デッキビルドゲーム「Balatro」(バラトロ)PS5版をプレイ開始。

Balatro

2024年のインディーゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた作品。
ローグライクなポーカーってどういうことだ?と気になっていたのですが、遊んだら本当にポーカーでローグライクしているゲームでした。

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初回プレイでは、おそらくポーカー用語と思われる単語の数々に戸惑いましたが、アンティ3くらいで流れが理解できて、これは既存のボードゲームに新たな面白味を足した組み合わせだと感心しました。

トランプがデッキ扱いになっていて、ランの最初は普通のトランプ1デッキでポーカーを始めます。

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そこから、カードを増減して特定の役を作りやすくしたり、スーツ(ハードやスペードなどのマーク)を無視できるワイルドカードに改造するなどカードを強化したりで、デッキを強化してゲームを有利に進められるようにしてできます。

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ジョーカーカードというレリック的な要素もあり、「ハンドがワンペアを含む場合、倍率+8」みたいに単純にチップの倍率を上げたり、特定のカードが場にあるときに効力を発動したりと、さまざまな効果を与えてくれます。このジョーカーカード、スコア計算の時に左からカード効果を発揮するというのがなかなか肝で、たぶん最後にトータルで掛け算してくれるようなカードを置くのが鉄則でしょうね。

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これらの強化要素は、ラウンド終了後のショップで売買して得られるようになっています。

ゲームは、アンティと呼ばれる1セット3ラウンドで構成。各ラウンド(Blind)は、決められた役を提出する回数(ハンド)のうちに、指定されたチップを稼げば終了します。

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このアンティが上がるほど目標チップは高くなるし、第3ラウンド(Boss Blind)で設定されている特殊なプレイ条件も難しくなる感じです。
Boss Blindの条件「このアンティの前にプレイされたカードにデバフ」(恐らく翻訳のミスで、実際は同一アンティのSmall  Blind、Big Blindでプレイしたカードにデバフ)に初めて当たった時は、半分しか稼げずに死にました。直前のBig Blindの引きが悪くて、ハンドを4回フルでした後だったのも良くなかったです。

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デバフカードは役を作ってもチップに加算されないので、例えば特定スーツで揃えたデッキを作ったところに、そのスーツをデバフにするBoss Blindが来たら怖いな……と学びを得ました。
ハンド後のカードが裏向きで配付されるプレイ条件は、ポーカーの根幹が揺るがされていて笑っちゃいました。

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また通常のポーカーと異なり、役さえ成立していれば、役以外のカードを出さなくても良い(出すと捨てることができるし、出さなければ手札に残せる)というところにも駆け引きがありました。

色々考えることはありますが、あくまで根幹はポーカーなので、デッキはあまり弄らずに、役を作るという基本だけでもそれなりに楽しく遊べます。アンティ4までは何も考えなくても進める感じ。アンティ7より先にはまだ進めていません。
ランダム要素に頼る部分が大きく、序盤にジョーカーが拾えないと詰みやすい感じはしています。
私は普通のローグライクゲームは運の要素をプレイヤーの技量で乗り越えるゲームだと思っているのですが、本作は運ゲー要素強めですね。あまりムキにならず、とりあえずどのデッキでも良いから24ラウンド制覇を目指して遊んでみたいと思っています。

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