現在地:体験版終了まで

プレイ開始前は、体験版特典が目的だから途中で切り上げても良いと思っていたのに、面白かったので最後までプレイしました。不満が一切ないとは言いませんが、製品版を楽しみにできる内容でした。

レベル上げタイムを挟みつつ、およそ4時間半。「ウッドパルナ」クリアまでの物語をプレイできるという説明だったので、文字通りウッドパルナから帰還した時点で体験終了だと思っていたら、その先も結構進められるので、まだ遊んでいいのかとドキドキしてしまいました。
Reimagined(再構築)要素について
DQ7は、ストーリー展開が「短編集」的だという知識はあったのですが、実際に体験してみると、1プレイ1展開くらいにまとめられそうでブロガー的に有難いボリューム感だと思いました。
また、「鬱展開」が多いと聞いていたので、どうせハンクの援軍は来ないんだろうと思っていたら、村人連れで来てくれたので逆に驚きました。

どうもこれ、PSオリジナル版には存在しないストーリー分岐要素だったようです。
東の塔に向かう前に、パトリックに「木の人形」を渡すかどうかで分岐します。素直に考えれば渡してあげる展開なのに、再確認メッセージが表示されたので、渡して問題があるのか?と首を傾げていたのですが、こういうことだったんですね。今後も、再確認があるときは分岐点だと思った方が良さそうです。

なお、オリジナルに近いのは渡さない展開だそうで、これだとハンクしか援軍に来ないみたいですね。少なくともハンクは約束を守ると知って、それすら疑ったことを密かに謝りました。
また、ウッドパルナを離れる時に、パトリックから木の人形を返してもらうかどうかを再選択できました。
渡すときはそれほど迷わなかったのですが、こちらは長考してしまいました。

最終的に、パトリックが真相を知った時の支えになるんじゃないかと思って、受け取りは拒否。今回は再確認されなかったけれど、これが単にアイテムコンプリートを可能にするための軽い選択肢なのか、実はもっと後の物語に影響を及ぼすのか、だいぶ気になります。
こうなると、あまりネタバレを見聞きしないうちに進めた方が、自分の直感と決断に委ねた新鮮な体験ができそうですね。
製品版は「真・三國無双Origins」DLCと並行になるため、のんびりプレイする予定でしたが、早めプレイに切り替えようかなと思っています。
バトル感想

バトルに関しては、ドラクエらしさを残しつつしっかり進化をしていると感じました。
でもゲーム内の初戦闘がスライムでなかったのは、少し梯子を外された気分です。試練で作る影絵はスライム型だったから、スライムが出てくると期待していたのに……。
仕様はDQ11に近いですが、非常にテンポ感がよくスピーディ。特に敵モンスターの攻撃を受けるターンの処理が手早く、スライムAとBの攻撃が同時に処理されたり、モンスターが攻撃後、元の位置に戻っている最中から次のコマンド入力が可能だったりします。

現代プレイヤーへの配慮が行き届いていてストレスフリーになっていますね。
属性魔法や状態異常が有効かどうか、使う前からわかるのは驚いたけれど、これも無駄撃ちしなくて済むので正直助かります。有効か否かをいちいち探るのが面白いゲーム性でもないし、DQのようなビッグタイトルなら、このくらい親切設計で良いんじゃないかと私は思います。

現代の海で遭遇するモンスターが、この段階で戦うにはやや手強くて驚きましたが、それ以外は「バッチリ冒険」でちょうど良いか優しいくらいの難易度だと感じます。東の塔の攻略中、オートに任せたら途中でMPが底をつきましたが、レベルアップ時回復もあるし、序盤から魔法の小ビンが手に入っているので、これらを惜しまなければ本当にカツカツになることなないと思います。
ボス戦前には女神像があるので、道中でMPを温存しないといけないというストレスも感じません。
それから、今回も戦闘中に特別な力を発揮できるバースト状態という要素がありますが、DQ11のゾーンと違い、ある程度任意のタイミングで使えるのが有難いです。味方の強化要素は嬉しい要素なのに、雑魚戦の終わりなんかに発動されたら、もったいなくて損した気分になっちゃいますからね。

特に、主人公の全員の被ダメージを一度カットする能力は強力で、物語ではあまり主張できない主人公に存在感を与えてくれていると感じました。
ウッドパルマの物語への感想
私が体験した形だと、ちょっとベタすぎる展開ではあるものの、未来に希望の残る終わりでホッとしました。20年前のウッドパルマへの改名には真摯な気持ちが籠っていたと村人の善性を信じられましたし、マチルダもこの結末を願っていたのだから、心は救われて良かったです。

ただ、自分の手で家を破壊させるという心の挫きかたは結構的確なので、あれをウッドパルマの人々に強いた上でモンスターに立ち向かって来い、というのは結構鬼畜な要求だったと思います。そこまで配慮できなかったところが、人の心を捨てちゃった結果なのでしょうか。
マチルダの正体は、東の塔で再会するまで全然気付いていませんでした。

村に着いた瞬間に姿を消したことから、最初は亡霊かと疑っていました。その後、謎の夢でパルマの妹だと分かり、生きた人間のようだと理解して、そうなるとパトリック以外の村人に存在が知られていないのは変だーーとまでは考えたのですが、魔物に与している、それどころかボスであるとまでは思い付きませんでした。一度主人公パーティに加入して魔物を倒す姿を見せられると、敵側だとは思えませんね。

人間が魔物になることがあるという事実には少し驚きました。過去作にも、魔物に与する人間はいたし、モシャスなどでモンスターの姿になることもあったけれど、自分の心持ちで種族自体が変わってしまうものなんですっけ?
グランエスタードに戻ってからの変化は、ウッドパルマが魔物から解き放たれて現代に蘇ったーーという因果関係だと思うのですが、島だけでなく、海の魔物も解き放ってしまったんのが気になります。
海でバトルエンカウントしたことについて、主人公たちの反応はなかったけれど、以前から海に魔物がいたなら、漁は命懸けの仕事になるし、魔物に対する反応も違ったはずですよね。
好奇心で平和な世界を壊していないか、少しこの先が心配です。
ウッドパルマ編で好きなキャラクターは、チョキンガーでした。

だって、職務に忠実なところ、親分が喋っている間は魔物からしたら結構な爆弾発言なのに口を挟まない弁えたところ、子分らしく戦闘に名乗り出るところ等々、理想的な部下じゃないですか。なにより、一歩前に出るためだけにわざわざカニ歩きを披露してくれたところで爆笑して大好きになりました。