「F@NTASTIC COMBINATION LIVE ~AtoZto!!~」昼・夜公演に配信で参加しました。
※本公演は、ライブ本編のスクリーンショット&SNS投稿が許可されています。
1公演ずつ語ろうと思えば余裕で2記事書けるのですが、ひとまず2公演まとめた感想になります。
まず、ファンコン16ユニット完走が嬉しいです。最初のBRAINPOWERが2年前なんですね。最初は待たされてヤキモキしたけれど、全ユニットでやると確信してからは、ここまで来たらJupiterに締めて欲しいと思っていたので実現して感無量です。
ライブとしても完成度が高かったですし、ファンが見たいと思っていたものが提供されていたと思います。
久し振りの2ユニット6人制だと公演時間が短く感じたけれど、夜公演は驚きのダブルアンコールがあったので最高に満足しました。
オープニングから、Jupiterへの大きな歓声に泣かされそうでした。夜公演アンコールで、北斗が「みんなに応援してもらえるアイドルになれて本当によかった」と語ったことには、正直メタ的な観点からグッときました。
なにより、これがJupiterのライブなんだと噛み締めさせられました。
Jupiterって、本当に「歌って踊れてファンサを欠かさない完璧なアイドル」なんですね。教科書通りにきっちり揃えて踊るのかと思いきや、意外と個々人が勝手にノリノリで客席を煽ったりファンサを入れて自由なんですね。でもだからこそ、ライブ性があって、目が離せなくて、惹きつける重力が生まれているーーと思いました。観るのは初めてだけれど、よく知っている不思議な光景でした。
昼公演トップバッターだった「BRAND NEW FIELD」は、6分もある長い曲ですし、初期曲なので振り付けも緩めですが、前述した通りアピールを大量に盛り込んでくるので飽きさせないなと感心しました。
ユニット2曲目の「GLORIA MOMENT」は、実は私、この曲が人気なのを不思議に思っていた不見識な担当Pだったんですが、今日のステージを見て心を入れ替えました。これからアーカイブ期間中に10回はリピートすると思います。
夜公演の「SPACY PARADISE」は、軽快な曲なので他にない楽しさがありました。軽々踊って見えるけれど地味に運動量がやばいダンスなのは、声優ライブ未披露曲だから再現性を気にせず動かせたところはあるのかも。
「Inner Dignity」は披露すると思っていたけれど、丁寧に3DMV再現されると感動するものですね。特に、あの腰を落としてターンする振り付けが好きなので、フルだと3回観られて嬉しかったです。また、冬馬が意外と優しい顔で歌っていることがわかって、曲の解釈が少し変わりました。冬馬がバク宙を披露した瞬間に響いた、悲鳴のような歓声にはニヤけました。天ヶ瀬冬馬ですから、Da型じゃなくてもバク宙はできるんですよね。でも、絶対にバク宙しない北斗も好きです。
交換で歌った「♡Cupids!」は、確かにJupiterがこれまで歌っていない可愛い路線。歌は全く違和感なく自分たちのものにしていたけれど、振り付けはだいぶ新鮮でした。
翔太と北斗は、息するレベルでウィンクをガンガン入れるのですが、それ以上に冬馬のアイドルぶりにグッときました。
彼は、歌唱力を評価されているけれど歌手一本という感じではないし、ダンス力はあるけれどダンサーではない。ただ真摯にアイドルなんですね。やっぱり黒井社長は慧眼なんだな……。
翔太や北斗に、流れで「投げキス」しないと収まらない展開にされると、最初は躊躇しても、やると決めたら照れずにさらっと完璧なアイドルアピールをするところに、天ヶ瀬冬馬という「完璧なアイドル」像を見た気がします。
JupiterのMCはだいたい翔太が回していて、これは実際のライブを見ないと分からないことだったと思いました。
北斗はとにかく喋りの全てが「伊集院北斗」でした。素であのキャラクターを維持しているのが凄いですね。
北斗の台詞を文字起こしして読むと笑っちゃうのですが、実際に北斗が喋っている時は、ひたすら甘くてヒエーと打ちのめされます。「いじらしい」とか北斗の語彙って、どこから生まれたのか不思議なんですが、時々類も似たことを言うので、テニサーで習得したのでしょうか。大学のテニサーって怖いですね。
アイドル単独のスクリーンショット数は翔太が最多でした。
動きがダイナミックで映えていたと思います。
14歳組でもあれこれポーズを決めまくっていたので、その分もあります。スクショタイムを仕切ったり、昼公演後に二人で勝手にロンダート宙返りを披露したり、大吾が翔太のヤンチャに付き合ってくれるお陰で、余計に伸び伸びとしていた面があるかもしれません。
ところで、大吾と比べると翔太の方が明らかに背が高いんですね。立ち絵ではあまり意識したことなかったので、こんなに差があったのかと驚きました。
Jupiterの話で盛り上がってしまいましたが、もちろん公演の相方であるF-LAGSも良かったです。
客席のサインライトをトリコロールにするという、F-LAGS特有の演出も楽しめました。白は今日の出演者にいない色なのに、用意している現地ファンの皆様もさすがです。
交換曲が「Radiant Letter」なのは意外だったけれど、大好きな曲なので、歌唱がJupiterでなくとも聴けて嬉しかったです。一希の歌い出しが、本家以上に吐息多めで慄きましたが、続く大吾や涼もだいぶ色っぽい歌唱にしていて、まさに新境地を見せてくれました。
合同曲の「GRAND-NEW UNIVERSE」は、試聴では分からなかった二番以降のAメロの変化に驚かされました。ややJupiter寄りの曲調かなと思ってましたが、やはり2ユニットだから歌える曲になっていましたね。
315プロらしいキーワードも盛り込まれているファンコン最終回に相応しい一曲だったと思います。
今日は技術的に特別新しい要素はなかったですが、旗やタオルなどの小物使いが丁寧にされていました。歌い終わった後に、捌けるメンバーがタオルを回収するのは地味に好きなポイントでした。
「GLORIA MOMENT」で、終盤スタンドからマイクを抜いてハンドマイクで歌ったことに驚きました。ついでに、直前の暗転が長かったのは、一旦ヘッドセットを外していたからと納得させられたのですが、実際は不要な間を設けているのが上手いですね。
昼公演セットリスト
- BRAND NEW FIELD
- Made in「♪」
- Beyond The Dream
- SASH OF SMILE
- GREETING CHARM
- 筆跡の彼方
- 素敵にCon grazia!
- Yell Song
- Tomorrow Gazer
- GLORIA MOMENT
- Radiant Letter(F-LAGS歌唱版)
- 夢色VOYAGER
- ♡Cupids!(Jupiter歌唱版)
- GRAND-NEW UNIVERSE(合同曲)
- DRIVE A LIVE(アンコール)
夜公演セットリスト
- Casually!
- SPACY PARADISE
- Beyond The Dream
- SASH OF SMILE
- GREETING CHARM
- 筆跡の彼方
- 素敵にCon grazia!
- Yell Song
- Tomorrow Gazer
- FANTASTIC DISCOTHEQUE
- ♡Cupids!(Jupiter歌唱版)
- Inner Dignity
- Radiant Letter(F-LAGS歌唱版)
- GRAND-NEW UNIVERSE(合同曲)
- DRIVE A LIVE(アンコール)
- DRIVE A LIVEショート版(ダブルアンコール)