現在地:魏ルート5章・博望坡の戦いまで(貂蝉絆イベントネタバレを含みます)
大量の絆イベントをこなしました。
生真面目キャラの荀彧が睡眠欲キャラ化するとは予想外でしたし、荀攸は最後までずっと面白い男でした。酔っ払って紫鸞の正体を話していたというし、やっぱりあの人、軍事機密もどこかで漏らしていそう。荀家の軍師たちだけ、妙にギャグ路線じゃないですかね。
于禁のイベントは、どちらかと言うと青洲兵との間に友情が芽生えてないか?と思ったけれど、日頃は受け身の紫鸞が自分から好んで于禁ブートキャンプに参加しているように見えるところが面白かったです。マゾなのではなく、里とは違う集団の訓練を受けるのが楽しかっただけだと解釈しています。
ストーリーでは、まだ袁家との戦いが続いていて鄴の戦いへ。
張郃が袁譚の傍に控えたのは、郭嘉から見張り役に任命されたためだったのでしょうし、実際に袁譚が裏切れば容赦なく倒しにかかっていましたが、旧主の子息に安らかに長く生きて欲しかったのが本音でもあるんじゃないか、と思いました。面罵されても冷静だから心がないみたいに見えますが、嘘を言うタイプでもないと感じるんですよね。
度々話題に出している神奏三国詩だと、二君に仕えることに複雑な気持ちを見せる正統派武将でしたけれど、本作だと独特の価値観を持つ不思議な武将だと思います。たぶん、変人ではあるんだけれど、世間と折り合いがつけられるタイプの変人なんですね。面白いバランスのキャラクターなので、興味深く眺めています。
攻城戦は城門を破るまで一苦労でしたが、中に入ってしまえば袁尚、白鸞、袁譚は即座に撃破できる程度の難易度でした。
これで甄姫が降って、ようやく曹操軍も女性がいる状態になりました。
あっという間に絆2から5まで進んだ上、紫鸞に対して妙に積極的なのでこちらがタジタジになりました。
孫尚香や貂蝉は独身だし、月英も結婚前の出来事だったから紫鸞に熱を上げていても構いませんでした。けれど、甄姫は人物辞典によるとこの時は曹丕の妻になっているわけで、ゲーム内で描写されていないにしても不倫という印象が拭えませんでした。
人物像自体は素敵な女性だったので、ここまで恋愛色でなくても良かったのでは、と思います。
それから、このタイミングで袁紹との思い出話をする曹操に、官渡の後でなく今なのか、と不思議に思いましたが、あの時は袁紹が生きていたから感慨が違うのだと気付きました。
本作の曹操って、割と序盤はあくまで官吏としてすべきことをやっていただけで、そこに野心が加わったのは、袁紹を洛陽で見限ったときなのかもーーと感じさせられました。
その次は、白狼山の戦いへ向かうことに。
これまで郭嘉について、早逝した人物と聞いたのに、3章で病を匂わせた以降は、思ったよりピンピンしているなと思っていました。正直、死にそうに見えなかったです(笑)。
しかし、鄴の戦いから急激に病身アピールが増えたので、間も無くなのか、と強制的に悟らされました。紫鸞に病を明かすのはちょっと意外でした。でも他に対してはどれだけボロが出ても隠す辺り、紫鸞の眼にかかったら見抜かれると思ったのかもしれません。
曹操は遠征を決めた理由に郭嘉の献策への信頼を口にしていたけれど、郭嘉が寿命を感じていなくても袁尚討伐を主張したのかは、一考の余地がありそうです。
ちなみに、最初の絆イベントを除けば、真面目に軍務に従事しているシーンばかり見ていたので、素行不良キャラにも見えなかった郭嘉ですけれど、医者の言うことは聞かなそう、の解釈は軍師チームと一致しました。
まあそうであっても、元化のことは早く紹介してあげればよかったと思います。
白狼山の戦いは、一度本陣に奇襲があって引き返している間に、前線の張郃と甄姫が窮地に陥ったりしましたが、基本的にはかなり優位に攻め続けられたと思います。袁尚大軍団の戦法阻止として提示された「戦車10台の破壊」が面倒だったので、直接袁尚を倒したのは、ちょっと強引だったかもしれません。
白鸞も、劉備軍のとき同様、勝手に納得して退いてくれましたが、曹操が2人目の太平の要がいると知ったらまた熱烈スカウトに巻き込まれた可能性があるので、今回は顔を合わせないでくれて良かったと思いました。
その後、郭嘉がひっそりと死亡。
この病人に酒を渡して胸元が空いた服のまま外に出すんじゃない!と憤慨しました。こんなの、死ぬと分かっているから本人の好きにさせてあげているようなものじゃないですか。
曹操に称賛された郭嘉の表情が、私には迷子の幼児のように見えてちょっと驚きました。称賛されると思っていなかったんでしょうか。否、サガエメの最終皇帝と将軍じゃないのですから、これまでも称賛はされていたはず。むしろ戦の終わりに称賛されるまでセットだったかもしれませんよね。だとすると、戦の終わりと自分の命の終わりを今更自覚してやるせなくなったのでしょうか。
それにしても、典韋も郭嘉も死亡時にカットシーンが用意されている辺り、一武将なのに優遇されていますねーーと思ってから、ん?と首を捻りました。
郭嘉生存ifルートがあることは把握しています。でも、孫堅や典韋と違い、戦闘中に死ぬわけでない郭嘉をどうやって救うのでしょう。
調べたところ、「5分以内に白鸞を倒す」ことが郭嘉生存の条件だそうです。郭嘉の予想以上の速攻で敵を倒せばーーみたいな会話が、そのままフラグだったんですね。
最初、戦の最後に待ち受ける白鸞との一騎打ちまでを5分以内かと思って引っくり返りましたが、生存条件の方は中盤に一度出現する白鸞のことだと思います。だとしても、結構移動が多い戦場だったので、5分という時間制限は相当厳しそうです。曹操の救援を無視しても間に合うなら、なんとかなるでしょうか。
その後は博望坡の戦いが勃発。ここからは、劉備軍で体験した戦場の曹操軍視点になりますね。
郭嘉亡き後とはいえ、軍師はたくさん揃っているのに、なぜか武官ばっかりで出撃しているのを見て、そこを劉備軍に合わせなくて良いのに、と思いました。
しかも、夏侯惇は総大将で敗北条件になっているせいか、随行武将に張遼しか選べなくなっていました。曹操軍には無数の武将がいるのだから、各陣営3人縛りで平等にする必要はなかったんじゃないか、と思います。
全体的に発動が早くて、罠の半分は対処できずに被害を被りましたが、戦いに勝つことはできました。
ちまちまと太平値を上げていたのですが、司隷の太平値が最大になったタイミングで、なんと王允からの書簡が届きました。死後に手紙を送ってくるパターンは考えていたけれど、まさか王允とは予想外でした。
そして、この書簡をフラグに貂蝉と再会することができました。
相変わらず暗部であることを恥じているので、また姿を隠してしまうかと思ったのですが、紫鸞の方からもちゃんと告白をさせたところ、心を動かすことに成功。次の再会を約束してくれたので、真ヒロイン確定!と嬉しく思いました。
なお、太平値については、3勢力ですべての任務をこなせば勝手に最大値になるのでは?と気付き、あまり気にしなければ良かったなと思いました。突発戦だと本当に上がったのかどうか怪しい時もあるので……。