現在地:5章孫呉ルート・廬江平定戦(境地Lv.51)
4章は、いつ孫策が死ぬんだろうと思いながら進めていました。
孫策の名声が高まりきっているから、そろそろの筈と気を揉んでいたところに「西塞山の戦い」が勃発。
孫策が戦う間、一軍を率いて背後の警戒に回る、という指令が紫鸞に下されたので、もしや露骨に孫策と引き離されたかと思ったのですが、別の戦場というわけでなくいつも通り別働隊というだけで、普通に勝利して終わったので拍子抜けしました。
ただ、山越側の将として、成長した白鸞が現れたことは驚きました。
といっても孫堅の一件のときにも、黄祖の手助けをしていた謎の人物の声が白鸞に似ていたと感じていたので、生きていたことに驚いたのでなく、まず一つは人相が悪くなったことへの驚きでした。
紫鸞の見た目が変わらないので忘れがちだけれど、作中では結構な時間が経っているんですね。目付きが悪くなったのは、あれから落ち延びて一人生きてきたと思えば仕方ないでしょう。偶に書簡を送り付けてきていた元太平の要には離反されたのか、そもそも脱出時に一緒でなかったのか少し気になります。
黄巾党の妖術と同じく、影の兵士を繰り出していたけれど、パッと見た感じ香炉が見当たらなかったので仙術チートじゃないかと思いました。
そしてもう一つの驚きは、朱和は死んでいたという事実に対してでした!
じゃあ、洛陽脱出の時の手助けは一体なんだったんでしょう。白鸞と敵対することより、一度命ある人間だと認識した朱和が幻だったことの方に動揺させられました。
その後、紫鸞自身も朱和の最期を思い出して、記憶の治療は完了。
元化が、仕事は終わったから旅立つなんていうから焦りました。二人はいいコンビで、観察記録を楽しませてもらっているし、自室に帰った時に朱和の幻も元化もいなかったら、1人で寂しいじゃないですか。撤回してくれてよかったです。
ところで、幼い白鸞を写したものと思っていた少年の幻の方は、よく見たら名前欄が未だ「???」だし、白鸞じゃなかったんですね。少年は孫策を英雄だと認めていたし、陣営に所属する決断を肯定してくれていたので、それを同じ特徴を持つ白鸞が否定して壊すのは哀しいものを感じました。
そんなわけで、運命の「呉郡鎮圧戦」。
敗北条件が「孫策と孫権いずれかの敗走」だったので、戦闘中には何も起きないのか?と思いつつ、なるべく孫策の位置をチェックしていました。しかし途中救援に行くため目を離した隙に、森に突入した筈の孫策のマーカーが見えなくなり、まさかーーと思っていたらそれが本当に最期になりました。
オリジナルキャラに史実の人物を暗殺させる展開は賛否ありそうですが、あの孫策が誰にも知られずひっそりと死ぬという結末にはグッときました。
しかし、英雄たりえる存在が存在しないという主張には同意しますが、白鸞のやってることは乱世の引き伸ばしでしかなくて矛盾していると思います。第一、漢王朝に恨みがあるからと言って、孫策はその当時に漢に仕えていたわけでもないし、他に誅する相手がたくさんいるのでは? 半ばは、紫鸞を取られた腹いせのような気がします。
孫権のことは未来を知っているせいで好きになれなかったのですが、兄の死と直面したとき、悲しむより前に重責に尻込みする人間臭いところには、惹かれるものがありました。
このゲームは赤壁の戦いまでしか描かれないから、孫権が暴君になる未来は考えずに、二代続けて英雄を失った後の善良な凡人を支えるつもりで今後は頑張ろうかなと思います。
これで4章が終わり、遂に5章に突入。
三国の状況が語られましたが、この時代に至ってもまだ劉備はフラフラしてるのか!と少し笑ってしまいました。
関羽も張飛も、よくこの長兄を信じてついていけますね。それだけ、謎のカリスマがあるってことなんでしょうか。
5章明けて、反乱に対応するための「廬江平定戦」に出陣。
戦う前は、皆の思うところがバラバラで分断の危機を感じましたが、雨降って地固まるの展開でホッとしました。
特に孫権が、猛将ではないからこそ、自分が先頭で引っ張るのではなく力がある者を任に当てる、1人の英雄ではなく全員でこの国を作る、という結論を出したことに、白鸞に対するカウンターがちゃんと成立した!と感動しました。
絆イベント関係の感想を書いていませんでしたので、新顔中心に前回の範囲分も込みでざっと覚え書きしておきます。
まず、西塞山の戦いの前に魯粛を紹介されたので、出たな!と思いました。若干「山師」と言う印象があったんですが、本作だと普通にいいおじさんですね。
流浪の時代ならともかく、呉の将なのに腹を空かせていないかと言って宴に招待してくるのは謎ですが、まさか呉の将校の給料って低いのでしょうか。水鏡庵で聞ける評価は「大いに稼ぐ者」に変わったんですが……。
凌統は、父親の勧めで紫鸞に会いに来たわけですが、私は君の父上(凌操)を知らないなぁーーと若干モヤモヤしました。後からイベントシーンで会えて良かったです。
凌統が話しているのを聞く限りでは、父親を尊敬している仲良し親子だと思ったのに、2人でいるところを見ると少し反抗期っぽい雰囲気もあって、まだまだ男の子だなと感じています。
凌統の方が先に登場していたのに、絆イベントが全然進まず、後から登場した呂蒙の方があっという間に絆レベルを上げていったのには笑いました。
こう言う真面目な男、好きです。
ところで、絆イベント3の時に気が付きましたが、甘寧は呉所属じゃないのですね。神奏三国詩で出会って調べた時に「孫呉の将」と書かれていた筈なので、そのうち所属するんでしょうけれど、5章に入ってもまだ姿が見えないので、赤壁に間に合うのだろうかと心配になってきました。