現在地:蜀・天命変化ルート(真エンドネタバレを含みます)
今回から、各軍if展開へ進むルートをやっていくことにしました。
どこから手をつけようかと考えて、取り敢えず蜀を選択しました。分岐からエンディングまでが近いので、すぐ終わりそうというのが理由です。難易度も下げました。
「誰かの死を回避する」という分かりやすい目的がある魏・呉に対して、蜀はなにを変化させるのかピンとこないまま始めることになりました。
ifルートがあると知った時に想像したのは徐庶が離脱しない展開だったのですが、蜀でルート分岐するのは「長坂の戦い」です。通常は逃走しますが、曹操大軍団を破ることが分岐条件だとゲーム内ヒントにあるので、ひとまずその条件を達成しようと挑戦しました。
随行武将は趙雲を選択。それで気付きましたが、この戦いは「一人で行く」の選択肢がないんですね。
趙雲同行の場合は、阿斗を託された直後からスタートでした。張飛に比べると地味な出だしですけれど、長坂橋に辿り着くまでは自分が趙雲に同行している感があって少し新鮮でした。
その後は、足止めされている民を連れてきて劉備と合流。張飛を随行武将にしていると、救援しに行く間に橋を抜かれてしまいますけれど、今回は張飛が確実に橋を防衛してくれるので、趙雲同行パターンの方が難易度は低い気がします。
その後、曹操大軍団が登場するまでは普通に逃走路を進みました。先行して徐晃らを倒した辺りで、ようやく曹操が到着したので引き返します。
まぁ、武将二人と護衛兵たちだけ挑むと考えると大軍です。でも赤壁や華容道を制した直後にやっているので、比較するとそこまで大軍に感じません。それに目ぼしい武将は追手として現れた時に個別撃破済みだから、強い敵は許褚しか見当たりません。
これから倒せるだろうと、結構自信を持って突撃。少しずつ確実に敵兵力を削り、遂に曹操を丸裸にしました。
その頃、劉備は最後の砦で楽進と戦っていましたが、関羽が合流して優勢に進めているようだったので、こちらが思わぬタイミングで敗北することもなさそうだーーと安心して思っていました。
しかし気をつけるべきは、敗北条件ではなかったのです。劉備が楽進を倒し、最後の砦を突破したところでハッと気付きました。
劉備がゴールしたら、勝手に勝利条件を満たして、曹操を倒す前にステージが終わってしまう!
やばい、と思って強引に攻め始めたものの、直後に白鸞の妖術が発生して、曹操軍が消えてしまいました。悠長に手足を捥いでいたせいで時間切れです。
待ち受ける白鸞は無視して、その場で撤退を選択。曹操大軍団に突撃するタイミングから再戦ことにしました。
しかし、逃走路を整備してから来たせいで、こちらの大軍団突入から程なく、劉備も最後の砦に辿り着いてしまいました。敵である楽進・李典に「粘ってくれ」と心の中で応援を送りつつ、こちらもじわじわ削るのを諦めて、騎乗ダッシュで曹操がいる奥深くまで無理矢理突入しました。
ここまで強引に乗り込むと、許褚と曹仁と曹操から同時に攻撃される感じになりますし、雑兵の赤攻撃に吹き飛ばされることもあって、いくら最低難易度でもちょっと手間がかかりましたが、敵の攻撃は痛くないので全無視。趙雲への交代も使って、強引に撃破しました。
ーー必死だったので、「天命変化」が浮かび上がった瞬間のスクリーンショットは失敗しました。
その後、白鸞を倒しに向かったのですが、話を聞くときの姿勢が、棍装備だと腰に手を当てた横柄な態度になるんですね。境地上げの為たまたま棍にしていたのですが、天命に逆らうようになったから精神的にも太々しくなったのか?と感じました。
この大軍団撃破により荊州の大部分の支配を失わずに済んだことになったらしく、諸葛亮からは「反攻に転じることも可能」と評されましたが、赤壁の戦いへ至る展開は前と同じ。
赤壁の最後に周瑜が「曹操を追う」というので、魏ルートのように華容道で孫呉も協力してくれるのかと思ったのですが、天下三分の計のため断って劉備軍だけで戦いに挑んだようです。
逃げる曹操を追うという基本は基本ルートと一緒ですが、スタート地点が月英側なので遭遇する武将が違ったり、みんなの台詞も違ったり、関羽が劉備と一緒に最後の地点で待機していたり、劉備が梯子をかけてくれて、曹操を追う側から待ち受ける側に回れるのは面白かったです。
最後に両軍激突シーンがあるのはテンションが上がりました。
無論、曹操にトドメをさせるわけでなく逃走されるものの、寡兵だった劉備軍が曹操軍を自信を持って破ったことが見事だと思いますし、通常ルートの華容道の戦いより達成感がありました。それもこれも、長坂の戦いで曹操大軍団を破ったことで、劉備に味方する兵が増えたから得られた勝利なんでしょうね。
荊州の主となった劉備が街を視察する大団円のカットシーンも追加され、これなら真・太平の要エンディングに繋がることに納得できました。
予想以上に満足度の高い真エンディングを迎えることができたので、残り2国も頑張ります。