現在地:イベント消化月(ネタバレを含みます)

メギド72 メギド72 メギド72

ログインボーナス時台詞で、何人ものメギドから「GW特別イベント開催中」と言われるので、何かあるのか?と探してしまった私です。きっとサービス中は、この期間にイベントをやっていたのですね。
今月は、メインをお休みしてサブストーリーを読み進めました。

イベントストーリー感想

※プレイ順に記載しているため、時系列が前後する場合があります。

ドキドキ メギドの保健教室

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メギドの生態などに関する説明回。
私は先月、転生もメギドの侵攻の一つに見えると主張しましたが、本クエストで普通に「転生によってヴィータが一人死んでいる」と説明されて、やっぱりと頷くと同時に、公式で説明済みのことをあれこれ語って恥ずかしかったなと小さくなったのでした。

設定開示の長文と、マルコシアスの正義の揺らぎという幾らでもシリアスにできる話題を盛り込んでおきながら、かなりギャグに走った話だったので最終的にどう飲み込んで良いのかよく分からなくなりました。メギドの生態も予想以上に異物感があって、ザラザラとした消化不良の気持ち悪さが残りました。ソロモン王は懐が広いから、彼らの存在をあるがまま受け入れるけれど、私はメギドについて説明されるほどに、理解できないという絶望と忌避感に打ちのめされる気がします。
と言いつつ、インキュバスがアスモデウスに媚びを売ったところは笑いました。

なお、医療系メギドの中で一番優しそうに見えるユフィールが人気なのは頷けますが、今回のようなカウンセリング役は、真メギドのユフィールより追放メギドの二人の方が適しているのではないかと思いました。
個人的にはアンドラスに頑張って貰いたいですね。彼は肉体の解剖に興味が偏っているみたいですけれど、カウンセリングも「心の解剖」だと思えば、結構楽しく真面目に取り組んでくれるのでないかと期待しています。

プルフラス・復讐の白百合

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イベントストーリーの時期が、まさかの王都襲撃中というシビアなタイミングで驚きました。

イベントのメインキャラであるプルフラスと、彼女に因縁があるらしいサタナキアの登場は予想通りでしたが、サラが何者かも分かった点は予想外で嬉しかったです。ちょうど、先月遊んだメギドの塔や上記保健教室イベントで疑問に思っていたところでした。
分かったのは良いけれど、完全なるメギドラル侵攻の被害者だったので慄きました。本人がのほほんとしているのが幸い、と言っていいのかも悩みます。
しかも、髪の毛を除けば肉体的には普通のヴィータだと解釈したのですが、戦闘に出せるんだよなぁと不思議に思っていたところに、リジェネ体サラを引いて混乱しました。リジェネ体があるということは、魂がメギド(アナキス)だということになりませんか?
サラ自身は、怪物との戦闘に駆り出されていることをどう思っているんでしょう。まさか後ろを向いているから、気付いてないって言うんですか⁉︎
理解のためには、なんとか本体も引いてメギドストーリーを読むしかないでしょうか。

背中合わせの正義

アンドレアルフスが、マルコシアスのストーリーや6章の出番から受けた印象よりずっと熱い男でしたし、ソロモンのことも気に入っていたことが分かって嬉しかったです。マルコシアスが彼を大好きなのも納得です。

今回、フォトンが感情で増幅されるという話が出てきました。それなら、棄戦圏の戦いで自分の手番に劣化フォトンしか並んでない状況になったとき、あのイラッとした気持ちをぶつけて普通のフォトンにできませんかね……。

ハルマを夢見た少女

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マルバスは我がアジトの最古参リーダーとして愛でていましたが、メインでもイベントでも姿を見かけないし、偶に登場しても他のメギドとの絡みが薄いので、「マルバスちゃん、軍団でハブられているの?」と心配していました。しかし今回のイベントを経て、これは倦厭されるなと深く納得しました(苦笑)。
友達の線引きの内側に入れば、可愛いところもあると感じられるけれど、お互いが友情を感じるほど彼女と長く付き合うのはなかなか難易度が高そうです。
ただ、このイベントの前にメギドストーリーを読んで、もしかしてこの子は気狂いなのかな?と戦々恐々としていたので、実際は自分の醜さに対するコンプレックスの裏返しで虚勢を張っている、と分かって理解できるキャラクターに変わり、ホッとしました。
あとは、ヴィネが想像よりアグレッシブなお姫様で驚きました(この後、ベヒモスイベント後編でもう1段階認識を改めることになりました)。

怒れる勇者とプチマゲドン

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様子のおかしいシトリーを初めて観測したシナリオ。一本筋は通っているけれど無茶苦茶な話で面白かったです。
よくいる悪戯キャラと思っていたインプが、こんな背景のキャラクターだったとはなぁ、と驚かされました。迷惑な奴だけれど、自分のこだわりのため絶対降伏しない姿勢はちょっと評価できます。
アスタロトのことはこのイベントで知りました。なんでソロモン王はこういう厄介タイプにばかり好かれるんだ、と考えてしまったのですが、「身近にメギドしかいない」+「メギドはみんな厄介な奴」の計算式で説明できてしまいました。

BEHEMOTH前編・呪いの指輪と猛き迅狼
BEHEMOTH後編・魔を呼ぶ狂気の指輪

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友人からお勧めされた「さらば哀しき獣たち」をやろうとしたら、こちらが前提イベントだと表示されたため、先に済ませました。

前編・後編通してベヒモスが主要キャラクターだったので、犬科メギドだ!と終始テンション高く楽しめました。最初のキマリス参戦イベントで登場した後、仲間になった後の姿しか見掛けなかったけれど、赤い月から落下という超アグレッシブな方法でヴァイガルドに来ていたんですね。メギド体は護界憲章に引っ掛からなかったのか? 後編の会話を加味すると、ベヒモスは人の姿も犬の姿も「ヴィータ体」なのか? と首を捻ったのですが、これは後のイベントで説明が付いていて一応納得しました。
ベヒモスの性格が好きになれるタイプで良かったです。「強い相手と戦いたい」が行動原理の狂戦士は迷惑な奴になりかねないところ、ただの粗暴な獣ではなく、人の話は素直に聞くし、ヴィータや肉体的に弱い相手であっても見下したりしないところを見て、いい奴だと思いました。

後編は二つの話が並行する感じでしたが、アモンの過去絡みの展開は読んでいて少し辛かったです。
虐待された子供の苦しみや不信感は決してなかったことにならないのだから、他人になることで心の平穏を保つこと自体は善い選択だと思います。でも、プレイヤーは前編で隊長(ライオ)への多少の愛着も持っているわけです。だから、彼が望んでいた救済がなかったことにやや苦しさを覚えました。

さらば哀しき獣たち

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タイトルと、クリア報酬がオーブの時点で結末は予想できていたのですが、本当に哀しい結末でした。幻獣を狩る対象にしていたウヴァルが、エンキドゥを仲間だったと言ってくれたのがせめてもの救いかなと思います。

言葉を話す幻獣は、最初に遊んだキマリスイベント時点で存在したから、そんな特別な存在だと見ていなかったのですが、話す幻獣の出現が最近のことなら、確かにメギドラルの常識が崩れているのかもしれませんね。
しかし、やっぱりメギドの幻獣に対する認識の方が歪んでいる気もします。私は、群は個の集合体だと思うのですが、メギドは、群は群でしかないと考えているように見えて、そこに齟齬を感じます。自分が完全なる個として生まれているから、なにかに属して生まれるものを劣等だと考えるんでしょうか……。

今回、パーティメンバーが新鮮で楽しかったです。闇鍋メンバーだけでなくモラクスがいることで、一定の安心感もありました。もしブネだったら、幻獣の村ではもっと揉めたのかな?
前提イベントに引き続き、ベヒモスが可愛かったです。自分より弱い奴とは戦わない主義だから弱い幻獣が相手だと逃げる、という用心棒としては扱い難いところを、ライオの商隊のみんなに受け入れられているのを見て、よかったねと思ったりしました。虐待の現場も見てしまったけれど!
同じ犬科メギドであるナベリウスと一緒に戯れていると、癒し空間過ぎてニヤニヤしました。
オロバスは見た目では分からないけれど、言動を見ていると案外「中身」は若いのかもしれませんね。幻獣のふりをするところは笑ってしまいました。仮面の下、見てみたくて密かにベヒモスを応援していたので、私も報復されそうです。

メギドストーリー感想

バラム

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コメディ寄りの回で面白かったです。
バラムに対しては、この男、あれこれ言う割に交渉下手なのでは?と思いましたが、よく考えたら今更でした。口は達者でも余計な発言が多いので、相手を宥めるのは不向きでしょう。それで良いのか調停者。
バラムも長く生きてるのに、なんとなく若く感じるのは、この「理屈」で他者を納得させられると考えていそうな点にあるかもしれません。
まぁ、自分なりの信念で調停者をやっているところも、意外と真っ直ぐな性格なところもいいキャラだなと思いますが、それはそれとして、バラムのことはどれだけ無碍にしても良いと公式が示してる感があって、扱いがぞんざいになりがちです。

オチでブネが普通に王宮の宝物庫に忍び込んでいたことに驚きましたが、ガブリエルたちがそこを全く疑っていないくらい甘いのも意外でした。

バエル

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好きなお話でした。救いようのない殺人鬼がいたり児童虐待の要素はあったけれど、全体の印象はとても善寄りでホッとしました。
バエルは、性格が悪いなりに「ヴィータに対する愛情」が強い方だと思うのですが、それはヴィータから愛されて育ったことで彼の中に育まれたものなんだろうと感じました。とても太々しくて、愛されて当然みたいな態度なのに、愛ある場に居続けられない寂しさを抱えているところがグッときました。

ベリアル

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転生したメギド側が「ヴァイガルド、ひいてはヴィータに対して抱く恐怖」を初めて目の当たりにしました。メインストーリー内のベリアルは泰然としているように見えたけれど、本当はずっと怖かったんですね。ブイブイ言わせている強気な追放メギドが目立つから、不死者クラスのメギドがこんな恐怖を抱いていたとは想像していませんでした。
アルスノヴァ血統の始まりがベリアルの認識できるヴィータを作ろうとしたことだとすると、ベリアルがヴィータを見分けられる能力を持っていたら、ソロモン王が生まれることもなかったんでしょうか。

それから、ツイーユからバエルのストーリーに繋がるとは予想外で、テンションが上がりました。メギド72のお話は、想わぬところで話のつながりが見える時に惹き込まれるなと思います。

アスモデウス

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面白かったです。
苦境でも絶対者として振る舞うアスモデウスに、格好良い!とキャーキャー言って、心の中でサイリウムを振ってました。負けるわけがないけれど、この包囲網からどうやって脱出するのかと言う緊張感もありました。街一つ分の人を殺す件など、ソロモン王の下ではまず起きない展開なので、合理的な容赦のなさに興奮する方向で震えました。
結末のシーンも、とても味があって良かったです。アスモデウスのストーリーなのに、バラムが半分くらい持って行って、でもやっぱりアスモデウスが締めたという印象ですね。

この話で、ソロモンとダムロック以外の指輪使いが初めて登場し、指輪の契約ってこんな無理矢理でも結べるし、契約したメギドに対してこんなに強制が可能なんだと驚きました。これを見た上でソロモンと契約しても良いと判断したバラムとアスモデウスは、こちらが思っていた以上にソロモンを信頼していたんだと感じます。

それから、噛み鋏の話で、ゲスレオンがどうやって助かったのかも一応分かりました。一代目噛み鋏との関係が仲間というには薄い繋がりで拍子抜けしましたが、バラムって細かい発言までよく覚えてるんだなと感心しました。本編でも他人の過去の発言に言及していた気がするし、言葉に対する注意力が高いのかもしれませんね。

ウェパル(リジェネレイト体)

まさかの無人島漂流記!
いままで読んだメギドストーリーは、ソロモンの仲間になる前のお話だったので、今回も再会前の話と予想していたのですが、イベントストーリー的なお話で、ウェパル以外にも多数のメギドが活躍していて面白かったです。

シトリー(本体+リジェネレイト体)

両方とも、非常にあたたかいお話でした。基本的に敵は幻獣だから、ヴィータの悪人が一切登場しない点も気持ちよく読めて良かったです。

本体の話は、短くもシトリーの可愛いところが凝縮されていて、クールに振る舞おうとしていたのに、村人に食べることが大好きだとバレバレになっちゃうところは微笑ましく思いました。

リジェネ体の話は、本体より更に前の時系列で、シトリーの根幹に関わる内容だったと思います。
「怒れる勇者とプチマゲドン」イベントでは「美味しいもの」への熱意をギャグ的に消化していたけれど、シトリーにとっては本当に重大なものだったとわかって、笑っちゃいけなかったーーと思いましたが、でもあれは笑いますね。
色々な新事実が判明した一方で、なぜシトリーが追放前からハルマゲドンを阻止する意思を持っていたのかは読み取れませんでした。話に現役8魔星が関わっているなら、今後のメインストーリーで触れられるのでしょうか。

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マルバス(本体+リジェネレイト体)

マルバスは、本体とリジェネレイト体で全然印象の違う話でした。

本体は、珍しくソロモンと出会った後の一幕が描かれる話。
「ハルマを夢見た少女」イベント前に読んだので、この時点ではなぜハルマに憧れているのか、本気でなれると思っているのか分からず困惑しました。これまで可愛さに目が眩んで発言の数々をスルーしていたのですが、前述通り少し狂気を感じたストーリーになりました。 

リジェネ体の方は、メギドラル時代から追放に至るまでの過去話。初期からいるガチャ産祖メギドはみんなこの構造なのかもしれませんね。
まずマルバスにも友達がいたことに驚愕しました。しかもこの友達、単独でメギドラルの闇に辿り着いている辺り、かなりの才女だったようで二重に驚きます。
そして気を許した友がいるためか、この話のマルバスは奔放ではあるけれど情に厚く可愛く見えました。このマルバスちゃんなら引き続き推せます。でも戦場で遭遇した時に「私、綺麗?」と聞くのは、やっていることが完全に口裂け女だと思いました(笑)。

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ベリト【未所持】

なぜ未所持メギドのストーリーを読んでいるのかというと、ベリトのメギドストーリー後に「死を招く邪本ギギガガス」イベントを履修するのが友人ソロモン王推奨の楽しみ方だということで、先週メギド同好会にて読ませて頂いたためです。20話近くある長い話なのに、時間を取って頂きありがとうございました。私はリアルタイムでストーリーを見ながら新鮮な反応を返せるタイプじゃないので、基本無言で申し訳なかったですが面白かったです。1週かけて咀嚼した感想を書いておきますが、なんせ読み返せないので記憶間違いもあるかもしれません。

まず、「冒険譚」だと事前に聞いていた通り、確かにベリトたち3人の侃々諤々としたやりとりで軽快に進む楽しい話ではありました。しかし根底にベリトとジルの重い愛憎が横たわっているのが見えて、要所で噴出するその感情の発露に「えっ」となりました。
ベリトの自分本位な性格や悪質な収集癖に関しては、作中でしっかり説明されているので理解しやすかったです。そこが理解できるだけに、失った力以外のどんなものにも価値を見出せてないはずの男が、ジルは自分の所有物であると何度も主張して手放さない執着を見せている重さに慄きました。なんなら、筒のフォトンに気付いた時点で、筒は彼が求める「メギドの力」に限りなく近い価値を獲得していたと思うのですが、それを使い切ってでもジルを助けているのだから、相当の重きを置いています。何度か「幼馴染なんだから遠慮するな」的な発言をしていたと思うのですが、自分以外は下に見ているタイプなのに、対等な振る舞いを要求するのはなぜなのか混乱します。
しかも怖いことに、ベリトは口ではあれこれ言う割に、自分の執着を自覚しているように見えなかったのですよね。冒険家氏もそう感じたんじゃないでしょうか。
そのため、近い将来にジルを失ったらベリトはどうなるのか、と勝手に不安になりました。なんせ我がアジトにはご本人がいないので、日頃どういう感じか知らないですし。
とか言って、本編開始時点で既に死んでいる可能性も否定できないんですよね。意外と、ベリトは頻繁に「大事なもの」を作っては別れてきたとかとかでも話は通じるし、当人のためにもそうだった方が幸せかもしれません。ただそうなると、ジルがベリトに人生を狂わされた感が強くなって、話の全体的な印象が変わりますね。

ジル側の感情は終盤まで分からず、開示されたと思ったら本当に愛憎が入り混じっていて唸らされました。そもそも、メギドと関わった一般人ヴィータ側の感情がここまで深く描かれた事例にあまり覚えがなく、その点でもジルの扱いは破格な気がします。


最後に覚書。
先日通信を切った状態でガチャを引いたら、データダウンロードが発生して止まりました。
一括ダウンロードはしてあったはずですが、欠けがあったのでしょうか。だとすると、何らかの切っ掛けで進行不能になる可能性もあり戦々恐々としています。

メギド72 メギド72 メギド72

今回は、Wi-Fi接続状態にしたら問題なく進行したのですが、ということは今も何らかのデータダウンロードが可能なのか?という別の疑問も発生しました。公式説明だと、オフライン版では通信しない状態になっているというから、データダウンロードをしようとしたこと自体が異常と感じるのですが……

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