クォータービューアクションゲーム「TUNIC」(チュニック)PS5版プレイ開始。
現在地:東の森・衛兵隊長撃破まで
ゆるいゲームが遊びたくて、ライブラリから本作を選んだのですが、まさかの高難易度ゲームでした。
このイメージイラストに騙されました。
ゲームを始めると、一切の説明なくマップ上の子キツネを操作することになりました。
説明がないと言っても、移動やローリング回避、メニューを開く操作はすぐわかりました。画面上のゲージについても、左下2本目はスタミナ(ローリング回数制限)だなとか、変動を見ていればなんとなく想像できます。仕掛けに近付くと操作アイコンも表示されるので、この程度であれば不親切ということもないと判断しました。
ただ、敵と初遭遇したとき「攻撃ボタン」が見つからず少し焦りました。
これは武器を持っていなかったためですが、見つけた武器もボタンに割り当てないと使えないので、この時点で、ゲーム慣れしていないプレイヤーだとキツイのではないか?と思いました。
そしてしばらくした後に、この「説明しない仕様」が本作の特色なのだと気付きました。
気付きがあった最初のポイントは、看板です。看板前で×を押したら、謎の記号が表示されたので「ん?」と首を捻りました。
ただ、次の看板は普通に日本語で「英雄の墓(剣マーク)」と表示されたので、この時点ではローカライズ時のミスかもしれないと思ってスルー。
その後、宝箱から木の棒を入手したのですが、そこでもう一度「んんん?」と首を捻りました。
また、読めない記号が表示されたのです。でもこれ、真ん中が「の」で、前後が「木」「棒」と解釈しても良さそうな字面をしています(実際はアルファベット対応言語ではなさそうです)。
まさか……と思いつつその場は先に進み、次の看板で意図的な記号表記だと確信しました。これ、読めない部分は自分で解読しろってゲーム性ですね!?
いや、地名なんかは読めなくても困らないけれど、アイテムの前で×を押した時に読めない選択肢が表示されるのには弱りました。
これは単なる「拾う?」だったようですが、これが重要選択肢だったらと思うと結構緊張します。消耗アイテム類の効果が「使ってみないとわからない」「使ったアイテムは消失する(死に戻りで復活しない)」のも結構キツいです。
あちらこちら巡っていると、「説明書の冊子」というものが1枚ずつ拾えるのですが、これも読めるのは部分的で、自分で考えることが必要です。
謎解き要素があるとは目にして、「7 Days to End with You」や「Chants of Sennaar」みたいなことをアクションゲーム内でやらされるとは思っていなかったので驚きました。
逆に言えば、謎解き系アクションゲームが好きな人には非常にワクワクするゲームだろうなと思いました。
アクション難易度は割と容赦がなく、しかも完璧なソウルライク仕様でした。
篝火セーブで敵とエスト瓶が復活、死んだらその場にソウルをロストします。
現状ソウルの使い道がわからないですが、恐らく成長要素があるのでしょう。前述の自分で解読する要素もありますので、ゲーム慣れしていない人が、見た目の雰囲気で緩いゲームだと思って遊び始めたら目を白黒させると思います。
東の森で「英雄の剣」を手に入れるまでが実質チュートリアルだと思うのですが、なんとこれのトロフィー「剣だ!」の獲得率が50%未満でした。
装備が木の棒の時点で衛兵2体との戦いを強いられるのは、結構挫折ポイントだと思います。
ここに行き着くまでに、ローリングを使えないと被ダメ必須の強スライム2体、遠距離攻撃してくる敵2体と連戦させられるから、万全の状態で衛兵2体と対峙できる状態に持っていけるまで何度もやり直しました。私の場合は、この時エスト瓶を拾えてなかったのも良くなかったです。
剣を手に入れたら単純に火力が上がった点と、攻撃した敵が少しノックバックされるようになったのでホッとしました。
最初の中ボス扱いなのだろう衛兵隊長なんかも、お互いにダメージが結構通るので、攻撃を当てることより回避の方が重要。連続ローリングできる回数の少なさと、無敵時間が短い点をちゃんと把握しておかないとダメですね。
ただ、設定関係を見たら難易度設定(イージー)や、スタミナ無限、無敵モードなどがありました。アクション苦手な人向けの救済措置があるのは評価ポイントだと思います。
私も、完全に詰まったらまずスタミナ無限にして、それでダメなら難易度イージーにしようと決めました。死にゲー愛好家ではないので……。
道を踏み外すことはできないのと、最初は茂みを刈ることができないため、ほぼ一本道でしたが、剣を手に入れるとぐっと世界が広がりました。パッと見ただけでばわからない隠された道などもあるので、恐らく探索に一番時間を使うことになるんじゃないかと思います。
実のところ、いま東の森から抜け出すルートがわからなくて右往左往してるくらいです。
感想記事が続かなかったら、子キツネは東の森で迷子になって終わったとご理解ください。