現在地:2章クリア(境地Lv.26)
前回の続きから記録していくと、白波討伐戦は楽勝でした。敵に有名武将がいないということもありますが、戦いは数だと感じさせられました。
この戦いには袁紹と袁術の軍が参加していて、なんだか有名人を見つけた気持ちになりました。特に、袁術のところに「神奏三国詩」でお気に入りだった紀霊がちゃんといたのが嬉しかったです。袁紹陣営はよく見ていなかったけれど、顔良や文醜もいたのでしょうか。
なお、袁紹とはこの後直接話す機会があり、立場からくる自信に溢れているところは好きだなと思いました。「アンジェリーク ルミナライズ」でユエが一番好きだったのも、この属性だからだと気付きました。奇しくも、同じコーエー作品ですね。
主人公にはっきりと仕官を勧めてくる一番手が袁紹だったのも面白いです。田豊の例があるので、本気で仕えたい主君とは言えませんが。
そのあとは、市井に逃げていた王允と貂蝉と知り合い、王允の食客として歴史の動く場に参加することに。
この辺の戦場は小規模戦で面白くなかったですが、物語は非常に面白かったです。
王允が単なる善良な官吏ではなく、暗部の頭領みたいなポジションの大物なのも、貂蝉が元々刺客として育成されていた設定含めて納得できましたし、無名と貂蝉の両名が、影の者だという親近感から好意を抱くのも自然だったと思います。まさか、貂蝉が朱和を退けてヒロインレース第一位に躍り出て来るとは思いませんでしたけれど。
なお、この期間に元化が洛陽までついて来て、王允の屋敷に一緒に滞在しているのは、凄い豪胆だと感心しました。
無名と一緒ならともかく、一人で出歩いて医療行為をするんだから、彼の方がよほど危ない橋を渡っていると思います。
十常侍の乱は、宮中で馬乗り回す野蛮人になってしまった夏侯惇に笑ってしまいました。恐らく、私が一度馬を呼んだせいで、随行武将の夏侯惇も騎乗したのだと思います。
私自身は、どこに敵がいるのか分からなくてウロウロしていたら、味方が最後の一人を見付けて撃破してくれたせいで、誰もいない中庭で勝鬨を上げることになりました。
その後は紆余曲折の末、董卓暗殺に失敗して曹操と共に逃げることに。
呂布に追いつかれたら負けのパターンだなと直ぐ理解できたので、躊躇うことなく後ろを向いて、サクサクと隠し通路を通って逃走しました。牢から解放してあげた武将たちが、呂布の足止めであっという間に敗走していく様には、それを狙って解放したとはいえ、少し罪悪感を覚えました。
洛陽脱出後、野宿のシーンで、曹操のためにちゃんと椅子を持って来ていたらしい曹操軍に少し笑いました。
そして、諸侯を集めて汜水関の戦いへ。
体験版のシーンにようやく来て、続々と現れる面子にワクワクしました。それにしても、三国の英傑がここで一度勢揃いするという、まるで小説のようによくできた展開が史実な点には驚きますね。
ここで、魏の人数が一気に増えていました。
李典、楽進は知らない名前ですが、陳宮は三国志演義でも神奏三国詩でも見知った名前なので、ここにいたのかと嬉しくなりました。人物としては、胡散臭さしかなくて笑っちゃいました。でも以降の軍議に参加していたから、軍師としては重用されているのかな。
荀攸は麾下に加わっていないのでしょうか。青服だから魏の人間だと思っていたら、そういうわけでなかったのですね。官吏っぽくない見た目だと思いました。
汜水関の戦いは、久し振りの軍勢戦で楽しかったです。
体験版で危険な箇所は理解しているし、全兵力をしっかり集めてから汜水関に出撃したので圧勝で終わりました。呂布が出てこないなら楽なものです。
大戦法で突撃を受けた敵将が、なすすべなく兵士に飲み込まれていく様は芋洗いのようで笑えました。
もう一つ、体験版との差異として、呉方面の同行武将が黄蓋だったのは驚きました。孫尚香はサービスだったんですね。姫様をこんな遠征に連れてくるのはおかしいから、これはむしろ安心しました。
そして、二章最後は虎牢関の戦い。章最後の大決戦だけあって、大変長い戦いになりました。
個人の武勇としては、呂布軍の面々がシンプルに強かったです。
ちょうど中央の救援に行った瞬間に、張遼の崖降りを目の当たりにできて興奮しながら交戦したのですが、アーマーが多くて梃子摺りました。
また、赤攻撃の動きが意味不明で、どう見ても人間にできる動きではなかったのでこのゲームの張遼も人外なのでは?と感じました。
しかし、張遼は自分で撃退可能でしたが、呂布は異次元の強さでした。まず、赤兎馬に乗ってひとっ走りしただけで人が吹っ飛んでいくのを、目の当たりにして引きました。日頃、主人公もやっていますけれど、第三者視点で見るとこんな感じなんですね。
結局、呂布の足止めは三兄弟に任せ、董卓を討ちにいく正攻法で挑みましたが、董卓の大兵団はかなり分厚くて、ここでもかなりの時間を喰いました。火炎投石やら弓兵団やら、手数が多く、異民族相手に防衛し続けた武官・董卓の力量を感じられてよかったです。
こうして董卓軍を破るも、洛陽で伝国璽を拾ってしまったことから連合軍が瓦解。
伝国璽の扱いはどうするのが正解だったのでしょうね。袁紹が大勢の中で孫堅を呼び付けたのは失策だったと思いますが、そもそも伝国璽なんか見付けたのがすべての災厄のモト、という気がします。
しかしここまでの展開が丁寧だったので、後漢は存続したまま、豪族たちがそれぞれ闊歩する戦国時代に突入したのだということは分かりやすかったです。
二章後半は、更に武器種が増えました。
朴刀は、動作がちょっと重いので私は苦手な武器。炎を出す武芸があって驚きました。火を吹いたり竜巻を起こしたりは、魔法の領域ですよね。
棍は、攻撃範囲が広いし、幻想水滸伝の坊ちゃんやソウルキャリバーのキリクっぽく軽快に戦えて楽しいと思いました。中国感もありますしね。
双戟は、ハルバードを二本も装備している形で威圧感があります。主人公の体格には似合っていないと感じるので、メインで使うことはなさそうかなと思います。