現在地:3章やり直し・蜀ルート
3章に戻ってやり直しています。
3章だと、章の冒頭に戻る以外に、孫呉に助力する「襄陽の戦い」前に戻る選択肢もあったのですが、蜀への貢献が足りなかったら困るので、大人しく3章冒頭からやり直すことにしました。
今回は劉備につくと決めているので、他陣営への貢献は一切無視できましたし、レベルも高いので、界橋の戦い、北海の戦い、徐州の戦いとサクサク進み、思ったより簡単にやり直せました。
クリア済みのサブイベントは再発生しないようで、本編だけ進んだからのスピード感もありそうです。二度手間にならないのは嬉しい反面、「公孫瓚なんかに味方して」と不満を露わにする袁紹ともう一度会いたかった気もします。絆イベントは水郷庵で何度でも再生できますけれど、本編攻略中に挿入されるからこその良さもありますからね。
なお、前回は「徐州の戦い」後の趙雲とのやりとりで引っ掛かったのですが、今回は違う選択肢を選んだことで、趙雲も妙な物言いをした自覚があったと分かり安堵しましたし、自分も劉備を選ぶつもりだから、劉備を持ち上げる発言が気持ちよく聞けました。
いつか同僚になる貴重な蜀の武将に対して、好意的な気持ちになれて良かったです。
続く「小沛の戦い」は、前回と逆で防衛側として参戦することになり、それだけで新鮮に感じました。
こちらの方が寡兵の筈ですが、紀霊大将軍が孫策を出したり引っ込めたりするなど、敵の采配が酷いお陰で割と楽に撃退しました。孫家の三人もちゃんと倒してあげたので、後で叱責されていないと良いですね。
なお、孫堅の救援に行かなかったから孫策たちとは知り合っていない状態と認識していたのですが、戦場で遭遇した孫権から「お前とは戦いたくない」などと湿っぽいことを言われたので、おや?と思いました。孫策は紫鸞宛と感じる台詞を言わなかったので、時間を巻き戻しても絆レベルを引き継いでいることが影響しているのでしょうか。
最後は、蜀寄りの見知らぬ展開として「呂布救援戦」が勃発。
りょ、呂布の救援だと⁉︎と二度見してしまいました。まず、呂布に助けなんかいるか?と言う気持ちも湧きますし、ここで呂布を助けようという劉備は、情とか仁とか義とか関係なく、普通に奇怪しい奴だと思いましたね。
戦場では曹操軍と袁紹軍の両方から大軍勢で攻められる流れでしたが、手早く呂布と合流した後は、サッサと脱出口に向かったので、袁紹軍の本隊に追いつかれる前に終わりました。
この調子だと、3周目の魏をプレイする頃にはさすがに歯応えがなくなるかもしれません。いきなりクリア後特典の最高難易度に変えるほどの自信はないですけれど、この先があまりに簡単な場合は、難易度を1つ上げる程度は考えておきます。
戦闘後、呂布救援のために失った兵力の分を、呂布の武で埋めるという取引が成立。
救援要請を出したのは呂布でなく陳宮だったようで、呂布には全く感謝もされないし、どうするんだと思ったら面白い感じに話をまとめるので手を打ちました。紫鸞と関羽が少し驚いた顔で劉備の方を見るのが笑えました。とはいえ、劉備自身もあまり納得いっていないようですし、呂布に城を乗っ取られる展開は知っているのですけれど。
呂布の言動自体は、案外憎めないなと思ってます。開き直ったことを言うけれど劉備から詰められた時は目を逸らしたり、「俺に謝意や誠意を求めない方が身のため」と自分で言ってしまうところは、本当にしょうがない奴です。異民族だったらしいし、一般的な漢民族の教育を受けずに育ったのではと思うのですが、だとすると丁原の下でどういう扱いだったのかが気になります。
紫鸞の方は、呂布に「王允の食客」と知られていて、思わず「ゲェッ」とカエルが潰れた声が出ました。確かに董卓暗殺の時に顔を見られているけれど、覚えられていたとは、私が紫鸞だったら汗ダラダラになりますね。
1周目終盤に、謎の美女を見かけなくなったという噂話を聞いていたので、貂蝉はどうしたんだと思っていましたが、ここでの会話により呂布軍からも去っていたことが確定して驚きました。より正直にいうと、王允を失った貂蝉が気力を失って身を隠すのは納得で、美女連環の計にかかっていながら、割と貂蝉の行き先は気にしていない呂布に驚きました。
でも貂蝉の話が聞けたということは、蜀ルートでなら貂蝉と再会できるのでしょうか。
その後は、宿を訪ねてきた劉備からのスカウトを受けて終了。
考えてみれば、4章冒頭で劉備のところに呂布がいたから、ここで3章終了なのは当然だったのですが、もう一展開くらいあるだろうと思っていたので短さに驚きました。孫呉と比較して、戦闘回数は1つ少ないだけですが、一周目と二周目の体感差なのか、家長が変わるという一大ドラマがあった孫呉に比べて、蜀は劉備がフラフラしているだけという濃度の差なのか……。
本人も自覚はあるようだけれど、今のところ劉備はほぼ「感情」で行動しているなと思います。孫策ですら、もう少し先の展望があったのに。そりゃあ、関羽が死んだら突撃しちゃうわけだ、と未来に納得しました。