現在地:3周目魏ルート終了+夢幻激闘
クリアしました。
全陣営を通ったためか、あるいは太平値が全域MAXのためか、スタッフロール後に追加カットシーンがあり、将軍としての名称も変わりました。
やっぱり、劉備軍の時にも将軍位を貰っておくべきでしたね。初周の呉では玄武将軍だったけれど、どうもルートごとではなくプレイスタイルや達成値での変化のようです。一度上がった太平値は下げられないから、もう別の名称は確認できなそうです。
ストーリーは長坂の戦いから。
劉備軍での展開と全然違う印象で、劉備の逃げ足も、諸葛亮や関羽の援軍が戻ってくるのも早く、脱出口へ到達する前に劉備を捕捉できるかかなり不安になりました。
最後の拠点の位置でギリギリ追い付き、倒すことができたのでホッとしました。民は、恐らく殺さずに進めたはずです。
江夏へ逃げられたことについて、曹操が「私の道を阻むのはやはり劉備」なんて感じで述懐するので、孫権のことはまったく眼中にないんだなと笑ってしまいました。だからこそ「今天下英雄、唯使君與操耳」と言ったことになってるわけですよね。
赤壁の前に、恐らく太平値MAXの特典と思われる太平の要の祖からの任務「夢幻激闘」が発生しました。
任務リストの5章先頭が抜けていたから、なにか見落としたかと思っていたけれど、これだったのですね。
推奨Lv60にビックリしつつも挑んでみたところーー本当に激闘でした!
敵はなんと張角、董卓、袁紹、袁術連合軍。こちらも魏呉蜀の合同チームではあるけれど、死んでいる者は不在、周倉や張遼など元は敵対していた武将は敵側に奪られているので、正直こっちの陣容は劉備軍が一番強いかもしれないレベルです。それなのに、序盤に三方向に戦力分散して突っ込むと言う愚策を味方が取るので、そこでどうしても兵力が減ります。
最初は呉チームが向かう北の拠点に同行したところ、これが袁紹・袁術の袁家合同軍。狭い拠点内に大将2人と張郃、甄姫の固有キャラに、顔良、文醜、紀霊と猛将揃い踏みでひっくり返りました。倒し切れないまま、他の拠点に向かった味方が散ってしまい、そうこうする内に敵側が攻めてくるターンへ移行。
慌てて本陣防衛に戻ってなんとか仲間を助けつつ敵数を削っていくものの、同時に3人も無双乱舞発動待ちになったり、手が回らずてんやわんや。乱戦の中で呂布のテーマが聞こえて、逃げようとしたら張遼の突進攻撃で吹き飛ばされーーと敵の物量に圧倒されます。犬も歩けばネームド武将に当たる、というくらい陣容が厚いです。
何度か死にました。再戦画面を見るのは、体験版以来です。
最終的に、混戦が苦手な私の腕前と現在のレベルだと無理だ……と悟って、「歴史を追う者」に難易度を下げました。
三方面への襲撃で同行したのは南の拠点に向かう魏軍。ここは張角大軍団が詰めてますが、張角と周倉くらいしか固有武将はいないので、敵側が攻めてくるターンになる前に倒せるのでは、と思ったためです。結果としては、張角以外の武将は敵合流前に倒すことができ、残った張角もなんとか他軍団との合流前に追いついて倒し切ることができました。
ただ、そのせいで本陣に戻った時には既に陣の深くまで攻め込まれ味方が分断されてしまっていたのと、董卓と袁家の強力な武官が大量に密集することになったので、これはこれで大変でした。最初に突撃する三部隊は、1箇所しか生かせそうにないですが、張飛を生かした方が良かったですかね。中央の董卓軍に突っ込んでいくので、初っ端から呂布に会うのは嫌だなぁと思って避けてしまったのですが……。
とはいえ、難易度を下げた効果でなんとか勝利をもぎ取りました。
武芸の闘気消費量が1つ減少する「黄龍玉壁」が手に入り、苦労に見合った報酬に喜びました。
赤壁の戦いは、うっかりこの寄り道のために下げた難易度のまま突入したので、失策がかなりあったにも関わらず、サラッと終わりました。
とはいえ、逃亡戦だから勝った感はないです。魏の軍師たちが火計の可能性を一応考えて、紫鸞にも注意を依頼していたのに、火計発動を防げなかったのは遺憾でした。
でも、火の中で味方を生かすため殿を務めるのは結構燃える展開でした。
ちなみに、黄蓋が火を付けるカットシーンが通常の会話で処理されていたので、そこ省略されるんだ!と驚きました。味方でない武将の活躍シーンは省略なのかと思いましたが、下邳での関羽の降伏シーンは残されていたので基準が曖昧です。
最後は華容道の戦い。難易度を「乱世を往く者」に戻してから挑みました。
魏ルートだと、なんと孫呉も追撃に加わってきていて、正に総力戦という感じがします。
なるべく味方を救援して多くの将兵が残るように立ち回りました。道中は苦労しましたが、最後の軍勢激突でそこまで苦戦しなかったのはこのお陰かなと思います。
その後は、曹操を逃すターンだと思って残党を狩っていたのですが、ふと気付いたら曹操が退却路の先に進まず待ってるので、そうか、許褚は生かしていても以降は自分が護衛役なのかと慌てて合流しました。
すると、待ち受けていた関羽とのラストバトルに突入しました。
見逃してくれないのかい!とズッコケましたが、今回の曹操は護衛に紫鸞がいるし、追っ手を全部倒しているので、関羽としてはそのまま通すのも差し障りがあるか、と納得しました。毎度、関羽戦は骨が折れるのですが、今回はラスボスなので強くても許容できました。曹操が傍観するのでなく、一緒に戦ってくれた点も良かったです。
冒頭に書いた通り、スタッフロール後に追加カットシーンがありました。
場所が里だったので、もしや貂蝉との絆イベントの続きかと期待したのですが、残念ながら白鸞でした。
内容から察するに、太平値MAXで追加されるシーンだったようです。白鸞は孫呉ルートの時だけ紫鸞の選んだ英雄を認めていた感じだったので、孫呉の流れで見たかった追加シーンかもしれません。魏の基本ルートだと負け戦で終わっているから、少し収まりが悪いです。
とはいえ、ゲーム的には太平の世を実現して白鸞とも穏やかに過ごせる日々が来るのは、これまでの紫鸞の苦労が報われてホッとしました。実際はここから三国成立で、戦続きの世になったはずですけれど、本作ではその辺を描かず終わったのは良いまとめかただと思います。この後は殺し合うだけでなく、晩節を汚したり、自死したり、キャラゲーとしても描くのが難しそうですしね……。