リアルタイムストラテジーRPG「Akatsuki:Lord of the Dawn」Switch版のプレイを始めました。
現在地:エルンダーレ島(最初の島)制圧
新領主に任命された若者が、魔物の軍勢から父の領地を奪い返し、その地を発展させていくという内容。
本編が始まると、主人公アルクが自分の素性を知った後、即決で新領主として着任するので、そのスピード感にちょっと笑ってしまいました。
でも実際にプレイを始めると、自力で領地を獲得する領主というという設定は、兵を募って敵を一掃し、領地を開発していくゲーム性と噛み合っていますし、ゲームのストーリーなんて敵と戦う理由付けであって、ゲーム部分が面白ければ適当でも気にならないので、このくらいのエッセンスで充分だと思い直しました。
いや、もしかしたら、この先深いストーリーになっていったり、どんでん返しとかあるのかもしれませんが……。
横視点で二頭身のドットキャラが動くグラフィックの雰囲気は、「勇者30」などを彷彿とさせます。
雰囲気が明るくて、個人的には好きなグラフィックです。
戦闘システムは、チュートリアルは終わったもののまだ細かいところが把握できていません。ストーリーで目的地に行く前に、最初の島を制圧してみたのですが、ちゃんと部隊を適正レベルに上げないと、最初の島でも敗北することが分かりました。
敗北ペナルティはないようです。時間経過はしてしまうけれど、このゲーム性でゲーム内日数が経つことにデメリットがあるとは思えないので、たぶん問題ないでしょう。
逆に、レベルを上げた後は、オート移動設定の三倍速放置で十分でした。
RTSだから事前の部隊編成がキモと思いきや、移動やスキル発動のタイミング、陣形変更といった戦闘中の操作要素も思ったより多かったです。移動はオートにできますが、敵に接近しすぎるので、遠距離中心部隊だと不適切かもしれません。移動で敵の攻撃を回避できるのかは不明です。味方は主人公周辺をわらわらと勝手に動くから、あまり制御できないんですよね。
護衛兵の兵種は序盤からかなり多いです。
最初は、取り敢えず使えるスキルを増やそうと思って一通りの職を雇ったのですが、戦闘中にスキルを使えるのは上段に配置した5人だけ。また、その一人が死ぬと、同じ兵種がいてもスキル発動はできないようです。
陣形には特殊効果やスキルが付いているようですが、まだ一種しか持っていないので、あまり体感できていません。戦術研究にかかる費用が高いので、先は長そうです。
陣形を指示しても、味方の移動が鈍くてその形を取れないことが多いのは残念です。陣形がキビキビと変わると、軍隊を操作している感が出そうです。
敵を倒した土地では、林業、農業など産業施設が建設可能になるのですが、建設に必要な資材がなかなか手に入らないので、島を制圧してもなかなか開発は進みません。
現状、道を作るのすら困難なので、効率的な資材の入手法を見つけたいところです。
コツコツ育成する要素があるゲームが好きということもあって、現時点で、面白そうな感触はあります。
部隊に関しても強化要素がたくさんあるので、レベル上げ、装備品生成、クラスチェンジと進めていきたくなります。
ただUIは少々難あり。
例えば、15人の枠が埋まっていない時に新兵を雇ったら、枠に勝手に入れてくれても良いのに、わざわざ編成画面を出す、編成ボタンを押す、入れ替えを押す、と一々奥まったページを出す必要があります。部隊編成・育成は頻繁に行うのだから、もっと簡単にできるようにしてほしかったです。
また、ギルドミッションは達成していても期日内に手動で報告しないと失敗する扱いなのに、達成済みミッションがあっても通知がないのが若干不親切です。ミッション一覧画面では報告可能とわかるのですが、メニューにマーカーが表示されたら助かります。
一つ一つは細かいことですが、やることが多数あるゲームだからこそ、細かい部分の積み重ねが気になってくるように思いました。