三本足鳥の囀＠麻生壱埜

ラングドシャクッキーを缶に敷き詰めて、薔薇の花に見立てた商品。

まず、写真で見ていたときのイメージと実物サイズにギャップがありました。
私としては、薔薇の花弁と同じくらいのサイズをイメージしていたのですが、実際のクッキー一枚のサイズは直径2.5cm程度。かなり小さいです。
大きくしたら、その分値段に跳ね返ってくることは重々承知しているのですが、写真ではもっと迫力があるように見えていたので、正直がっかりしました。
ちなみに、缶のサイズは直径10cm程度でした。

肝心のクッキーのお味は、サクサクと軽く、口の中に含むと溶けるような食感。
生地はとても薄く、何も挟んでいないシンプルなクッキーであることから、だいぶまろやかな薄い味。とはいえ、桃色のローズクッキーはしっかりバラの風味がしましたし、抹茶も苦味があったのに対し、プレーンはほのかな甘みが残るだけで捉えどころがなく驚きました。

バラ型は、波打つ形のラングドシャを巻いて作られていました。単純なつくりですが、発想に感心します。こちらは巻いた部分が普通に硬いクッキーになっていて、ちょっと食感が変わり、味も濃く感じられて個人的には良かったです。

ラングドシャとしては一級品。でも個人的には、上品すぎてどこか物足りなさも感じるかなーーという悩ましい塩梅でした。女子会のお土産には、華やかだし味も癖がなくちょうど良いかなと思います。