storiesは当日中しか読めないというので、そちらに神経を尖らせて、「小説プラン」は読み忘れていました。今回もフレイヤが書いているのでしょうか。そうだとすると、店の出来事とはリンクしない純粋な短編集になるのかな。
ラテアートは今回も非常に難しく、全く絵になりません。これは……可愛いラテアートを所望された結果の、ジュウモンジダコです。
今回も「ラテアート画面を1時間プレイ」のトロフィーがあったので、一回は超大作を作るかもしれません。
前作はトロコンしたのですが、今作は「悪い結末」を見ないとコンプリートできない仕様のようなので、コンプリートは考えず、1周でベストエンディング目指して遊ぶ感じでいきたいと思います。