THE IDOLM@STER SideM PASSIONABLE READING SHOW「魂環の人形」DAY1 デカルトの影光の配信に参加しました(17:00~20:30)。
※朗読劇の重大なネタバレを含みます。

P@SSION UP!!!

この公演は、ダークファンタジー映画「魂環の人形(マリオネット)」に出演するアイドルたちのお仕事風景を描く朗読劇。
映画「魂環の人形」公式サイト

2年ぶりのPRSですが、大変面白かったです!
DAY1、大傑作だと思います。それだけに、DAY2への期待がとんでもなく高まりました。
ただ、315プロのアイドルを把握していない参加者だと、物語の展開だけでなく、作中人物の魂の入れ替わりを整理しながら話を追うのが結構大変だったんじゃないかなと思います。そういう意味では、毎度のことながらPRSは歴戦のP向けの舞台と言わざるを得ず、MOIWの後のリアルイベント一本目としては如何なものか……と思うのでした。
でも劇中劇の面白さで勝負だということなら、文句なしです。

舞台の構成は、日常パートの朗読劇、休憩(15分)を挟んで映画本編の朗読劇、主題歌披露と締めの挨拶と一曲、で過去のPRSと同じ。
休憩中に、配信チャット欄で「義賊」がNGワード解除されたのはとても嬉しかったです。

開幕からダークな雰囲気が漂っていてゾクゾクしました。今回は劇中劇サントラCDを出すだけあって、ダークファンタジーらしい重厚な音楽で凝っていました。
また、出演者の衣装も、アイドルが演じる役のものをほぼ再現。視覚的にも役が分かりやすくて良かったです。ーー衣装再現をしているということは、明日はジョーイ@朱雀のあの衣装を、益山氏が着用するのかと動揺もしていますが……。
なお、衣装がしっかりしている分、天地四心伝より着替えに手間取るのか、OP後の暗転時間が長かったのはやや残念なところでした。

映画版パンフレットを一読した程度の事前学習しかしなかったので、今回は49人分の役名があることに少し怯えていましたが、日常パートの間にメインキャラの性格や背景、関係性、映画の見どころを伏線として説明してくれるお陰で、予習なしでも十分着いていけました。

映画本編は、先に書いた通り大変面白かったです。
死者数が少なかっただけで、貧しい子供は悪い大人に搾取されるし、悪役は逃げ切って何の罪もない少年が犠牲になったりしましたが……。ハルとリュカの入れ替わりは悲しかったけれど、ハルの選択としては理解できるから、あれで終われば「悲しい物語だった」だけで終わるのに、初のCパートで最後に悪い連中が丸々隣国に逃げおおせたのが最悪でしたね。

本作の魔術体系は、非常にオーソドックスな「呪文を発声すると術者の魔力を消費して効果が発動する」タイプでした。
問題の魂環の魔術について、序盤は「儀式」として扱っていたため、発動条件があるのかと思っていましたが、終わってみれば、あれは入れ替え対象である貴族向けのアピールだったように思います。実際は魔力さえあれば、他の魔術同様、言葉一つで発動するので、とんでもないチート魔術です。
使用者は、結局アンブラートとハルだけで良いんですかね。全ての発端はセイブルとアッシュの入れ替わりだと思いますが、これは呪文を提供したセイブルが、アンブラートの練習台としてやってもらったのかなと解釈しています。
魔力の有無は遺伝性という世界観みたいだから、平民なのに莫大な魔力を持つハルって、実は前国王の取り違えられた息子の子だったりするんでしょうか。

天地四心伝の時の主要人物は族長という立場重視でしたが、今回の主要人物4人は確かに物語の根幹に位置するキャラクターでした。でも4人だけでなく、生出演している方の演じる役は概ね見せ場があったし、録音でもアスランとサタンは良い役を貰っていて大満足しました。

声優さんの本気の演技力には毎回驚かされますが、「魂の入れ替わり」を演じた面々は素晴らしかったです。中でも、違う魂が入った状態を見事に演じていた中田祐矢氏と、完全に「清澄九郎が演じていたオリジナルのアンブラート」だと思わされる発声だった大塚剛央氏には平伏したくなりました。

それと比留間俊哉氏の演技、褒め言葉として最高に気持ち悪かったですね。ジェラルドを恩人と思って命乞いまでするヒューゴの献身を、享受するだけであるところが特に醜悪でした。
なお、美しい肉体への乗り換えを目論むジェラルドを、最高Vi値である九十九先生に演じさせるのは、ミュージカル「雨に唄えば」のリナや「ファントム」のカルロッタなどの悪声キャラを美声役者にやらせるのと同じ文脈だと受け取って、私は納得しました。

物語は非常に良かったのですが、実はアンブラートのシグヴァルトへの感情や目的に関して上手く解釈できていなくて、悩んでいます。
冒頭シーンからすると、魂環の魔術に手を出した最初の理由は、シグヴァルトを助けたいという純粋な気持ちだったと思うのです。でも何度も入れ替わって王の役割をやっている内に、自分が王であるべきだと思ってしまったんですかね。でもそれなら、いつも通り入れ替わった後に戻らなければ良いだけで、圧政を敷いて革命にまでさせる必要はなく、結構言動が滅茶苦茶なんですよね。
まあアンブラートの魂はDAY2にもいるはずなので、この辺もDAY2で整理されることを期待しています。

最後の一曲は「Beyond the Dream」の魂環の人形バージョン。
「あの曲をスペシャルバージョンでお届けする」という前振りは「天地四心伝」の時と同じだったので、その時点では予想的中と思った観客席から笑い声が聞こえたのに、続けて「Beyond the Dream」と宣言されて驚きの声に変わったのが面白かったです。
壮大なオーケストラアレンジで、ハッピーエンド感に溢れていて気持ちよく締めることができました。

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