現在地:蜀ルートクリア

真・三國無双ORIGINS

劉琮に裏切られ、迫る曹操軍からまたも逃げる展開になりました。
今回は、事前に降伏勧告の使者として徐庶がやってきました。しかし、早く逃げるよう促すまでは良いとして、自分は曹操に献策しないとか言い出すのは、やっぱりどうなんだと首を傾げました。

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演義にあるやり取りらしいですが、全然割り切ってないじゃないか!と思うし、そういう決意を秘めていたにしても、古巣で宣言しなくて良いはず。結局、臥龍の紹介をした時と同じで、劉備に対するアピールに見えます。そのうち、「こんなに尽くしたのに劉備から顧みられない」とヤンデレ進化しそうな怖さがあります。
神奏三国詩だと劉備の方が徐庶に執着している印象だったので、だいぶイメージが変わりました。

というわけで「長坂の戦い」が発生。

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私の乏しい記憶では、戦略もなにもない民間人を巻き込んだ撤退戦で犠牲者を多数出したとか、趙雲が決死の思いで助けた息子を折檻したとか、後者には部下に対するパフォーマンスが含まれているにしても現代人の感覚からは人格を疑うエピソード満載の戦いだと認識していたのですが、本作では格好良く脚色されていて盛り上がりました。
実は、本作の劉備の台詞に「荊州を得たぞ」というものがあることはネットで見掛けて知っていました。でも赤壁の戦いまでの間に、劉備が荊州を治めるのか?と不思議に思っていました。

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実際に発言したシーンを見て、荊州の土地ではなく、荊州の民の心を得たことを指していたのかと膝を打ちました。ここの劉備は、無茶苦茶格好良かったです。
とはいえ、逃避行に民衆を同行させる選択肢は愚策なので、その後の白鸞の「なぜそんなことをする⁉︎」という疑問には全力で同意しました。

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私が諸葛亮の立場だったら胃痛と頭痛で寝込むと思いました。諸葛亮自身は嬉しそうに「何とかするのが私の仕事」とか言っていたので、お似合い主従で良かったですね。
さすがに民が明確に殺されるシーンは省かれていましたし、紫鸞の活躍で、被害も抑えられたと思うので、物語的にはこの決死行自体は盛り上がるシーンとなりました。

なお、長坂での仁王立ちエピソードは有名だから、ここは張飛の見せ場だと思って、活躍ぶりを見るため張飛を同行武将にしました。

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お陰で曹操軍に啖呵を切る張飛が見られましたが、趙雲を同行武将に選んだらこのカットシーンはなかったのか、単に紫鸞抜きの展開だったのか、少し気になります。趙雲を選んだ場合に阿斗救出展開になるならアツいですね。

曹操軍を撒いた後、白鸞が「劉備もやばい奴だった」と気付いてしまい、今回もまた一騎討ちになりました。戦闘自体は別段苦労しないのですが、前回戦った時と違う武芸を色々使ってきて、珍しく一度天秤が負けに傾きました。
この分だと、どのルートでも紫鸞と白鸞の話は同じ展開になるのかなと思っていたら、劉備は戦闘後になっても白鸞を説得しに来てくれませんでした。孫呉のときは霧を出してなかったんでしたっけ。紫鸞が選んだ英雄を見て貰えずにどうするんだと思ったら、白鸞が自分から退いてくれたので、結局殺さずに済みました。

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白鸞と完全に決別する展開があっても良かったと思いますが、利より情の蜀ルートでそれをやるのは違うと思うので、そんな展開があるなら魏ルートに期待します。

その後は、赤壁へ至るエピソードを積み重ねることに。
魯粛が訪ねてきたことも、孫呉でどんな話し合いをしたかも伝聞で終わるので、流れは十分わかるけれど、私の場合は先に孫呉ルートをやっていて良かったかもしれないと思いました。
龐統の説得は諸葛亮に置き換わっていました。この方が自然だと思うけれど、奥の手を使うのは周瑜の方が「らしい」気がします。

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他に面白い差異として、風を読む依頼は諸葛亮と紫鸞の間だけで行われ、周瑜はまったく関わってきませんでした。孫呉のときは周瑜と諸葛亮の2人掛かりで依頼されたと記憶しているので、あえて別シーンを用意しているのはなんでだろう、と考えると、諸葛亮が周瑜に対しても「神懸かり的な軍師」を演じるために紫鸞の力を伏せたのかもーーと思ったのですが、どうでしょう。そうだったら、龐統も評していた通り本当に性悪ですね!
とはいえ、実際「昨日の味方は今日の敵」になるので、批判する気はありません。

赤壁の戦い」は、前回よりスマートに戦えたと思います。気を付けていたのに敵の攻撃を受けて一度水中に落ちましたが、復帰も早かったはずです。
とはいえ四方八方から攻め込まれるので、手が足りないタイミングもありました。知らぬ間に祈祷台の近くまで夏侯惇に侵入されていた時はビックリしました。

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なお、風が止んだタイミングで祈祷台の近くにいれば自分で点火もできたようなのですが、時間が惜しくて結局合図を送ってしまいました。次の機会には、点火パターンも見てみたいです。といっても、次は火計を浴びせられる側で挑むつもりなので、実現はだいぶ先になりそうです。

蜀ルート最後の戦いとして、追加ステージの「華容道の戦い」が出現。
遂に、軍議なしの戦闘準備だけで出陣するパターンとなりました。
曹操に追いつくため急いだ方が良いのかと思って最初は飛ばして張飛が足止めしている現場に合流したのですが、そこから更に逃げられて、戦線が伸びてしまったので、結局すべての戦況を手助けして全員で進み直しました。

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魏軍の武将数の多さにしぶとさを感じたけれど、終始こちらが攻め手なので、ラストステージにしては気楽に戦えましたし、赤壁より楽勝だったと思います。

大トリの関羽が以前の恩返しとして曹操を討たずに見逃すことを、諸葛亮はそこまで読んで配置した、と関羽は推測していたけれど、そうだったのでしょうか。

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万一違っても、神の如き見通す目を持っているという信仰を保つために叱責できないでしょうね。

エンディングで将軍になるか無官を貫くかを選ぶのは孫呉と同様でしたが、今回は褒賞の選択肢というより今後の生きかたを聞かれた感じだったので、素直に無官を選べました。
敵を一番倒した戦闘が、本筋と全く関係のない任務「兗州義勇の任」で笑いました。

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仲間の救援メインだと雑兵は無視した方が効率的だから撃破数は伸びないし、メインストーリーは難易度の低さに胡座をかいて撃破目標へ一直線で進んだ戦いも多かったから、こういう記録になったのかなと思います。

今回は白鸞のその後の様子も少し見られましたが、なぜ蜀限定なのかは疑問でした。

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個人的に、孫呉ルートは、孫権の説得を受けて彼が作る国を見てみたいと思った、つまり紫鸞の英雄選択に納得したから退いてくれたのに対し、蜀ルートだと紫鸞への情で諸々を保留にしただけと感じたので、白鸞をエンディングに登場させるなら孫呉の方が相応しいと思いました。

なんだかんだと注文をつけましたが、無事蜀ルートクリアです。
しかし、周倉から貰った最後の修練目標を全達成しないまま終わったのが悔しいです。

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貰ったタイミングだと、こちらから突撃や奇襲をかけられる戦場が全然なかったのです。絆イベントの発生には影響しなくて良かったです。

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