シェリュイの「モンブラン・マロン」をいただきました。
シェリュイのケーキは、2016年に「和栗のモンブラン」をいただいて以来(2016年12月14日記事参照)。
記憶はないのですが、感想記事によると控えめな味だったようですね。今回はかなり主張のある味でしたが、「癖がなく懐かしい」という味わいは一致しているように思います。
モンブラン・マロンは、見た目も味も平成の「高級モンブラン」という印象。食べた瞬間、口の中に広がる甘さからアンジェリーナのモンブランを思い出しました。
というわけで、マロンクリームはかなり甘め。
一方、中を埋める生クリームは非常にシンプルなミルク味。マロンクリームと比べると全く甘くはないのですが、口に入れたら舌の上でしゅっと溶けそうなくらい、空気が含まれていてふわふわ。この食感がなんとも言えない優しさを生み出していました。
中央も栗ではなくマロンペーストになっていて、全体的に滑らかな舌触りが特徴の商品だと思いました。
一方、ケーキ土台はなんか妙にくっつくし硬さがあって、フォークで切り難くて苦戦しました。キャラメルでも入っているのかと思いましたが、焼いたダックワーズ生地だったようです。アーモンドプードルが効いているので、味は美味しかったです。
バタークリームも入っているだけあって第一印象はこってりした甘さだけれど、後味はくどくなく、結構パクパク食べられました。
また懐かしい味を思い出したくなった時に食べたいです。