現在地:女王エンディング到達
116日目の夜に、25代目令梟の女王に即位しました。
結局、ヴァージルとユエ以外の恋愛エンディングには到達しませんでした。カナタとシュリもエンディング到達可能な段階だったのですが、カナタは社会人が学生相手に告白するのは……という倫理観から呼び出す気になれず、シュリは口説き文句を考えて貰い始めた翌日の即位で時間切れでした。
真面目腐った顔のシュリが「手を出したくなったら出すもの」という考えだったのが、境遇を考えれば当然だけれど、ネオロマのキャラとしてアリなんだ、と少々意外で面白かったです。
即位の前に、最後の帰省イベントと、4回目の定期審査がありました。
カナタが、望郷の念を断ち切るために家族と一度だけ再会するというイベントがあった後だったので、同行させるのは残酷だと思い、3回目の付き添いはシュリにしました(2回目はレイナ)。
結果、毎回「お気に入りのレストラン」に行くことになったのですが、後で、各同行者の初回イベントがレストランなだけで、同じ人を選べば次は違う場所のスチル付きイベントだったのでは、と気付きました。
つまり、攻略対象1人に絞って同行させた方が良かったんですね。
3回もエンディングを迎えたのに、最大でもスチルが4/10しか埋まっていない辺り、恋愛ゲームに慣れていない故のスチル回収スキル不足を感じます。
定期審査は、前回に引き続き守護聖投票。
この時、ミランの親密度を大幅に落としていたので、今回はさすがに1人分くらい票を落とすと思っていたのですが、まさかのアンジュ支持でした。
確かに、現在エリューシオンの育成状況が圧倒的だから、女王に相応しい能力の持ち主として忖度なしに評価したらアンジュを選ぶのが当然だな、という気持ちもあるのですが、こうも親密度とかけ離れた支持をもらうと、正直戸惑います。なんだか、顔もちょっと不服そうですしね。
定期審査の直後、エリューシオンの発展度が80になったのでエンディングだと思ったら、試験終了の目標値は「80を超える」だったらしく、少し猶予がありました。
で、その猶予の間にレイナの妨害で水のサクリアが大幅に引き上げられてしまったり、ユエの贈り物があったせいで、光のサクリア過剰のトラブルがまた発生しました。住民がユエ化するの、3回目ですよ! しかも、このサクリア過剰を解消しないまま即位するしてしまったので、釈然としない気持ちで終わりました。
試験終了と同時に、宇宙意思を宇宙の時間を加速させる事態となり、ここで女王になるかどうか最終選択肢がありました。
この局面で投げ出す人もいないと思いますけれど、断ったらレイナが代わってくれるのですかね。でも圧倒的に試験結果で負けていて、宇宙意思の声も聞こえていないらしいレイナに押し付けるのはどうなんだと思います。アンジュがそういう無責任な女性になってしまうのも嫌です。
というわけで、ちゃんと女王になる事にして時間を進めたのでした。
女王即位時の各守護聖からの口上を聞くに、恋愛イベントの段階と告白を断ったか否かの差分がありそうですね。これはアンジェリーカーの皆様、収集が大変だなと思いました。
そして、この局面でもミランの口上がずっと真顔で、今後女王と守護聖としてうまくやっていけるか少し不安になりましたが、レイナが間に入ってくれれば大丈夫かな。
レイナとの親密度は、そんなに高くなかったのですが補佐官になってくれました。
まぁ、全宇宙の時間を進めてしまったから、レイナの家族も友人ももう生きてない可能性がありますしね。この状況でバースに帰る方が大変だと思うので、よほど関係が悪くない限り補佐官になってくれるのかも……と身も蓋もないことを考えてしまいました。
なんにせよ、予定通り女王エンディングで終了できました。
難易度「普通」なのに、最初の定期審査でレイナに負けてプライドはズタボロでしたが、コツを掴んでからは圧倒できたので、アンジェリークらしい適切な難易度だったと思います。
サイラス絡みの微妙なギャグ味付けや、主人公が酔って女王試験の契約を結ぶという導入に少し引っかかるところはありましたが、現代の女性ゲーマーに向けた作品でありつつアンジェリークらしさも残っていて、ちゃんと面白かったです。
満遍なくいい顔するプレイをしたせいで、2周目をやるとなると既知の恋愛イベントをもう一度見る作業が発生するのが億劫ですが、せっかくなので本作特有の最良エンドも一応見ておきたいものです。