9/5に開催された「新妻聖子コンサート2025~Shine Your Light~」@東京国際フォーラム ホールCに参加しました。
18時半開演。
終演時刻を記録し忘れたのですが、会場を出た時には21時近かった気がするので、公演時間は2時間10分はあったと思います。MCが1~2曲ごとに入った分の時間でしょうね。新妻聖子さんの喋りはとても軽快で前向きで楽しいので、このくらいのペースが、曲も話も楽しめてちょうど良かったです。
「このツアーはミュージカル曲が多いから」という誘い文句を受けて参加したのですが、意外とミュージカルと関係ない楽曲の方が良かったかもしれません。
歌唱はもちろん全曲通して良かったです。ただ、やっぱりミュージカル曲は芝居の流れに乗って歌うものだから、観ていない作品はいくら事前説明があっても感情移入できなかった面がありそうです。あと、純粋に「新規性」が少なかった点も個人的には残念でした。誘われた時だけ参加している私でも複数回聴いた記憶がある曲が多く、少々目新しさに欠けていました。もっとも「知ってる曲じゃないとノレない」という意見の方がよく聞くので、これは私の問題ですね。
そんな知らない曲発掘が好きな私としては、ピエタ、完PAPA宣言、Fly ,FLY Awayを楽しませていただきました。
オリジナル楽曲の「ピエタ」は、画家と女のそれぞれの歌い分けがされていて、ドラマを感じさせる一曲でした。
「完PAPA宣言」は、元々さだまさしの「関白宣言」が結構好きで、世に溢れる替え歌カバーも色々聴いてきたのですが、赤ちゃん言葉で笑わせたりしながら泣ける曲になっていて感心しました。
知っている曲で前のめりになったのは「Feeling Good」ですね。
タイトルを伺った時点では知らない曲だと思ったのですが、聖子さんが歌い始めた瞬間「絶対、宝塚で聴いた」と思い出して脳内観劇リストを検索した結果、2006年月組「レ・ビジュー・ブリアン -きらめく宝石の詩-」に行き着いて笑いました。
自分の記憶力も捨てたものじゃないなと思いました。
定番のアイドルコーナーはプリンセス プリンセスで大盛り上がりでした。ただ、観客がスタンディングになって手拍子を入れた際、歌声が若干掻き消されてしまっていました。それを補うためか、途中からやアンコールの時はスピーカー音量を上げていたように感じます。実は東京国際フォーラムの音響について、身内からだいぶひどい評を拝聴していて、「そこまで酷くない」と思いながら聴いていたのですが、音量が大きくなったら急に音は大きくても迫力がなくなってしまい、酷評に納得してしまいました。
バックバンドがさすがプロの演奏という巧みさで堪能させていただきました。
サックス奏者の副田整歩氏などは、サックスに限らず曲に合わせて複数の楽器を使いこなされていて脱帽しました。
アンコールの三曲目の曲名が聞き取れず、知らない曲だったのですが、解った範囲のセットリストを残しておきます。
一幕
ラマンチャの男
tomorrow
Beauty and the beast
ピエタ
完PAPA宣言
アンパンマンマーチ
I Will Always Love You二幕
僕こそ音楽
Feeling Good
Fly ,FLY Away
プリンセス プリンセスメドレー(世界でいちばん熱い夏&DIAMONDS)
ウェディング&命をあげよう
涙そうそう
Nessun Dormaアンコール
GOLD
Dancing Queen
(曲名不明)