2025年1月17日発売「真・三國無双ORIGINS」プレイ開始。

真・三國無双ORIGINS

現在地:1章・兗州、討伐軍陣地への途上

まだ超序盤です。
陣地の目前には到達しているのですが、マップ上に点在している突発戦に延々と挑んで、途中で完全に足止めされてしまいました。

歴史の長い無双シリーズですが、購入して遊ぶのは初めてです。
前にも書いたことがありますが、私は「三國志」を何度読んでも人が混ざって、途中で投げ出すことを繰り返しています。だって、みんなほぼ二文字だし似た漢字ばかりだし、字という謎の文化もあるんですもの……。

真・三國無双ORIGINS

もちろん人名だけでなく、役職名や地名でも躓きます。
ゲームなら見た目や性能と結び付けて人物を把握できるのでないかと思って、過去に遊んだのが「神奏三国詩」でした(感想タグはこちら)。ゲーム自体は楽しめたし、目論見通り人名は見分けられるようになったのですが、本来の歴史に沿ったストーリー展開ではなかったので、認識が歪んでいる危険がある点が気になりました。いくら私でも、呂布は吸血鬼じゃないことくらい知ってますからね。

真・三國無双ORIGINS

また、単純にストーリー改変がどういうエピソードに基づいていたのかも知りたい気持ちもあったので、史実に沿ったストーリー展開をすると宣伝していた本作「真・三國無双ORIGINS」を遊んで学習することにしたのでした。奇しくも、赤壁までのストーリーを描くと言う点も同一なので、「神奏三国詩」がどのくらい普通の三国志とかけ離れていたのか、答え合わせが楽しみです。

なお、体験版で普通難易度「乱世を往く者」にヒーヒー言わされたので、紙より薄いプライドを捨て、簡易な「歴史を追う者」で始めました。

真・三國無双ORIGINS

雑兵は薙ぎ倒せるので楽しています。

物語の始まりは西暦183年、張角らしき男に助けられて、黄巾党が味方として一緒に悪徳官吏へ突撃する展開だったので、黄巾党がまだ庶民の味方であるところを見られた分、一章のタイトルにある「黄巾、義に立ちて暴に失す」という部分が哀しく、彼等を討つことへのやるせなさが湧きました。

真・三國無双ORIGINS

同じく黄巾党に助けられた関羽が、それでも彼等を討つに至った心境を語ったけれど、主人公がそれに直ぐ同調しない選択肢があったのは嬉しかったです。

主人公は記憶喪失タイプ。
三国志演義の誰かなのかと思っていましたが、桃源郷のような場所で使命を言い渡される記憶があったりする辺り、もしかしたら純粋な人間ではなくファンタジーな存在だったりするのか?と思い始めています。

真・三國無双ORIGINS

朱和と名乗る主人公女性Ver.みたいなキャラクターが出てきたし、記憶の中に「我ら三人」という台詞があったので、三国志っぽくない銀髪の少年含めた三人が「太平の要」とかいう組織なのでしょうか。言動から「人間を導いてやろう」という上から目線を感じるので、主人公周りのオリジナルストーリー部分はどう展開するのか、やや不安もあります。

真・三國無双ORIGINS

一方、三国志のストーリーとしては、市井の様子もキャラクターの心情もちゃんと描かれていて面白いです。
蜀組に加わって黄巾討伐に参加しているけれど、ルート分岐があるらしいので、いつまで三兄弟と一緒にいるかは不明です。
劉備は個人的に嫌いな男なのですが、優男だけれど目が笑っていないような野心家っぽいところが感じられて、そこは私の持つイメージに合致していて良かったです。関羽は、プロローグで野営した後、別れの言葉も言わずに去っていったので、心象が悪くなりました(笑)。

真・三國無双ORIGINS

一方張飛は、知り合って間もない義兄たちに有能アピールしたい張飛の立場と気持ちがわかったら、突っ掛かってくる言動が全部可愛く見えてきました。私が蜀に味方するとしたら、張飛のためになりそうです。

ゲーム部分は、思っていた以上に楽しめています。
体験版だと一気に文章で操作説明されてアタフタしましたが、本編ゲームでは順を追ってチュートリアルで説明してくれるので楽しめています。ゲームシステム上も武器の扱いに慣れれば段々と習熟度が上がってできるアクションが増えるし、プレイヤーのスキルも上がっていく感じがあります。

真・三國無双ORIGINS

今はいい直槍を拾ったので使っているけれど、直剣のジャンプ△攻撃で雑兵を薙ぎ倒すのが好きです。
境地というレベルアップ的な要素、スキルパネル、ハクスラ的な性能差の武器ドロップもあるので、アクション下手でも頑張る気になります。

軍としての戦いは、まだ最初の「広陽の戦い」しか体験していませんが、仲間を助けて一緒に前線を押し上げていく感じが楽しいです。
ちなみにこの戦いの軍議で、黄巾党の武将勢を眺めていたら廖化がいて驚きました。

真・三國無双ORIGINS

「神奏三国詩」では最初から黄巾討伐組にいたけれど、元は黄巾党だったのですね。馬元義も見覚えがあってテンションが上がりました。質はともかく、ちゃんと「神奏三国詩」知識で三国志への入口ができています。

体験版ではわからなかった点として、懐かしのワールドマップ的な歩き回れるフィールドが存在していることに驚きました。

真・三國無双ORIGINS

初見では、世界のサイズと人間のサイズが釣り合っておらず、ジオラマみたいだと違和感を感じました。でもこの見た目に慣れると、次の出撃ステージをリストから選ぶよりはその世界にいる感もあるし、村人たちの声が聞けたりして世界観が補強されるし、探索要素も盛り込めるし、でも無駄に中国大陸を歩かされている感はなく、意外と良いなと見直しました。

真・三國無双ORIGINS

あと、このマップで歩き回っていれば、地理関係も多少分かるようになりそうです。

グラフィック面は文句なく美麗。ムービー部分の字幕が小さい上、なんだか滲みのある文字な点だけが不満です。
操作画面はフレームレート優先+60fpsにしていますが、スクリーンショットの通り十分な美しさです。指の関節までしっかり見えます。敵の大軍と味方の大軍がぶつかるときは壮観。

真・三國無双ORIGINS

人物は、目がよく動くことに感心しました。眼球をちゃんと作っていそうな形と動きかたをしています。主人公は選択肢以外は無言のタイプですが、目の動きで感情が伝わってくるので、結構感情豊かに感じています。

突発戦ばかりやっていると永遠に先に進まないので、次回からは少し真面目にメインストーリーを進めていこうと思います。

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