三本足鳥の囀＠麻生壱埜

公演情報が開示された時点では、大阪千秋楽だけの参加を予定していましたが、明日まで待てない気持ちがあるのと、予期せぬ楽曲等が披露された時に会場がざわつく初日特有の空気が好きなので、初回公演にも参加することにしました。

まず、幕張公演との差異を書いておきます。

オリックス劇場は2,400席なので、単純に収容人数で考えると幕張イベントホールの半分以下となり、実際、配信で見ていても会場一列目とステージが非常に近い会場だと感じました。

冒頭の出演ユニット紹介メドレー曲は変更するかもと期待していたのですが、披露順を逆にしただけでした。ただ、いつも一番手のDRAMATIC STARSが、曲の繋ぎで「舞台に入ってくる」シーンを見られたのは新鮮でしたし、配信カメラも変えてくれていました。

「JOKERオールマイティ」の途中の待機スタイルをアップにしたアングルは記憶になかったですし、格好良くてスクリーンショット連打してしまいました。また、記事先頭に載せた「CROWN US KING!」終盤で歌うユニットのレーザーが走る演出は、全体を定点カメラ並みの引きで固定してくれたから分かりやすく、とても良かったです。やっぱり定点映像を買おうかと悩んでしまいます。
あと、にゃこのアップも多かったですね！

ユニット曲のセットリストは大阪の熱気を信じた「熱い」選曲。
どんな人気曲もさすがに８回連続披露はしないと思っていたので、最強曲の変更は予想通りでした。ユニット２曲目は全て幕張で１回だけ披露した楽曲でしたが、お陰で、私が幕張DAY2昼アーカイブを買い足すか悩んだ「劇星☆戦隊ドラスターズ」を見られたので満足です。

回数バランスを考えると、この後に大阪だけで披露する隠し球楽曲もありそう。「Eclipse of the Heart」披露の可能性がワンチャンス残っているーーと期待しています。

今日のMC担当はボーカルチームでしたが、基本的には幕張公演と同一で、開演直前のやりとりにわずかな差分があったようです。私は幕張で聞いていないパターンだったので良かったです。一方、各ユニットのMCは、最初に披露する「最強曲」が変更されたこともあり、全て新規内容でした。「CROWN US KING!」後の全体MCは幕張でも聞いたパターンでしたが、アンコール後の挨拶は大阪用でした。

ボーカル・ダンス・ビジュアルバトルは、もちろん内容一新されていました。
特にボーカルバトルは、無難にソロ曲のもう一方かと思いきや、ソロコレクション未発売ユニット曲をソロ歌唱だったので会場も配信もどよめいていました。確かに、次のグループが同じ形態で公演した場合、ソロ曲を１つしか持っていないC.FIRSTが困るから、ユニット曲をやるかもしれないと予想はしていたのですが、未公開音源が出てきたのは驚きでした。

しかも、２人出場しているHigh×Jokerは「OUR SONG -それは世界でひとつだけ-」をデュエットで披露という自分たちだけの形式。ダンスバトルでも二人分の時間をパフォーマンスに活用していたし、５人ユニットの強みを上手に活用していたなと思っていました。
一方で、２人ユニットの神速一魂は、朱雀が掛け持ち出演したことに言及されていて嬉しく思いました。朱雀のパフォーマンスはいつも熱いけれど、今日は大阪に合わせた熱の入りようが凄かった気がします。今日のチケットは神速一魂にしようと決めたくらいです。

ダンスバトルにおける、体を捻りつつ側宙するみたいな離れ技には驚かされました。バックミュージックがクールな曲調に変更されたのと、前回がバク宙合戦になった反省なのか、バク宙披露は少なかったですが、別の魅せ方で工夫していたと思います。バク宙をしそうな動きをした上で飛ばないキリオも、それはそれで面白かったです。

ただ、私はダンスチームの面子も内容も大好きなんですが、他２チームと比べると変化幅が狭いので少し不便だった気もします。
ビジュアルバトルは、今回も甘い内容。幕張公演の「愛の告白」の後、付き合ってる二人の「甘い時間」ってことだったのかなと思います。
クリスは、海絡みだと予想できし元々好意をまっすぐ伝える人なので、発言はさらっと聞けたのですが、言い終わった後のこの首をかしげつつの微笑みにはちょっと撃沈しました。

また、「好きなものを好きな人と分かち合う」ことを幸せと感じているから、Ｐやユニットの仲間への海布教を諦めなかったんだなと分かった気がします。

ユニットコーナーに関しては、彩の「いとをかし！」「縁会！」のド派手ステージから始まって、景気もテンションも上がる感じでとても良かったです。自由奔放なキリオを放し飼いしているようなMCも可愛かったです。

THE虎牙道は、「究極…FIGHTING」の素早く激しい動きがバトルに相応しく格好良かったです。虎牙の舞台上喧嘩としてではなく、演出された殺陣パートも挿入されましたね。でも虎牙道のライブで一番すごいなと思うのは、あのMCを３人が素でやっているところだと思ったりもします。

DRAMATIC STARSは「DRAMATIC NONFICTION」に投票したので嬉しかったです。視聴中にトラブルがあって一瞬配信から離れたので、早くアーカイブで見直さねばと思っています。また、今日のユニットMCはDRAMATIC STARSが一番面白かったです。桜庭がインテリなボケをかまして輝に突っ込ませたのが上手すぎました。

Legendersは、アクスタの絵柄で楽曲が予想できていたので驚きはありませんでしたが、好きな曲なのでバトルフェス衣装で見られて良かったです。MCは、思わぬ天峰エピソードに笑いました。

F-LAGSは「♡Cupids！」を見て「これが本家か！」とその可愛さに悶えました。特に大吾の体と眉毛の動きの派手さが好きです。「AtoZto」Blu-rayが先日届いたので、アーカイブ期間中ならJupiterカバー版と比較できますね。

FRAMEは待ちに待った「ULTIMATE FLAME」が最高でした。THE虎牙道とはまた方向性の違う強いダンスで、ステップの巧みさには唸りました。MCはほぼ食べ物の話をしていたけれど、会場に対して「パフォーマンス中でも辛かったら座っていて良い」と促してくれる優しさに、体力のない配信勢でもFRAMEのライブなら参加できるかも……と思えました。

High×Jokerはバンド編成で何をやってくれるか予想できなかったので、なるほど「Sunset☆Colors」かと納得。青春バンドらしくて、これも良い曲ですね。メンバー紹介パートはアニメ11話を思い出してちょっと泣きそうになりました。出番の後、夏来を押して帰る春名が好きです。

トリの神速一魂は、「RIGHT WAY, SOUL MATE」はすごくシンプルな曲だけに、これを最強曲として選んだファンと二人が良いなと思いました。周年ライブで見た時はワキワキダンスしか記憶に残らなかったのですが、神速一魂が披露すると、互いを照らす振り付けや、三度も腕を組む「二人の世界」感に少し照れました。また、この曲は背景映像は完全に固定でセットっぽさがあったのが逆に新鮮で良かったですし、カンマが肉球、Oが猫耳でにゃこ成分がちゃんと含まれているところにニヤリとしました。

MCで披露された、玄武がソファーとテーブルの間に落ちて床で寝ていた事件はすごく気になるので、ストーリーも買おうか悩みます。

「CROWN US KING!」は何回聴いてもテンションが上がる曲です。何度も同じシーンでスクリーンショットを撮ってしまいます。ただ、音源の口上とライブで口上が明らかに別物で、ライブ版じゃないと物足りなくなって来るのが難点ですね。

最後、全員が捌ける瞬間のごちゃごちゃで、Legenders全員がアシカの拍手をしていたのは目の錯覚かと思ったら、終演後の再登場でもやってくれて、遂に「アシカーズ」になったなと思いました（笑）。

想楽も雨彦も、なんだかんだ言ってクリスに甘くて本当に感謝しています。

セットリスト

• メドレー（FOCUS ON YOUR LIFE→Hope's Journey→PROOF OF ONESELF→喜怒哀楽万国共通-Burn it up!-→The Radical JOKER→和風堂々！～WAnderful NIPPON!～→MISSION is ピースフル！→ARRIVE TO STAR）
• いとをかし！～一彩×合彩～
• 縁会！～ENTERTAINMENTS！～
• 究極...FIGHTING
• 情熱…FIGHTER
• DRAMATIC NONFICTION
• 劇星☆戦隊ドラスターズ
• Legacy of Spirit
• Symphonic Brave
• ♡Cupids！
• Tricolor Rendezvous
• ULTIMATE FLAME
• ONE TO DREAM！
• Sunset☆Colors（バンド編成）
• JOKERオールマイティ
• RIGHT WAY, SOUL MATE
• Godspeed IGNITION!!
• VISUAL BATTLE：テーマ「甘い時間」
• DANCE BATTLE
• VOCAL BATTLE：PERMAFROST（想楽ソロ）→With…STORY（涼ソロ）→CATCH ME IF YOU CAN（道流ソロ）→タソガレドキ、Bluesy（朱雀ソロ）→OUR SONG（四季＆旬デュオ）→君と咲いた未来へ（翔真ソロ）→スターチスを束にして（英雄ソロ）→Rainy Memories（薫ソロ）→GLORIOUS RO@D
• CROWN US KING!
• SUPREME STARS!!!（アンコール）