• 2008年登録記事

1/19に開催した「シンフォニアOVA通し鑑賞会」のレポートをアップ。

1か月経ってようやく書き上げると言うのは、主催としてどうなのかと自問しつつ、今更ではありますが今回も記録としてアップいたしました。
チャットでも勿論楽しいのですが、ファンによるオフでの集まりと言うのは今後も機会があれば開催したいと願っております。ゲーム大会をしようとか、オールでとか、お酒の席では色々自由なご意見も頂きました。勿論、テセアラ編が出ればその鑑賞会を……なんて目論んでおりますが、はてさて。

第二部「ふたりの兵士」イベント終了まで。
追加チャットの眼鏡リオンや、意味なくしりとりをするリオンとシャルなどを見ると、「面白い」とか「可愛い」とか思う以前に呆然としてしまうのは、リオンファンとして失格でしょうか。

スノーフリア行きの船に乗る直前、シャルの「坊っちゃん好き度」を示す極みのようなイベントが追加されて、驚かされました。
PS版のシャルティエは、リオンを肯定することで共依存しているんだと思っていました。しかし、DCではシャルティエが単純にリオンに甘えている印象が強くなり、随分子供っぽいキャラになったなと何回か驚かされています。
その後のサイリル、ハイデルベルグには基本変化なし。
飛行竜の中でのルーティとの会話で、あと一言、思い切って言っていれば運命が変わっていたかも知れないのに、その前の局面で神の眼を破壊できなかったことも含めて、PS2リメイク版リオンは侭ならぬ人生だなと妙にしんみりさせられました。

第二部で自由行動になったので、先にスノーフリアまで行ってきました。勿論、途中ハイデルベルグ、サイリルと寄り道も忘れません。
第一部の一人旅と違い、敵が複数出ます。リオンでの空中戦が苦手な私は、組み合わせによっては苦戦気味。でもCCがある程度増え、技も豊富になったこの頃が、戦闘は一番楽しいですね。ただ、防具ヴァーミリオンがないと、ティルソの森を一人で抜けるのは少し辛いかも。PS2リメイク版ハイデルベルグ城にて、何故この局面でリオンの分だけこんな良い装備が拾えるのか不思議だったけれど、まさかDC版での一人旅を想定していたわけではありませんよね……?
個人的には、温泉イベントより、各地でキャラクターと会ったときの会話をボイス入りにして欲しかったです。
全く絡みがなかったアルバ先生との会話が用意されていたことには感心しました。でも、直前にチェルシーたちと会ってしまっていたので、二人の会話が噛み合わない。そこまで踏まえて変化すると、更に良かったです。

シャルティエの願望を満たした後、本編シナリオへ帰還。
ふたりの兵士を実際に連れて任務へ赴けるのかと思いきや、リオンは一人行動だったのが残念。
DCでストレイライズの森のセーブポイント位置が変わった事を、変な変更点だと思っていたのですが、このイベントの為だったのですね。
ふたりの兵士のどちらを隊長に推薦するかは、ジョブスを選ぶ方が圧倒的多数で、実際、イベントもそちらへ進むよう示唆しているようなのですが、ウイルを選びました。
本当は、どちらも上に立つ器ではないと思ったのですが、上官として評価するならウイルの方です。性格が悪そうに描かれているけれど、やり取りから考えるに、冷淡なのではなく任務重視の性格なだけだと思います。その場でリオンを助けようとしなかったのも、リオンの戦闘能力を正しく評価したと言えますし……これは良く捉えすぎでしょうか。
ジョブスは、善良な人物であることはよく分かったので、まず言葉遣いを改めるところからスタートして貰いたいです。
ところで、このイベントでリオンがウォルトに大きな顔をしている理由が分からなかったのですが、何でしょう? スタンがお願いするとか、PS版のルーティなら理解できるのですが、ここだけ謎でスッキリしませんでした。

トウケイ城クリアまで。
毎度のことですが、ジョニーが加入すると一気にゲームが進みます。もうお別れと思うと寂しい……と、PS2リメイク版2周目の時も書いていた気がします。
戦闘終了時「俺に惚れるなよ」と断るジョニーですが、手遅れのようです。

洞窟を抜ける途中のイベント、金探し中にリオンがずっと背を向けてしゃがみ込んでいるのが気になります。1周目の時は、啄木鳥版のように、クリスのペンダントでも見付けたのかな、と思ったのですが……結局明かされないんですよね。
今回のリオンサイド特有イベントは、シデン領でロープを借りるリオン。説明役はフィリアでも、人から言われなくても仲間のため引き返す決断を下したのは、本当に人が変わったみたいで良いですね。
なお、フィリアが言う「ルーティさんの雰囲気が少し変わった気がします。それに…」の台詞を、PS2リメイク版プレイ時は、スタンとルーティの距離が縮まったように感じての不安を飲み込んだと思っていましたが、DC版では「それに、リオンも変わった」な気がします。
そういう風に、人のいい変化を感じ取って素直に受け止めるフィリアは良い子ですね。PS2リメイク版ではマッドな側面が印象に残ってしまうけれど。

恒例、甲板でのリオン&シャルティエひそひそ話は、珍しく喧嘩調でしたが、こういう少しすれ違った状態が1ダンジョン分くらい長引くと面白かったかも知れません。
シャルティエがジョニーに助けられたと言う下りは、ぼかさず語って欲しかったです。推定16歳のジョニーが一体なにをしたのでしょうか。その頃はまだ、エレノアを巡る三角関係中の聡明な若時代だと思われるので、その頃のジョニーの行動を知りたくて凄く気になります。

モリュウ領、トウケイ領と攻略が続くアクアヴェイルの広大な城ダンジョンは、何度プレイしても面倒です。
これがスタンサイドだと、2部はもっと大変なダンジョンの連続(天上世界)だと憂鬱になるところですが、リオンサイドだと後はハイデルベルグ城だけで、その後にダンジョンはなさそうですから、ちょっと気楽です。
なんて言って、新規追加の大物ダンジョンがあったらどうしましょう。

日誌で何度か取り上げているドルアーガアニメ、放送はテレビ東京で日曜8時30分だそうです。
リアルタイムでは見そうにない時間帯が来ました。日頃アニメを観る層は、この時間だと「プリキュア」に流れると思うので、苦戦が予想されます。
今のところ主人公(ジル)チーム&ライバル(ニーバ)チームと9人いて全員職業が別ですが、現在展開しているオンラインゲームの職種と合わないのは如何なものでしょう。「.hack」のようなネットゲームの話をアニメにしているわけではないから、違う職種が出て来ても構わないけれど、主人公チームと同じ組み合わせで旅に出ようと思っても叶わないのは、少し残念な気がします。

キャスト表を見た限りでは、「ギルガメス」と「カイ」の登場が確定していますし、どんな役か不明ですが、FF12のウォースラで気に入った、てらそままさき氏が出演されるのも嬉しいところ。
なんだかんだ言って、多分一回は観ると思います。

しばらく日誌をサボっていた間に、DCリオン編ノイシュタットでの武装船団撃破まで進みました。
本編進行は変わりないので、以下はリオンサイド特有イベントに関して所感をまとめていきます。

まず、カルビオラでスタンが石化して翌朝に目覚めるまでの間。
当たり前ですが、私が練っていた話とは相当違いました。バルックの「人助けしたいことに理由はない」発言で引き返す展開は、正直、翻意の理由としては弱い気がします。それまで「弱者は切り捨てないと生きていけない」と考え、しかもスタンのことを「自分に取り入ろうとしている」と思っていたのに、どうして助けたい気持ちが湧いたのでしょう。まぁ、この時点でスタンの事をそう思っていたと言う事自体が、私の前提と相当違うのですが。
バジリスクは弱点を突いてあっという間に倒したのに、グレバムにはお約束通り逃げられました。一体、グレバムは逃げ足が速すぎます。

続いてノイシュタット。イレーヌ邸での挙動不審っぷりに、リオンってこんなギャグキャラだったかしらと思わず半笑いが浮かびました。待ち時間を潰す為とはいえ、人の家の玄関で、突きの練習をしている姿はシュールです。暑がってアイスキャンディが欲しいアピールをするのも、なんとも幼稚。
リオンは「クールなキャラ」だと10年近く思い込んでいたけれど、実はロイドと同じ「クールぶっているキャラ」だったんでしょうか……。
なお、私は「ファンダムvol.1」を遊んでいない為か、甘党設定が公式と理解しつつも、ハマっているとは思いません。結局アイスを食べられなかったのは可哀想だけれど、そのことに不思議と安心もしました。

個人的に、PS2リメイク版ノイシュタットのくだりはあまり納得しておらず、PSオリジナル版の方が好きでした。そのため、リオンサイドだとイレーヌとコングマンにほとんど関わらず、直ぐ終わったのが嬉しかったです。
その代わり、リオン視点で観ていると、武装船団に乗り込む時点で突然やってきたコングマンは「誰?」状態。参戦宣言によく文句を言わなかったものです。

それにしても、DCはリオンとシャルティエとの会話が大量に追加されているため、余計にリオンの世界の狭さが強調されていると思います。カルビオラでスタンとの仲は軟化したけれど、結局リオンが意識しているのは、シャルとヒューゴとマリアンの三者だけだと思わされます。
この辺りの演出意図は、リオンサイドを攻略し終わった後に、気付きがあると嬉しいですね。