現在地:砂漠の国復活+アイラ加入

ドラクエで砂漠の国といえば伝統的に女王の国なのを踏襲して、今回も女王の国でした。このお約束感、ドラクエを遊んでいる気持ちが盛り上がって嬉しくなりますね。

ただ、ストーリーは族長の息子ハディートの方に焦点が当たった成長物語だった感じがします。
そのハディートは、状況的な焦りが原因で視野が狭くなっているだけで、性根は真っ直ぐで優しい奴でした。初対面でもそれは伝わってきたので、私はハディートの口調などもあまり気にならず、マリベルに文句を言われて初めて、そういえば態度は良くなかったかもと思ったくらいです。なんなら、過去編で出会う人々の中ではフォズに次いで好印象でした。

最初は砂漠の民とハディートで女王に対する認識にズレがあった点を心配していたけれど、実際は女王も民想いの善良な統治者で、大きく拗れることなく話が展開して良かったです。
族長ザラシュトロの死は悲しい出来事だったけれど、あれは寿命でしょうし、砂漠の教えで「人は必ず死ぬ」と諭しているように、受け入れるべき悲しみだったと納得しています。

メタ的には、葬儀がなければティラノス復活に繋がらないので、必要なパートでしたしね。いや、なんで化石を河に戻したら生き返るんだという疑問はあるのですが……。
発掘現場の化石を貰うために、考古学者を過去の世界に連れて行くのは、そういう手もありなのかと驚きました。

遺跡と本物の過去の暮らしを目の当たりにして大喜びしている姿には、フィールドワーク重視の学者のサガが詰まっていて、微笑ましく思いました。まさか現代に戻らないことを選択するとは思わなかったけれど、学者の先生がこの国に滞在したから、しっかりとした記録が残り、主人公たちの功績が語り継がれた効果もあるのかも、と思いました。
魔王の像は、軽い謎解き要素のあるダンジョンで結構楽しかったです。

ボス戦は、転職したばかりの職を含んでいたせいで決定打に欠けましたが、戦い自体は安定していました。
像から闇のルビーを外す時、二度の確認メッセージを挟んだのが不思議でした。

あの状況で、外さないという選択をする理由がないと思います。闇のルビーを揃えてはいけないとフェデル女王が推測していたから、主人公が外さずに女王が両方外していたら、なにか悪いことが起きたのでしょうか。
なんなら、破壊しても良いんじゃないか?と考えるのは乱暴でしょうか。
魔王の像崩壊後、意識を失ったみんなが河を流されて来るシーンはちょっとシュールでしたが、ガボの狼だけは、自分で泳ごうとしていましたよね? 偉い!と感心しました。

そして現代に帰る前に、崩壊した魔王像に寄って宝箱2個を回収しようと思ったら、再訪不能で唖然としました。でも攻略中の道の見落としではなく、明らかに、崩壊後に取れるようになる作りだったと確信しています。魔法のじゅうたんを手に入れたら、河を飛び越えて魔王像に行けるようになりますかね。
実は、ガボの鼻によると砂漠の城にも宝が残っているはずなんですが、こちらはトンと検討がつかず、本当に見落としでないのか段々自信がなくなってきています。
現代の砂漠の城に行くと、異様に手厚くもてなされる上に、宿泊後のナレーションが「そして、夜が明けた」ではなかったので少々警戒しました。が、特に裏はなく、ハディートとフェデルが子孫代々に語り継いでくれたお陰だったみたいです。

女王ネフティフが喋らないことに対し、呪いなどを心配したけれど、女王の神秘性を保つための演出でしかなかったみたいですし、エスタード王国に対しても友好的で本当に良かったです。
ここでハディートが王と呼ばれていたのは、王配という言葉がドラクエの世界観に合わないから、フェデルと結ばれたことを示すために王と呼称しただけだと解釈しました。しばらく経ってから、そうか、あの二人が結ばれたのかーーとニヤニヤしちゃいました。民が激減したので、女王と族長を一纏めにして権力の集中を図るのは理に適っていると思うけれど、相手がハディートなので、政治的判断で結婚したというより、普通に好きになったのかなと思っています。
その後、ユバール族の休息地に放浪の民が現れたと聞いて移動。
アイラはユバール族だったのですね。そして初対面からグイグイ来る強引さに、子孫にしちゃ似過ぎで苦笑しました。

プレイヤーや主人公は、キーファの子孫と推測できるから、馴れ馴れしくされても親の気持ちで「しょうがない」と受け入れる態勢になっちゃいますけれど、初対面の成人女性が年下を振り回すのは普通ならマイナス評価点ですよ。
アイラ以外の現代のユバール族の人々も、結構自己主張が強かったし、キーファの人柄が以降のユバール族にも影響を及ぼしたのかなと感じました。

ちなみに、守り役たちとの決闘はパーティ戦だと思い込んでいたので、主人公を新職業にして間もない状態で挑んでしまい、だいぶ手間取りました。
キーファが残した宝箱の中身は、石版と予想したのですが、持ち逃げしていた王家の指輪とたねセットだったので笑いました。そんなに、泥棒の汚名を返上したかったんでしょうか。

主人公が手に取っただけで封印が解けたのは、どういう仕組みなんでしょうね。フィッシュベル直伝の細工箱とかなら、主人公たちに向けたアイテムと確信できるのですが、内容が普通の品で、開いたのも不思議な力のお陰となると、実は単なるキーファのヘソクリだったんじゃないか疑惑が湧いてきます。