現在地:5章蜀・博望坡の戦いまで

真・三國無双ORIGINS

5章冒頭、いきなり「笑ってはいけない蜀会議」が始まったので笑ってしまいました。
三人寄れば文殊の知恵のはずでしたが、「情勢が複雑になりすぎて自分たちがなにをしたら分からない」状態の六人が集まっただけではダメでしたね。よく考えたら、これまでの軍議もどう攻めようという策はなく、基本敵を迎撃するぞ!だったのを思い出しました。陳宮は、劉備陣営についた方が知者として重宝されて良かったんじゃないでしょうか。

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この後、張飛が「したり顔で『すべてわかってました』みたいな奴が来たら最悪」と言うのですが、すでに諸葛亮を知っているので、君の長兄についてくれるのは懸念している通りのなんでもお見通し顔の軍師なんだよと思って、これまた笑ってしまいました。

まずは「汝南の戦い」で、曹操軍から逃げることに。

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敵の狙いは劉備を孤立させることだったようなので、なるべく散会したメンバーに加勢して、みんなが早く戻るようにしながら進みました。
ちょっとした思い付きで、周倉が岩を落として士気が低下した賈詡等を待ち伏せ、河を渡っているタイミングで火矢をかけたら、護衛兵が武将を3人(賈詡、李通、許褚)も討ち取ったことになって面白かったです。

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自分が河を渡るときは単純に邪魔な要素だと思っていたけれど、こういう地形を利用して敵を嵌められると途端に楽しくなりますね。

その後は、身を寄せた劉表のところでの出来事が結構しっかり描かれて良かったです。
神奏三国詩を遊んでいるときに、“蔡瑁はどれだけ悪辣に描いても良い”空気を感じたのですが、劉備暗殺を企てた人物だったからか、と納得しました。
伝聞ではあるものの、水鏡先生が再登場したのも嬉しかったです。荊州にいたのですね。お会いして、「よしよし」をもう一度聞きたかったです。

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臥竜も鳳雛も正体と所在を知っているのに、紫鸞からは教えられないのが少しもどかしかったです。でも後で気付いたのですが、彼らの正体を知っているのはプレイヤー知識でしたっけ? 2人とも自身の異名を教えてくれるタイプではないし、紫鸞は確信できてなかったかも、と納得することにしました。

このまま知者を探しに行くターンなのかと思ったら、徐庶がやってきて「新野の戦い」に突入。本作では非常に珍しい真っ平らな平地のエリアが目立つ、初めての戦場でした。新野の「野」とは、平野の野の意味だったのかもしれませんね。

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徐庶の指示で八門金鎖の陣を打ち破ることになったのですが、パッと見てもどこに差異があるか分からずぐるりと一周することになり、時間をだいぶロスしてしまいました。最終的に「正解の門には火が焚かれていない」と判断したのですが、その後、霊長の眼で見れば正解の門に風が吹いていたと分かってズッコケました。
間違った門に突撃した場合、敵の動きがどう変わるのかを知りたい気もしましたが、ここで策をねじ伏せるほどの武を見せたら、軍師の指揮する戦を披露しようとしてくれた徐庶の存在意義がなくなって可哀想なので、ちゃんと最後まで正解の門を選びました。

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また今回の戦では、途中、増援の張遼を白鸞が食い止めてくれるという実質的な共闘展開があり、熱いと感じました。
劉備に仕えていることを知られたら怒られると思ってビクビクしていたので、曹操に対抗する駒扱いでも、劉備が認められていて良かったです。

戦闘後、改めて劉備に徐庶を引き合わせたところで、徐庶のことを臥龍ないし鳳雛と勘違いして接する劉備に、ちょっと頭を抱えました。

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水鏡先生の門下だと名乗ったし、タイミング的に期待してしまう気持ちも分かるけれど、無茶苦茶徐庶のコンプレックスを突く会話ですよね。でも敬愛する劉備の発言だからなのか、徐庶が落ち込まなくて安心しました。
それどころか諸葛亮と龐統のことを熱く紹介して、個人情報を勝手に開示してるなと思ったら、後で反省していたので笑いました。劉備に喜んで欲しくて、つい知っていることを全部話しちゃったんですね。

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私は本作の徐庶のことを、悪い奴ではないけれど思い込みが激しそうで扱いにくい、と感じていたので、劉備ならここまで心を開かせられるんだなぁと感心しました。徐庶は張飛の腹が立たないタイプの軍師だと思うし、本人も希望していた通り蜀に合っているーーと思ったのですが、徐庶が劉備軍に参戦できたのはこの一戦だけ。少し話を進めたところで、曹操軍の圧力により離脱してしまいました。
絆イベントが途中なのに⁉︎と思ったら、後程曹操軍カラーに染まった衣装でレベル5のイベントが発生したのでした。こういうパターンもあるのですね。

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でも個人的に、どんな理由であれ自分で所属を移ったなら、その所属先でちゃんと仕事を全うすべきだと思うので、「敵となっても君たちに協力をしよう」という発言は首を捻らされました。別にスパイ活動をしてくれるわけでもないだろうし、よく分からない発言でした。連環計を仕掛けてくれますかね。

そのあとは、三顧の礼をやって諸葛亮を迎えることになりました。
漠然とした劉備の目標に対して本当に「すべきことを示す」仕事をする諸葛亮を見て、これが真の軍師!と引き込まれました。この時点では一介の傭兵隊長みたいな立場の劉備に対し、大陸を三分する王にするという荒唐無稽な話をこれほど自信を持って言えてしまうのも凄いです。

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でも本作の諸葛亮がすごく良いと思ったのは、大言壮語を吐くと共に「孔明なら実現できる」と敵味方に思わせるための努力をしていたことでした。
よく考えたら、いままで机上の勉強しかしておらず実戦指揮は初めてなのに、そんな不安げな様子を見せない時点で立派なものです。日頃の泰然とした様子も、半分くらいは意識して天才性として演出しているんでしょうね。半分は素だと思いますが。
それに、あれだけ理屈を捏ねて隠遁していたくせに、水鏡先生と徐庶が無茶苦茶上げたハードルを真面目に越えようとするのは、先生や学友に対する愛を感じる面もありました。

そんなわけで、諸葛亮の指揮での初戦「博望坡の戦い」。

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敵を誘い込んで火計、というシンプルな戦術でしたが、すべての作戦行動がうまく進むのでイケイケ感があり楽しいステージでした。BGMも、初めて聞く軽快な曲でしたね。
なお、武将全員にそれぞれ仕事が割り当てられているので、紫鸞に同行させると滞ってしまうのでは?と思い、一人で出陣したのですが、実際はどうだったのでしょう。

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