現在地:5章孫呉ルートクリア(境地Lv.57)
ようやく一勢力クリアしました!
終盤は、戦い自体もさることながら、戦いに至るまでの描写もしっかり描かれていたので、結構長くかかりました。
ゲーム中盤はややイベント羅列だったけれど、序盤と終盤はたっぷりドラマを見せてくれたお陰で、三国志オンチでも主要な登場人物を覚えられましたし、三国志に改めて興味が沸きました。孫呉ルートだったため、大陸中央で起きていたメインどころの話は掴めなかったけれど、それは今後の蜀、魏の楽しみにしておきます。
前哨戦の「三江口の戦い」は、船上の戦い。
4章までは地上の戦いしかしておらず、“孫呉は水軍が強い”と言われても実感がなかったので、ここで水軍の存在を実感できましたし、赤壁の予習にもなって良かったです。
攻め口がいくつかあったのでどれに同行するか悩みましたが、前回の「夏口決戦」で舟の移動にトラウマができたので、舟には同乗せずに、西側から堅実に甲板と渡し板を伝って進みました。結果として、かなり速やかな進軍ができて正解だったように思います。
決戦の舞台を赤壁にするための戦いと思っていましたが、実際は「苦肉の策」の仕込みもしていたことが、戦闘終了時にわかりました。本当に、決戦のために幾つもの策を重ねて行くのですね。
でも、逃した蔡瑁が再び先陣かと思ったら、内通疑惑から処断されて驚きました。黄祖と戦っている時に蔡瑁の名前を見つけて、元は劉表の部下だったのかと驚いていたのですが、それどころか赤壁の戦いの前に退場していたのですね。神奏三国詩だとずっと魏軍の先陣にいたので、魏の叩き上げだと思っていました。
赤壁の戦いが始まろうというのに、絆Lv.4で止まっている者が2人いる、と気になっていた黄蓋と周瑜の絆イベントは、この決戦直前にようやく発生しました。
時系列的には黄蓋は牢に入ってないと変では?と思いましたが、本当のことは言えないのに、紫鸞の懐の深さに甘えに来たような構図はグッと来ました。
神奏三国詩を遊んだ時は、赤壁の戦いの流れを知らなかったから黄蓋の離反に騙されたけれど、今回は知っているので「いつ皆に真相を明かすんだろう」と気になって落ち着きませんでした。決戦前の軍議で明かすと思ったのに、黄蓋は裏切り者と断じたまま進むので、それでうっかり黄蓋が孫呉の誰かに討たれたらどうするんだ、と思いましたよ。
そんなこんなで、決戦である「赤壁の戦い」に出陣。
ワールドマップ上にも大船団が展開されていたため、戦場に赴く前から戦力差を感じられました。
赤壁では、紫鸞が風を呼んで火計発動のタイミングを指示する、という大変な役目を仰せつかってしまい、戦闘序盤から緊張で何度も霊長の眼を発動してしまいました。メタ的に、ある程度戦闘が進んでから指示タイミングが来ると理解していても、タイミングを逃して負けたらどうしようと不安になったからです。
蓋を開けてみたら、「風が止んだように見えるから今かも?」と思って火計を指示したときは諸葛亮が早過ぎると却下してくれたし、合図していい時は合図を待っている台詞を溢してくれたので、霊長の眼を何度も発動する必要はありませんでした。逆転の芽が自分に一任されているというプレッシャーが薄れてホッとしましたが、適切なタイミングが分かっているなら、戦場で必死に戦っている武将に頼まず、自分の判断で指示を出してくれとも思いました(笑)。
それにしても、紫鸞がいるから風が変わるのを読めたとするなら、もしや魏軍ルートだったら紫鸞がいないので赤壁で勝つ展開になるんでしょうか。魏軍は3周目の予定ですが気になります。
難易度は低い設定だし、レベルも推奨より高いので余裕を持って戦えると思ったのですが、かなり陣地深くまで攻め込まれて大変でした。
失策は序盤の立ち回りにあったと思います。最初に孫呉陣地に辿り着いた張遼を倒した後、後続の于禁にはとどめを刺さず、少し削ったところで韓当に任せて他の救援に向かってしまった点です。
しかも、素直に救援に行けば良かったのですが、馬ジャンプで隣の船に跳び移れないかな、と出来心で試して水中に落下し、なかなか甲板に戻れず無駄な時間を費やしてしまったのが最悪でした。
気付けば、于禁が韓当を破って内部まで攻め込んでいたので、敵を侮っていたと反省しました。于禁殿、強かったんですね。
凌ぐ時間が長かったので、火計が成って攻勢に転じた瞬間は興奮しました。火をつける黄蓋も格好良かったです。
最後は魏軍の奥深くで曹操を撃破。
曹操は、一度倒しても奮起で復活した上、主要武将も同様に復活してくるので、ここまで来ると負ける心配はないものの、気は抜けず、本当に長い戦いだったと感じました。
華容道の戦いはないのかと思ったら、どうも蜀の最終ステージになっているようです。劉備にとっては曹操を亡き者にすること、孫権にたっては曹操を退けること、という勝利条件の違いを感じます。
赤壁の報酬として、将軍の地位と現在の無官の地位を貫く立場のいずれかという、微妙に釣り合っていない提案をされて、悩んだ末に将になることにしました。白鸞が太平の要として隠れている分、紫鸞は表に出ても良いかなと思ったからです。
この選択は、エンディングの後日談テキストに反映されたようです。
最も仲が良い武将が周瑜にされて首を捻りましたが、同行回数が周瑜と黄蓋で同数だったため、周瑜が優先されたのだろうと思います。普段は黄蓋を選んでいたのですが、敗北条件に周瑜の敗走がある戦場では、同行武将にすれば救援に行かなくて済むという攻略的な理由で結構同行していたんですよね。
なお、スタッフロールをこれまでの歩みを振り返る気持ちで眺めていたら、途中に知らないムービーがあったので、慌てて薄目で見ることにしました。
クリア後セーブデータは、赤壁決戦の前に戻される形でしたが、任意の章へ移動する機能が追加されたので、分岐からやり直せるようです。
武器の習熟度上限も解放。最大レベル8は中途半端だと思っていたので、レベルキャップだったと判明して納得しました。
更に武器屋で武器合成という新要素が追加ーーと思ったら、方天戟という新しい武器種もしれっと販売開始していて驚きました。販売価格が少々高いので、他の武器をレベル8まで上げてから考えようと思います。