現在地:リンドブルム到着
FF発売当時、低レベル攻略やり込みをよく見た記憶があったことから、難易度は低めのイメージがあったのですが、思ったより序盤の雑魚敵が強いと感じています。攻略情報を見てからプレイすれば、有用アビリティ付きの装備を入手して楽ができたのかも知れませんが、その辺を全部見逃してしまったのでした。
また最近は、アクションRPG(Dragon Marked For Death)だったり一戦ごと全回復するRPG(サガエメ)ばかりやっていて、リソース管理をするRPGが久し振りだという問題もあるかもしれません。
それで、魔の森の全回復ポイントを拠点にレベル上げをしようと思ったのですが、ちょっと先に行ったらイベントが始まってしまい、結局レベル上げを敢行したのはダリの村の後になりました。
エンカウント率が割と高いので、雑魚戦はリマスター専用のチート機能「ダメージ9999固定」をちょくちょくオンにしています。コンフィグではなくポーズ画面から設定できるお陰で、戦闘中にその場でオンオフできるのは助かります。
他のチート機能は出番がなさそう。常時トランスになる「ゲージマックス」は、全員のトランス演出が終わるまで操作不能になるので使用を避けようと思います。
「高速モード」は、歩く度にオブジェクトに引っ掛かるので、ワールドマップ以外では使い難いです。レベル上げ用な気がします。
コンフィグの方にもチート機能設定を見付けましたが、こちらは一度オンにしたら二度と戻せないようなので、うっかり触らない内に回れ右しました。
戦闘や育成に関する情報は、教えてモグタローコーナーでだいたい学習できた感じです。他シリーズにないステータス異常が結構あるんですね。ヒートとフリーズは慣れていないから忘れて大打撃を受けそうです。
装備から覚えるアビリティは、そのアイテムを装備できるキャラはみんな覚えるのかと思ったら、決まったものしか覚えないと気付きました。FF6の魔石をイメージしていたので、違うことに驚きました。
魔の森は、まだ世界観がよくわかっていないので、突然ホラー映画のノリで大脱出が始まり、挙句に森全体が石化してしまったことに困惑しました。
モンティが「20年魔の森に住んでるけど、脱出した人を見たのは初めてクポッ!」と言っていたけれど、モグネットがあるのだから、モーグリは普通に出入りしていた筈では。モーグリ族は脱出失敗して朽ちていく人を横目に出入りしていたってことですか。実際、しれっと暴走後の魔の森から出てくるあたり、モーグリが一番怖い存在な気がしてきました。
氷の洞窟は、一度ゲームオーバーを体験しました。
まさか、4人パーティ状態でジタン一人のボス戦があるとは予想外でした。盗みがなかなか成功しなくてHPが低い状態で戦っていたので、急なブリザラに耐えられませんでした。
ここでようやく霧の晴れたフィールドに出て、飛空艇がその辺を飛んでいるのを見られてちょっと感動しました。
地上に細菌的なものが蔓延っていて、飛空艇技術が発達しているという設定はFF12とも共通しているから、FF12にワールドマップがあれば、同じような表現がされていたかもしれませんね。
霧はこの世界の動力だけれど、心身に異常をもたらしてモンスター化させるという点も、FF12のミストの原型っぽいし、イヴァリースっぽい雰囲気があるなと思います。
ダリの村からの一連のイベントは、こんなに序盤から「ビビが人間ではないかも」と示唆されることに驚きました。オリジナル版の発売当時、ビビの人形がデジキューブ特典で大人気だったと記憶しているのですが、本当に人形かもしれないと分かって、特典もらったプレイヤーはどういう想いに至ったんでしょう。
飛空艇を動かしている黒魔道士たちは、話しかけても無視しているから命令以外受け付けないタイプなんだと思い込んでいたので、ビビを守ろうとする意思を見せてから死んでいったのが心に刺さりました。
そしてここで、落ち込むビビの救いになるのが、ずっとビビを気遣っていたジタンやダガーではなくスタイナーなのが良かったです。もしかすると「ビビは悩んでいるのに、その気持ちに寄り添えないスタイナーは無神経」という批判もあるかもしれませんが、そういう言葉が人を楽にしてくれることもあるんですよね。
まぁスタイナーは、カーゴシップの船員も生きた人間だと思っているだろうし、ダリの村の地下を見ていないからビビが何に悩んでいるのか全く理解してないんでしょうけれど。