• 2008年登録記事

2周目用のクリアデータを作ろうと言うことで、ラスダンのセーブから戻ってウロウロしてます。
今回、ラスダンにワープポイントがありませんが、帰り道は短いのでそんなに困らないですね。「最終セーブポイントでデータ保存」によってサブイベント解放される事もない様子ですし。

モンスター引き継ぎを目論んでいるので、シンクロ効果と最終進化形態を念頭に、新たな一軍メンバーを育てようと、ねこにんの所で出したり入れたり。一度引き取ってステータスを見ないとシンクロが分からないのは不便ですよね。
結局、デュラハン*誘惑の眼光(趣味の世界としてソードダンサー目標)と、改めてハイマで狩ってきたベア*復活の祈り(闘技場で惚れ込んだウルフヘジン目標)、ゴースト*清浄の息吹(たゆらさんお墨付き)を次の一軍候補にしました。既に捕獲していたベアとゴーストもいたのですが、我意の結界と巧妙の業だったので……。幸運のため息は現メンバーにいるので妥協です。
しかし凝り始めると、名前が任意に設定できないことが非常に辛いですね。特に霊系の名前はかなり神経使いました。

ずっと育てているハーピィは、ネヴァーザレスに彫像進化させました。フェニアは次の周回でのお楽しみとして、引き続き育てます。この子が幸運持ちなら最高だったんですけれど。
彫像と言えば、マンドラゴラの分も作ったのですが、術系なのに前に出てくる癖があり、控えに回してしまいました。賢者の石不足なのに、勿体ないことをしました。

闘技場にも参加してみました。
モンスター戦はレベルキャップが面倒ですね。上述の新一軍候補メンバーで挑んでみましたが、まだまだ育ちが悪く、ネヴァーザレスの魔法攻撃だけで押し切った感でした。
パーティ戦はゴールドまでクリア。
個人戦はエミルでスペシャルまで制覇。ゴールドは余裕もあったのですが、スペシャルは本当に厳しい戦いでした。全然仰け反らないし、一撃が重いし……
自分のペースで戦えたのは2戦目と5戦目だけでした。1戦目と3戦目は遠くから魔神剣という、非常に小者感溢れるプレイで切り抜け、4戦目の亀はジャンプ切りで一撃与えると同時に飛び越えて逃げる、と言う完全なヒット&アウェイでチクチク刺して辛勝。
力量もレベルも足りなすぎでした。

ウロウロしている内に、誤ってイセリアのイベントを発生させてしまいました。
いや、見たくなかったと言う訳ではなく、純粋に開夢さんが遊びに来た時用に残しておいたのです(同様の理由で、導き温泉も見ないふり中)。
ただ、これとフラノールのイベントがあるなら、ロイドのプロポーズだとか例のスキットは、ない方が良かったと思うんですけれどね。
男キャラ相手なら友情ですから別段構わないのですが、女性相手だとかなりロイドも踏み込んだ発言しているので、正直、それだけ進んだ恋愛関係があるなら、人妻に蹌踉めいているんじゃない!と。
しかし、恋愛感情に鈍いと思っていたロイドが、2年でこんな成長するとは、正直驚きです。

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ちょっとだけイラスト。

エステルの髪型って藤島絵とポリゴンで微妙に印象が違うように思うのですが、麻生が描くとこんな感じになります。
発売日までに線だけでもメインキャラ描けるかな? と思いつつ早速ユーリで難航してます。

蛍を見てきました。
と言っても遠出してきたわけではなく、地元で、蛍を育てて庭に放している方がいると言うことで、お宅にお邪魔した形です。

物心ついて以来、初めての体験です。
想像していたより強い光を放つんですね。それに凄く小さい(平家蛍)。もっとボンヤリした鬼火みたいな印象なのかと思っていたので、大変驚きました。同時に、過去の作品でそんな想像の偽蛍を登場させてないだろうかと少し心配にもなりました。
蛍自体の見た目は……太古から存在するあの憎っくき黒い奴をミニマム化してヒゲを剃ったような感じでしたが、飛んでると実に風情がありますね。
飛んでいる蛍を捕まえようと、子供達が駆け回っていましたが、実は草にしがみついてぼーっとしている蛍は摘み上げ放題なのでした。

まだキャラをちゃんと掴めていなかったり口調があやふやですが、ネタは新鮮な内に書け、と言うことでリヒターとデクスで小話。
なお、私の中でデクスの印象が悪くならないのは、SH2のレニやベロニカと同系統の「アホ悪役」として勝手に認識済である為のようです。

設定ネタバレのため、5章岬の砦攻略済みの方のみお読みください。


【通販生活】
 その日、岬の砦に立ち寄ったリヒターは、デクスと顔を合わせると、珍しいことに自身から声を掛けた。
「これを入口で預かった」
 差し出したのは、両手に丁度収まる程度の小包である。
「お、わるかったな!」
 だが、伸ばしたデクスの手は宙を掻いた。指先が届くよりも早く、小包はリヒターの頭上にまで持ち上げられていたためだ。
「渡す前に、話がある」
 リヒターが会話を楽しむような性格の持ち主でない事は、デクスも分かっているのだろう。目を見張り、大袈裟な仕草で蹌踉めいたと思うと、真っ直ぐに立てた指でリヒターを指した。
「俺の完璧な強さに嫉妬か!」
「違う」
 果たしてどのような情報が彼の思考回路内で繋がって、その結論を導き出したのか、研究対象としては興味深いことだった。
「ここは秘密裏に築いた拠点のはずだな」
 デクスが頷くのを確認すると、リヒターは小包に記された宛名をなぞりながら読み上げた。
【テセアラ領XX-X 岬の砦 シルヴァラント解放戦線ヴァンガード工作班 デクス様】
 読み上げている内に自身が抑えられなくなり、リヒターは思わず小包をデクスに向かって振り下ろした。
「この砦を、我々が使用していると明かしてどうする!」
 運搬人から「ヴァンガードの方ですか」と声を掛けられた瞬間の衝撃は、思わずタイダルウェイブを撃ちかねない程だった。
「なんだリヒター、知らないのか」
 しかし、ようやく手に入れた小包を抱き締め、デクスは不敵に微笑んだ。
「レザレノ通販は顧客情報を保護する旨をプライバシーポリシーに掲げてるんだ」
 但しテセアラ王家から要請があった場合はその限りでない、と言う一文があることを、恐らく彼は知らないのだろう。無論、反テセアラを掲げるヴァンガードは、世界統合を妨げる敵として王室から危険分子視されている。
 もっとも、この男にはヴァンガードと言う組織の一員である自覚がないのだろう。吐き出した溜め息と共に、続く言葉は消えていった。
 だが、言うべき事はもう一つある。
 リヒターは右手を差し伸べた。
「7650ガルドだ」
 レザレノ通販は代引きであった。
 手持ちがあるかな、と呟きながらデクスが取り出した財布は、言葉と裏腹に酷く膨れている。デクスはそれを思い切り良く逆さにしてみせた。途端降り注がれた硬貨の多さに、慌てて左手も添え、手の中を覗き込んだリヒターは絶句した。
「1ガルド硬貨ばかりのようだが……」
「ああ」
 空になった財布を振りながら、デクスは頷いた。
「造花は10本で1ガルドになるんだ。割が良いのは傘張りなんだが、これはあまり大量に作る口がなくてなぁ」
 内職!
 リヒターは思わず両手を握り、1ガルド硬貨の山を取り落とした。床に軽い金属音が重なる。
 以前から、デクスが購入する商品の多さに、工作班の経費を使い込んでいるのではないかと疑念を抱いていたリヒターだが、疑っていた己を恥じたくなる真実であった。
 取り落とした硬貨を拾い集めると、リヒターはそれを元通りデクスの財布に戻してやった。 
「金は……良い」


岬の砦で、リヒターが割って入った後、普通に会話している二人に、なんかヴァンガード組創作も面白そうだなと思って執筆。実はプライバシーポリシー云々までしか考えてなくて、後半は後からできました。

取り敢えずクリアしました!
「最高のパートナー」取得エンド。GRADE数1852です。

まず、マーテル教会。
回復セーブポイントの位置的に、絶対、心の中でラタトスク戦があると思っていたら、唯の雑魚に毛が生えたモンスター戦。封じてもらったという台詞だけで、以後は緑目エミルにステージが譲られて拍子抜けです。精霊の中の人格の一方を封じるなんて、ヴェリウスは最強ですね。
ラタトスクのニヤリ表情は、ここで初めて見たように思います。良い表情でした。
あ、ダイクさんはOVAじゃなくても強かったです。助けようと言う台詞が、妙に白々しく聞こえたほど(笑)。

各地巡り。
ルインに立ち寄らなかったり、立ち寄っても「ロイドさまの像に挨拶」しないで進められるのでしょうか。これ、最終戦のネタを先にバらされてる状態なので、見ずに最終戦に挑んでいると印象が変わりそうですよね。
ロイドとの会話は前作プレイ者へのサービスでしたね。前作未プレイの人は意味不明だろうなぁ。そして此処でエミルの真意に勘づいているような素振りがあったのに、最終戦の時には騙されてるのは不思議だ。
リーガルは大人。続編が作られて一番得したのはリーガルですよね。それにしても、イズールドは念の為チェックしておこう、と思って立ち寄ったら居て、正直リーガルのこと忘れてた(と言うか最後にアルタミラに行けばマルタのついでにいると思っていた)ので驚きました。
アスカードは、ハーレイ他三人組がアスカード攻略後の台詞のままだったのにガックリ。章分けの最大のメリットは、フラグが一元管理できることなんだから、一言台詞くらい変えて欲しかったなぁ。
あ、例のイベント用にセーブを初めて分けました。2周目の変化は既に伺っているのですが、何も語ってくれない1周目版も個人的に好きです。

ただ、一言だけ。スキット「キライじゃないかも」のロイドくんは、最低です。
でもリリアさんって、ロイドがプロポーズした未亡人ですよね? 「人妻と不倫」って事は、その後誰かと再婚しているの?

ラストダンジョンは特に仕掛けがなくて簡単でした。それにしても、デリスエンブレムを全員が未だに所持していたと言うのはかなり無理があるのでは。
で、最後のアリス&デクス。戦闘前の小芝居は笑いました。相変わらず良い動きです。
戦闘中は、色々喋っていることは気づいたのですが、ほとんど聞けませんでした。アリスの秘奥義は結局見ないで倒しちゃったなぁ。デクスの方は、うっかりコンボが途切れて一発くらいました。通販で買った筋トレマシンを使ってるくせに硬くて凄い男です。
非常に面白いコンビだったので、死亡オチでなければ、色々ネタも湧いたと思うのですけれど……。電撃DSの表紙だとか、公式ブログでのプッシュだとか、色々アリス&デクスは開発内での根が深そうですね。

昨日ぼやいていたアクアの事情は、ここで一応判明。ラタトスクよりも先に目覚めて、リヒターとアステル二人との交流があったと言うわけですよね。うーん、センチュリオンとラタトスクの関係が今ひとつ不明です。
というわけで、4度目?のリヒター戦。同一のボスとこんなに何度も戦った事って過去にありましたっけ。過去現代未来で3回と、変形含めれば5回のダオスが最多ですかね。リヒターは一応ラスボスと言える存在なのに、変形連戦しなかったことに一番驚きました。イベント戦闘が後に控えているから自粛したのかな。
どちらにせよ1体しか出て来ないボスは、コンボを決めてしまえば何とでもなるので、無駄がなくて良かったのかも知れません。

その後は、エミルの自作自演。演技だと分かって見ているのでなんだか……「迫真の演技!」としか感想が出てきません。
ロイドとマルタはLV50でしたね。マルタはもうちょっとレベルが上がってたのに……。やや弱くて、うっかり攻撃を仕掛けてみたら大幅に削ってしまって慌てました。その後戦うエミルも、もう少し強くても良かったです。二周目に行くデータではラタトスクに負ける展開を見てみるべきでしょうか。
お別れは完全に一人ずつではなくて、先生とジニが一組だったのが嬉しいです。木彫りの熊は何処から出てきたのか突っ込みたくて仕方なかったですけれど。それと、マルタとの別れ会話は長くなると覚悟していたのですが、短くまとまっていました。ダラダラと別れを惜しむよりもこのくらいの方が良いですよね。BGMも良いピアノ曲でした。

スタッフロールは、マルタの部屋に写真が掛けられていると言う事で良いんですよね。最後のマルタの武器が立て掛けてある点で、演出になるほどと頷きました。まぁ、アステルとリヒターだとか、ちょっと有り得ない写真もありましたけれど。あと、何故か飾られているクリスマスリースには違和感。
帰ってきたエミルには、個人的趣味で言えば「ただいま」が欲しかったです。
リヒター人柱結末だとか、後付感の厳しいマナがなくても世界が滅びない理由作りだとか、あまり納得のいかない部分もあります。でもやっぱりハッピーエンドが一番、ですね。
最後の最後で、エミル&マルタのカップルが好きになれました。
色々不満点は尽きないのですが、魔物育成に燃えたりなんだかんだで楽しんでるので、下旬の攻略本を待って二周目いきたいと思います。
……ヴェスペリアが控えているので、実際の二周目プレイはその1ヶ月後くらいになりそうですが。