「FINAL FANTASY IX」Switch版プレイ開始

FF9

現在地:魔の森(3人パーティ結成まで)

発売25周年と聞いて、こういうタイミングで理由付けしないと一生遊ばないFFになると思ったので重い腰を上げました。
いや、本作を一生遊ばなくても、私自身含めて誰も困らないのですけれどね。

プレイ意欲が湧かなかった理由は幾つかあります。

FF9

  • 友人の家でオープニングイベント(森に墜落するまで)を触ったことがあり、且つその時にエンディングも見ているので、未プレイだけれどゲームの雰囲気は知っている
  • 挑戦的なところを評価したいFFシリーズにおいて、やや保守寄りのタイトルという印象がある(私はFF5、8、12に高評価を出すゲーマー)
  • ビジュアル面で惹かれない(2D-HDに惹かれないのと近い物を感じる)

1点目はともかく、2・3点目のマイナス印象を実際のプレイで払拭できるでしょうか。

なんとなく、白背景のイメージがあったので、タイトル画面が黒背景で驚きました。
OPも何か訴えるような哀愁あるメロディで、独特の雰囲気があります。放置していると流れるキャラクター紹介デモ画面からもメッセージ性を感じます。
ジタンの性格が明るく陽気なイメージだし、オープニングがお姫様を拐うドタバタ劇だったから見落としていたけれど、予想より暗い話なのかも……と急に緊張してきました。

FF9

あ、でもゲーム史上トップ5の誤植が直ってなくて笑いました。

グラフィックに関しては、元がPS1ということを考慮すると相当美麗だと思います。そしてカメラワーク含む演出が非常に凝っていることで、魅せる絵を生み出しています。もしやプリレンダのムービーシーンだけでなく、イベントにも絵コンテを切ってるんでしょうか。

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ただし、起動後、左右に変な縦線があると思ったら画面サイズが4:3のままでした。人物は3Dでも、背景は3Dではない時代の作品だから、描画範囲を増やせないのかと理解はしましたが、慣れるまで少し落ち着きませんでした。
また、HDリマスター化によってキャラクターたちがくっきり映るようになった分、背景イラストと乖離して見える感もあります。

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たぶんブラウン管テレビだと良い感じに滲んで、キャラクターと背景が融合していたんだろうなぁと想像できるだけに、惜しく感じます。
戦闘画面は背景も3Dなので、いい感じに収まっていました。

戦闘は懐かしさを覚えるATB。ターンが回ってきた時にコマンドを指示しても、直ぐ行動できなくて少しラグがあるんだよな、ということを思い出しました。

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この時代のRPGは、説明書を熟読してからプレイするのが前提だった筈なので、説明書なしで挑むのは少し不安がありましたが、見た感じFF8ほど尖ったシステムではないようで、コマンドもざっと触って掴めたので戦闘は問題なさそうです。
アビリティは装備品に付いている、という仕様は見掛けた気がするので、たぶん魔石システムみたいな感じだろうと認識しています。
敵は強めと感じていますが、レベルアップで対応できるでしょう。

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初回戦闘に入る前のロードが恐ろしいほど長くて、毎回この速度だと耐えられないかもしれないと思いましたが、2回目以降は多少マシになったので、なんとか進められそうです。テイルズオブジアビスのロード地獄を耐えた頃の忍耐力は失ってしまったんだなぁと思いました。

本作特有のシステムとしては、イベント補完的なActive Time Eventがありました。
「一方その頃」をイベントとして強制挿入するのではなく、プレイヤーの意思で見るのですね。

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でも後から任意のタイミングで見られるわけではないようだし、こういうシステムにした意図はまだ見えないです。

仲間キャラクターを見ても多種多様だし、街の中も亜人種が普通に闊歩して驚くことがないところを見ると、特別「○○の種族」と名がつくでもなく、色々な姿のヒトがいる世界観の模様。でもガーネットに美しいという評がついているところをみると、美醜の感覚は人間に近いのかな。いや、でもブラネ女王の容姿に誰も言及しないところを見ると、断言はできないでしょうか。なんにせよ、各方面に配慮した昨今のゲームより、自由な姿で溢れているかも、と思いました。

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ただし登場人物の価値観などは平成初期のもので、「男ならかくあるべき」みたいな発言が平然と出てくることにおっと思いました。リメイクだったらこの手の表現は変えるだろうから、こういうものを味わえるのはリマスターだからこその旨味ですね。

ミニゲームが要所で入ってくるのもこの時代のRPGの特色ですね。
縄跳びはまったくできずに直ぐ諦めました。

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実のところ、縄跳びにトロフィーが設定されていると知っていたから、あえてSwitch版を買ったくらい嫌いなミニゲームです。
カードゲーム(クアッドミスト)は、わざわざ裏通りのジャックを探してルールを聞いたものの、イマイチよく分からず、実戦で学ぼうと思って挑んだら、普通に敗北してカードを奪われました。普通、チュートリアルバトルで接待してくれるものじゃないですか⁉︎

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負けた原因は、カードの数値の見かたが分からない点だと思います。戦闘フェーズになったとき、HPもしくは攻撃力と推測した値が表示されたけれど、その数値がカードを見ても分からず、どのカードを出せば勝てるのかをまったく判断できませんでした。
せっかく世界中の人と対戦できるようにしてくれているので、遊べるくらいの知識は得たいけれど、対戦のたびにカードを奪われていたらあっという間に手持ちがなくなって挑めなくなるだろうから、ゲーム外で勉強した方が良さそうです。

チャンバラは100人満足させて満足したけれど、後で「スタイナー操作時に報酬が貰えた」と知ってショックでした。お捻りだけもらって満足してしまいました。

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そういえばこの時代のRPGって、攻略本前提の隠しアイテムとか多かったですよね。まだ序盤も序盤だけれど、取り逃がしが相当ありそうです。

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