現在地:10章2節終了(ネタバレを含みます)

メギド72 メギド72 メギド72

メインストーリー感想

今月はメギドのプレイに割く時間がなく、当初から1章丸々はプレイできそうにないなと思っていました。
2節に入った時点で、この節のクリアを目標にすると同時に、もし順調にクリアできてもその先まで進めると中途半端になるから止めよう、と決めてました。しかし実際に102話を終えた時点で、我ながら凄まじいところで止めてしまった、と少し頭を抱えました。

10章1節

メギドは「物語上の戦闘が起きたタイミングで実際のバトルを挟む」というルールを守っているので、結果として1話ごとに4回の戦闘が入りますよね。この、「一定の間隔を空けて戦闘に突入する」縛りは、シナリオを書く上でキツイ要素だと前から思っていました。まして、休戦季の10章で戦闘を織り込めるのか?ーーと思っていたところ、妄戦ちゃんという飛び道具が出てきたので、ここまでシステムとストーリーを噛み合わせようとする執念に笑いました。

メギド72 メギド72 メギド72

97話は前章の戦争の後始末からスタートしたので、まだ議会じゃないのかとひっくり返りました。とはいえ、あの拷問を受けた状態から回復できるのか疑っていたし、ダゴンたちがやられっぱなしで終わるのもファンには納得いかないところだったでしょうから、復活に至るまでが描かれて良かったと思います。
話の途中の敵はオートで勝てるくらい弱いのが主流なのに、一戦ずつボス再戦みたいな内容でちょっと苦労しましたけれどね。
なお、ダゴンはメギドを始めた頃に「食べて育てて分け合って」の復刻があったからどんな子か知っていましたが、オリエンスのことは全然知らなかったので、こんな可愛いツンデレキャラだったのかとニマニマしました。

レジェ・クシオに入ってから暫くは観光ターン。
ゲームの勝敗は水を差されてしまった感じだったけれど、各々の打つ手には性格が出て面白かったですし、実際は負け狙いとは言え魅せプレイを仕掛けるベルゼブブにも風格がありました。観戦のアスモデウスの圧にも笑いました。

メギド72 メギド72 メギド72

そんなこんなでガギゾンを貰い受けてしまいましたが、メインストーリー以外だと「見習い女王と筋肉の悪魔」で見掛けただけで、メギド72との因縁を知らないので、ガギゾンと因縁があるらしき面々のイベントストーリーを読まないとな、と思っています。

地味にフォルネウスがメギド拐いの被害に遭っていたり、ソロモンとニアミスしてしまったのが不憫でした。一度死んで以来、運が悪くなっていませんか?

プルトンとも邂逅しましたが、姿も、どういう思想の持ち主なのか掴めないままで薄気味悪いです。
それから、ソロモン王暗殺計画に言及されましたね。一応、あの時過去改変は起きたという事実を頭の片隅にずっと置いていましたが、結果を提示する前に改めて思い出させる発言をするのかと驚きました。こんな終盤まで進んだ以上、今更盤面をひっくり返すほどの改変ではないのかもと思っていたのですが、警戒レベルを上げないとダメそうです。

10章2節

ようやく議会に辿り着いた!と感無量でした。

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なんせメギドラルだし、メギドの個々のサイズなどの差を考えると大人数の会話は困難そうだし、そもそもお互いの意見を黙って聞いたりなんてできそうにないから、「議席」は比喩表現で全部精神世界の中で進行するんじゃないかと疑っていたので、本当に議席があることに感動しました。だからヴィータ体での参加なのかと理解したあと、議会そのものはやっぱり精神世界で進行したので、少々ズッコケました。

そして、レジェクシオ襲撃が発生。
節の冒頭で、突如として近い未来の悲劇(失敗)が示唆されたので、この後どんないい展開があってもひっくり返されるんだから注意しようと思っていたのですが、それにしても衝撃の展開が待ち受けていてひっくり返りました。
「物語」を描くには登場人物が3人必要、という説は物書きの基礎知識として知っていて、それはどちらかに偏らせたり三つ巴にしたりで力関係を変えられるからだと解釈しています。この登場人物の説は勢力でも同じ原理だから、ハルマは絶対的な味方でない、という認識は持っていました。しかしハルマの側からハルマゲドンを起こす、という展開は1mmも考えていなかったので、まだまだ甘かったと思い知りました。

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どっちに着くのか?とフルーレティから詰問されたけれど、実際のところハルマはソロモンがいることを知った上で攻撃を仕掛けているのだから、友軍とみなされていなそうですよね。となるとメギドラルに着くか、戦いには加わらず逃げるかの二択でしょうか。ゲーム的に考えても前者だろうと思いつつ、ウルトラCの回答が出てくる可能性にも期待して次話を楽しみにしています。

イベントストーリー感想

ソロモン王と学び舎の指輪

その日はどこかふわふわした気分だったので、気が付いたら前から気になっていたイベントをタップしていました。

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ふわふわ気分のまま、「学園物ならソロモンに片想いする女の子が登場するとか甘酸っぱい展開もあるかも」などと考えていたのですが、普通にグロシーンから始まり、一気に現実に引き戻されました。よく考えなくても、メギドでそんなほのぼのイベントが開催されるわけなかったです。

想像とはだいぶ違う潜入操作ミステリーでしたけれど、詰め込み試験勉強やおまじないに頼るためみんなで抜け出す展開なんかは、学園物らしくワイワイしていて楽しかったです。
全体的に、結構な人数の仲間メギドが登場した点も良かったです。特に、ラウムが貴族らしい言葉遣いで話すだけで面白いのはちょっとズルいと思いました(笑)。
それから、順番が逆なので、ツルムガの名前がこのイベントで登場していたことに「えっ」となりました。

この言葉、君に届け

メギド72 メギド72 メギド72

このイベントストーリーはいつもより長い話に感じました。
音楽祭の開催される町に到着してからが本番のはずが、それまでにも一悶着あるし、その後も長期に渡って状況がわからない状態が続きました。対立する両家それぞれに属する登場人物が複数いて、それぞれに思惑があるので、言動の意図が読めないことも複雑さを増していました。
自分の気持ちと逆のことしか喋れないというロキの性質は、作中で明かされる前に推測できたのですが、それを念頭においていても間違って受け取りそうになるので、会話シーンの読み取りが大変でした。
また、ソロモン一行のメギドが、パイモン、フラウロス、フルーレティという珍しい組み合わせで、リーダー格のパイモンは結構脳筋だし嘘が下手だから、シティアドベンチャー系のストーリーだと不安だーーなんて考えて気を揉んだせいで、余計に疲労した面もありそうです。
複雑な話の中で、フラウロスは裏表なく常に自分の欲に正直で清々しかったです。私には書けないタイプのキャラクターなので、クズっぷりを楽しませてもらいました。

イベント名の届けたい「言葉」にあたるものは複数あったと思うのですが、現実はそうそう上手くいくものではないからこそ、理想の展開を描くーーという創作物の祈りを感じるお話だっただけに、両家の当主も、ロキのマネージャーも死んでしまったオチは厳しいなと思います。

メギドストーリー感想

プルソン(祖)

9章で軽く触れられた、メギドとして覚醒した時の詳細が知れました。
この事件について、生まれ故郷で起きた話だと思い込んでいたので、違ったことに驚きました。またハルマ組が出てきたのも予想外で、カマエルが出てきた瞬間には仰天しました。もしハルマ組がブネと接触する前の時間軸だったら、普通に討伐されて終わっていたんじゃないかと、ヒヤヒヤさせられました。

プルソン(リジェネ体)

これも9章で描かれていたメギドラル時代の補完でした。
出だしの「わくわくメギドラル日誌」のネーミングに笑ったけれど、本編の補完だけあって、他に茶化すところはなかったです。本編のオーシェは正直身勝手で共感できなかったけれど、「ポトフ」の名前解釈で好きになりました。
蛆に対する受け答えが最悪なプルソンはちょっと面白かったです。

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アムドゥスキアス(祖)

性格の悪い子供が登場して、アムドゥスキアスに影響を与えるのが憎らしくて堪らなかったです。
この話を視聴した後では、アムドゥスキアスの厨二病モーションを笑えなくなってしまいました。

アムドゥスキアス(リジェネ体)

思いがけずプルソン(祖)のストーリーと繋がっていたので、読むのがこの順番で良かったなと思いました。
羞恥に悶えるアムドゥスキアスやプルソンが可愛いし、甘酸っぱくもあり、プルソン→アムドゥスキアスのストーリーを読んでいった締めに良かったです。

モラクスがフォカロルとフォラスの議論に割って入るのは意外でしたが、そこから続々と軍団のメギドが会話参加にしてくるのが面白かったです。教官は色々とものを考えている方ですね。
アムドゥスキアスのストーリーで、確かにアムドゥスキアスの話をしているんだけど、アムドゥスキアスの視点ではないものが描かれるのは珍しい印象を受けました。

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アイム(祖)

6章で初めてストーリーに登場したときは、ポヤポヤした優しいお姉さんと思っていたのですが、過去に議会場を破壊したとか、最近ではルシファーに対して言動がキツイとか、結構過激な面があることが分かり、そういえばアスモデウスと親交があるわけだしな……とその底知れなさが気になったので読んでみました。
結果、今回は第一印象通りのストーリーでした。アジト台詞で「怒ると我を忘れてしまう」と言っているけれど、怒った状態がだいぶ持続するってことなんでしょうか。
友達になったサーラがいい女でよかったです。

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