現在地:PLV42、メインクエスト5章終了
プレイ開始から間もなく一ヶ月。
せっかくだから、期限までに任務を完遂しようと頑張って5章までいったのですが、よく見たらタブが分かれていて、6章以降の任務もあったというオチがつきました。
戦闘・育成の感想
メインクエスト3章後半から難易度が上がってきてキツい戦いが多かったので、パーティ編成を完全に組み直しました。本作の難易度は高めだと噂に聞いていたのですが、それを味わっているなと思います。
普通、運営型RPGを後からプレイし始めたプレイヤーは、実装当時の難しさを感じないものです。
例えば、ザレイズも要所のクエスト難易度は高かったですが、純粋に最新キャラクターの性能が高かったり、魔鏡2枚装備が可能に変わっていたり、精霊装が追加されていたり、システム上の追加要素が使えるから実装当時よりは緩和されていたはずです。そのため、数年分のシナリオにも追い付くことができました。
ロマサガRSでも、突破できないクエストがあっても数ヶ月寝かせれば能力値上限が上がってオート突破可能、なんて言われますね(ギミック難所を除く)。
しかしこのゲームは、運営型RPGによくあるインフレが起きていないようです。
なんせ「レベルを上げて物理で殴る」での突破が困難です。育成に必要な贈り物を入手できるクエストが一定の話以降だったりすることで、実質的なレベルキャップが生まれています。
一応、メギドにもレア度や強い弱いはあるようですが、仮に強力なメギドを確保しても、育成の手間暇を考えると難易度低下に即役立つわけではなさそうです。実際、我が軍団には偶然引けたバールベリトがいるのですが、通常のメギドの倍くらい贈り物が必要な上、クエスト61の報酬を要求するので放置してます。
つまり、本作は新規参入ハードルがけっこう高いゲームだったと考えられます。
無論、いったんメインクエスト攻略を止めて、サブイベントをやって使えるメギドを増やしたり、育成に集中する期間を作ればいつか突破できるでしょう。長年遊んでいるプレイヤーには、自然にそういう期間が存在したはずです。しかし現在はサービス終了が迫っているため、あまりのんびりと進めていられない、というタイムリミットもあるわけです。これは厳しいですね。
そもそも、ここまでマルバス頼りのシンプルな編成で進んで来たのも良くなかったです。もっと編成の幅を広げて、敵に応じたパーティで迎え撃つべきなのでしょう。
しかしこのゲームのUIで、メギドごとの性能を把握して、更に各種の状態の変化が及ぼす効果を理解し、それのシナジーを考えるのは、結構大変です。メギドが増える度に謎の能力が出て来て混乱します。
オーブも、低レアリティが意外と有用だと気付いたのですが、数が多いし判別も難しいことに挫け気味です。
とりあえず先人プレイヤーの知恵を借りようと思って手持ちのメギドについて調べ、ジズが強いと知って育成を始めたのですが、この子の使いかたを理解するのもかなり苦労しました。
例えば、ジズの奥義「暴魔のソナタ」の説明は下記の通りです。
3ターンの間、味方全体を暴奏状態にし、
毎ターン終了時にHPを10%回復する
さらに味方編成を協奏状態にする
ぼ、暴奏? 協奏?と、まず謎の単語に躓きます。
このゲーム、状態異常の種類が異様に多いと思っていたのですが、状態異常だけでなく、トランスという編成全員をモードチェンジさせるような要素、特殊状態というプラス寄りの状態変化、さらに地形効果など、色々な要素があるんですね。チュートリアルではこの辺に触れないから、火力に関してはシンプルにスキルと奥義中心で考えていましたが、もっと色々活用しないといけなかったようです。
そんなこんなで、最低限、暴奏と協奏を理解して、ジズがフル稼働する方針でパーティを組ませてみたら、1、2ターンの速攻で敵全体を薙ぎ倒せるようになり驚きました。全体攻撃は火力が低い、という思い込みを覆されましたね。
進めて行ったらどこかで対策されていそうですが、ジズ編成に頼って進める間は楽をすることにして、4章~5章を突破したのでした。
なお、ジズ編成を作ろうとした段階では協奏と暴奏に乗れるメギドが不足していたので、常設イベントでグシオンを仲間にしてみました。イベントは6章以降の話だったらしいですが、未知のメギドが数名いたくらいで、問題はありませんでした。
また、イベントストーリークリアまでの難易度は低めで助かりました。
ストーリー関連感想(軽微なネタバレを含みます)
- メインクエスト3章から5章
- 復刻イベント「食べて育てて分け合って」
- 復刻イベント「それはイビツな愛の結晶」
- 常設イベント「暴走少女と一つ目幻獣の島」
- 常設イベント「忌まわしき青の組曲」
3章で、ハルマゲドンの直接的な危機に区切りがついたことに驚きました。もちろん、まだまだ世界の危機は続くわけですけれど、4章はいったん、ヴァイガルド内に眠る危機を解決する方面にシフトした感がありました。
正直なことを言うと、3章で一区切りしたことと4章前半の展開に惹かれず進行が停滞しました。しかし、キーアイテムが思わぬタイミング、場所で見つかったところからグッと面白くなって、あとは続きを読むために頑張れました。群像劇らしい、多数の思惑が入り乱れる展開が良かったです。
5章にて、これまで「なんとなく」「そういうもの」で流していた疑問と向かい合うことになるのも巧い構成だと思いました。ゲーム的に用意されたものだと思っていたコロシアム機能も、ペルペトゥムを経由したらソロモン王同士が戦うことに意味があって慄きました。
多様性という恐らく本作の根幹だろう言葉が出てきて、そのアプローチの仕方が面白いと思いました。メギドの場合は「全員が固有の生命体」という前提があるから、意識するまでもなく多様性が確保されているズルさは感じますけれどね。
メインストーリーに登場するキャラクターは、4章からグッと生き生きし始めたなと思います。
3章までは登場キャラが少ないこともあり、「カマエルが一番好きかも」とか思っていました。いや、今でもなんとなく可愛げを感じるので、召喚してこき使ってやりたくなりますけれど。
仲間では、バエルが可愛いと思い始めました。あとはガープの適度なツンデレ感が好きです。いつか、ガープ、サブノック、オセ、バルバトス、ダンタリオンで、「エルレイン様@TOD2の手下」という趣味パーティを組みたいですね。タンク2人で無駄だし、シナジーはないと思われますが。
パイモンも好きなんですが、要求される素材がキツく、全然使えていないのが残念です。SideMの天道輝味を感じると思っているのですが、同意見が見当たらなくてビックリしました。す、少なくとも髭は似てますよね?
イベントストーリーは色々なメギドが登場し、それまでは戦闘や遠征時などの一言から想像する程度だった人柄が明確になって、好きなキャラクターが増えて良いなと思います。
復刻「それはイビツな愛の結晶」ではだいぶネタバレを喰らった感がありましたけれど、これは仕方ないですしね。ガチャで仲間を増やせる説明付けがされていたところは、面白く思いました。
あとは、度々登場するリジェネレイトという現象が若干謎です。たぶんもっと先の章で出てくる現象なのでしょう。とりあえず、ザレイズの浄玻璃鏡みたいな、従来より進化した形態なのだろうと勝手に想像して補完しています。
先輩ソロモン王である友人から、6章に入る前に初期メギドの個別ストーリーを読むことを推奨されているので、この後はメギドストーリーをある程度消化してからメインに戻りたいと思います。