• 2010年登録記事

L3章アルモリカ城奪還まで。そろそろ先生をお迎えできますね。

ハバンナ高原でイベントが発生。
噂のコリタニ公の姿を拝見できるのかと期待しましたが、もしかして公は赤子で、逃げたナイトが抱きかかえていたのかな?
戦闘はまったく苦労せず。ラヴィニスの態度に「上から目線のイヤな女」を思い出しました。ウォーレンレポートで、彼女がガルガスタン内部で行っていた活動を見たいです。
ところで、ゾード湿原からコリタニ城への直通ルートがあったんですね。ハバンナ高原経由で行き来してました。その御陰でラヴィニスを忘れず回収できたと言えますけれど。

確認した進軍ルートは、ボルドュー湖畔は足場が悪い上に死霊とゴーゴン系中心、スウォンジーの森は亜人と竜中心。カード化率の高い死霊にも惹かれましたが、攻略し易さと未来の獣使い計画の為、スウォンジーの森にしました。
しかし前衛でどんどん攻めて来るユニットは、説得用TPが貯まる前に倒さないよう注意するのが大変ですね。
途中、ブルタコスが「戦力を分散していては勝てない」と言う台詞を発しましたが、その時は既に配下を殲滅済みだったため少々虚しい台詞でした。この台詞で、敵AIの変化があったのでしょうか。

ジルドアってこんな民族主義者でしたっけ。記憶がないので新台詞かな。
彼女は、自軍に偶に所属してるウォルスタ人のことはどう思っているのでしょうか。
殲滅戦を展開したため、ザエボスが文字通り最後のガルガスタン兵となりました。顔グラフィックは本当に残念です。如何にも「やられ役」になってしまったので、折角の名台詞・名調子が勿体ない感じ。
それとも、男は顔でないと言うことですか!

そうそう、オズさまは相変わらず話が分かる上官でしたが、対するセリエの台詞が違うため、印象の違うイベントになっていました。最後までリーダー気質を貫きましたね。

以下、ユニットの話。
まず、汎用で今回新規に加入したのは、スウォンジーの森で勧誘したサンダードラゴンのプレグラーと、アルモリカ城門前で勧誘したダークドラゴンのセメレー。どちらも戦闘終了段階でLv.4でした。

顔キャラは5人も加入しました。
まずラヴィニスは、ヴァルキリーだったんですね。自軍に入るまでナイトだとばっかり思っていました。通りで、槍使いでランバートフォース持ってないわけだ。
既に汎用ルーンフェンサーが2人もいるのでユニットバランスを考えると誰かを下げないといけません。取り敢えず二軍で寝かせておきます。

続いて白い親友ヴァイス。
ヴァイスのスキルが、ゲスト時に覚えさせた物と変わっていました。やり直せて嬉しい反面、色々考えて取得させていたのに残念。
Lを選んだ以上ヴァイスを使いたいですから、まずはSP取得のためウォリアーに変更。でもスタメンが揃ってしまっている現皇家騎士団に入る余地があるでしょうか? 得物も考えないといけませんね。

それから白騎士コンビ。
スキルを見ていて、白騎士を育てるのが面倒ならミルディンをルーンナイト(槍)、ギルダスをバーサーカー(斧)にしろと言う啓示を受けました。でも、取り敢えず二軍なので保留。
問題は基礎WTで、ミルディン77、ギルダス74と言う信じ難い数値でした。
ギルダスの方が低いなんて!
WT一つの問題で、ミルディンは「伝説」時代はダムルート砂漠所属の忍者で、「Tオウガ」4章になると突然デニムの周辺に影と言う側近が現れるのはミルディンが指南したため云々と繰り広げていた麻生脳内設定も、完全な妄想になってしまいました。
また、初期マップの段階で不思議でしたが、今作では専用装備を持っていないのですね。寂しいけれど、捕虜になっていたのに得物を持ってる不自然さはなくなりました。

そして、アロセールが仲間になってしまった……。
2章援軍に来た段階で覚悟はしていましたが、実際に仲間になるとショックがありました。まさか、Nで離反しないようにはなっていませんよね?なんて別ルートのことまで気になってしまいます。
ただ、サラとアロセールの装備・スキルを全解除して比べてみたところ、基礎WT以外はサラが上でした。体感ですが、戦闘参加しているユニットは能力がカード以外の要素でも上昇してると思います。

有楽町のビッグカメラに行ったら、地下の入口1カ所、ゲームコーナー2カ所と3つも専用モニタで宣伝を流していました。なんとなく嬉しくなるファン心理。

ここまでの、ゲーム自体に対する中間意見を述べておきます。

気になったところ

・スキルポイント
新加入したキャラのスキルポイントを溜めるのが大変です。
これから仲間になるキャラを育てる苦労を考えると、ちょっと気が遠くなります。

・合成
有料サービスにして、失敗なしにした方がストレスなく遊べたように思います。貴重素材を使う成功率の低い合成の時は、ロード&再挑戦を繰り返す状態になってます。
合成で作成するアイテムについては、画面切り替え機能が効かず、詳細が分からないまま合成に挑むことになるのも、個人的には気になります。
2章のうちに粘って作った「防人の指輪+1」が、未だ誰も装備できない哀しみは推して知るべし。

・槍
一言で言えば、変な攻撃をしますよね。
マップが「低高低」となっていて、それぞれ低いところに味方が立ち、高いところに敵がいたので、低い位置にいた槍ユニットで攻撃したら、その先の低い位置の味方にまでダメージが貫通しました。なんで下から上に直線に攻撃したのに、そのまた向こう側に届くんだろう?
オリジナル版は物理法則に適切な動きをしていたような気がするのですが……。

・亜人の名前
今回、人間しか雇えない関係上任意の名前を付けられないのが辛いです。
諸事情により実装されなかったと言うリネーム機能を、有償パッチでも良いので出して欲しいところ。

判断し難いところ

・WT
一言で言えば、今回のWTは良く分からないです。
行動順が画面下に表示されていますが、出撃数が多いと先が全然見えないし、行動を変えることでどう変化してるか、と言うのが不透明なので、結局WT意識せず行動してしまってます。
実はこれが、最もオリジナル版とは違う点なのでは。
敵の行動と比べると、確かに無駄な行動しない方が早く手順は回ってきてるようなんですけれどね。
ただ、悪いと言う事ではなくて、そこまでWTに躍起にならず遊べるようになったのは良いことのようにも思います。

良いと思ったところ

・ウォーレンレポート
以前も語りましたが、敵キャラに関する人物レポートが面白いです。
これだけあると、人種毎にカテゴライズされていると記事が探し易かったかも知れませんね。
レポートに載らない敵キャラは、残念な気分になります。

・グラフィック
余りこの点に関して褒めてる方をお見掛けしないのですが、15年前とほぼそのままなのに、見た目が古くないところは凄いと思います。
キャラの顔グラが細い線のタッチに一新されたことも、この印象に影響しているのかな。

・スタート画面のカーソル初期位置
最新セーブデータに合わせて、ロードか中断データからの再開か、適切な位置にカーソルがあるのが良いです。
先日まで遊んでいたビタミンZはこの機能が実装されていなかったので、地味だけれどしみじみ嬉しいと思ったので、敢えて触れてみました。

忙しい中毎日2マップ進め、業務中は早く帰ってプレイしたいと思ってる正にサル状態ですので、楽しく遊んでいることは間違いありません。
結局、編成ゲームが好きなんですよね……。

土日で一気に進め、コリタニ城陥落まで。
危険な状態になった時は、殲滅に拘らずボスに爆弾投げて倒すようにしたのと、わざと出撃ユニットの職種を少なくするようにしてから、楽に進むようになった気がします。

先にまとめて、ユニット運用の話。
アルモリカ城城門前で、アイギュプトス@アークドラゴンを説得してみました。直ぐ敵から攻撃されて負傷しちゃいましたけれど、説得に応じた時点で味方ユニットとして扱われるので、レベルアップやSP取得もできるのはお得ですよね。
そして、皇家騎士団に所属する亜人は、人型に近いほど忠誠心が低く、獣に近いほど懐いてくれる傾向が一層強まりました。
ちなみに、マドュラ氷原が竜マップでなかったため、ビーストテイマーの竜説得スキルは今の所この1回しか役に立たず。また、その際気付いたのですが説得スキルは複数付けられないんですね。同時に獣と竜を説得したければ二人ビーストテイマーを用意しないといけないのか。

ドラグーンで加入したジュヌーンは、成長させるのが面倒なのと、ちょっと今考えている検証事項があるのでナイトに変えてしまいました。

最近の出撃メンバーは、大体こんな感じです。Lv.12前後。
デニム@ウォリアー:レイピア+1を執拗に愛用。何故かナイトより固い。
カノープス@ヴァルタン:黄金の装備、弓+斧。最近斧の出番がない為、ポリシーを捨てて盾に持ち変えるか思案中。
サラ@アーチャー:人間砲台。トレメンダスショットが有能。
ザパン@バーサーカー:破壊力有り。汎用を使っていましたが会話が寂しいのでザパンを再起用。
ヴォルテール@ナイト:魔剣の名前から、壁の名前に昇格。あまり狙われない。
ジュヌーン@ナイト:何故か狙われ易い良い囮。スキルが勿体ないので、いつかドラグーンに戻す予定。
ロビンズ@ルーンフェンサー:後衛を守る役。偶に己の身ではなく障害物を使う。
ベルガー@ルーンフェンサー:ホークマン。カノープスのお供として一緒に飛び込む回復+補助役。
プレザンス@クレリック:最近は専ら初手クイックムーブ使い。
ライナ@フェリシア:アイテムスロー+補助&回復魔法。攻撃を受けると脆いけど可愛いは正義。

枠が空いてる時や、マップによって以下のメンバーも出撃します。
レイチェル@ビーストテイマー:元祖爆弾魔。将来的には魔獣を運用させてみたい。
ナバール@ウィザード:まさかの二軍落ち。でも暗黒属性は色々揃っていて優秀だと思います。
ヒール持ちが半数近いのと、全員消耗品使用I以上のスキル所持の御陰で、クレリックはなしでも良いかも、と時々思います。複数攻撃やアンデットに備えて、どうしても入れてしまいますけれど。

ちなみに、敵が前衛ナイトを狙わないので困っていたのですが、わざとナイトを弱い装備にさせたら狙ってくれるようになりました。
どうやら敵AIは弱いユニットを判別して、狙える範囲(移動距離も含めて)にいる最もダメージを与えられるユニットを狙って来るみたい。魔術キャラ+瀕死時だけは、それに加えて攻撃力のあるキャラが近付くと、突出せず逃げられる範囲で攻撃すると言う危機回避AIがある気がします。

ここまでで既に長いですが、続いてシナリオ攻略の話。

まず、アルモリカ城攻略戦。
場内のアーバインは、城前のモディリアーニほど苦戦せず殲滅できました。
戦闘中会話で、レオナールがタルタロス卿に似た発言をしていましたね。思想的にこの二人は近しかったのか、と今頃気付きました。
ヴァイスの為には決してヒールを使ってくれない姉さんが素敵(笑)。
最後はデニム、ヴァイス、レオナール3人のガード合戦が続いたところを、アロセールが必殺技で終わらせてくれました。アロセールって基本的に大義より私怨の人だと思っていたので、まさか援軍してくれるとは思わなかったし、登場しておきながらレオナールに一言も発さない勿体なさなど感じましたが、この後の展開を待ちたいと思います。

続くブリガンテス城攻略は、ドラマが深まっていて良かったです。
無念のディダーロは、こういう人物だったんですね。なんだか凄いドラマが用意されていて驚きました。
いつもの癖で西門を選びましたが、大変な飛び石マップだったので、思い切って初期位置から動かずリーダー含む飛行ユニットを後衛から引き離して倒しました。しかし待ちの戦法は時間が掛かりますね。
ブリガンテス城内戦はもっと単純なぶつかり合いになったので楽でしたが……爆弾遣い2人投入は、お金が掛かって大変です。

ジュヌーンを紹介され「僕はもっと罪深い」と答えるデニムを見て大人になったなと思います。
ただ、ウォルスタ至上主義だったMyLデニムだと、選択肢「そんなことはない」の台詞はLヴァイスの思想を借りてる感じがしてしまいます。まぁ、権力のカチュア・実行力のデニム・思想のヴァイスでまとまり良いとも言えますか。
それにしても、ジュヌーンのグラフィックは落ち武者風で格好良いですね!

レイゼン街道は、カウント状態のゾンビドラゴンが2体いて、これまた新しいパターンですね。
十人長ヴァンスのキャラが面白かったんだけれど、ウォーレンの眼には留まらなかったようで、レポートに載らず。残念です。

コリタニ城は、増援が湧いて出て来ることに恐れをなして、リーダー狙いに変えることも考えましたが、戦力を2手に分けた配置が巧くいって、増援も含めて殲滅できてしまいました。
ガスガスタン軍はホークマン傭兵が多いけれど、枢機卿はウォルスタ人は大嫌いなのに亜人は普通に雇用するんですね。酷い差別だ!(偶にガルガスタン軍所属ウォルスタ人がいるけど)
千人長アポリネールとジュヌーンの会話は熱かったですが、ぶち切れて自害してしまう枢機卿にはカリスマを感じず。
ちなみに、アポリネールは偶然ヴォルテールが突き落としてくれたので、後衛まで綺麗に殲滅することができました。

ザエボスの顔グラが酷いことは、事前に分かっていたけれど仰け反った……。

次の進軍ルートはボルドュー湖畔かスウォンジーの森の2通りありますが、両方のマップ&敵兵構成を見にいって、倒し易い方を選ぼうと思います。

帝国劇場にて「モーツァルト!」17:15回観劇。
http://www.tohostage.com/mozart/

本日のキャストは、ヴォルフガング:山崎育三郎、男爵夫人:香寿たつき、アマデ:黒木璃七。
リーヴァイ氏&クンツェ氏の「エリザベート」コンビによるウィーンミュージカル、しかも潤色は小池修一郎と言うことで、「エリザベート」色を感じるところもありましたが、曲調はまったく違い、ややロック風なアレンジや軽いシーンなども多々あって驚きました。
解釈に悩むシーンがあったり、2幕の幕切れがやや呆気なかった印象でしたが、東宝でも屈指の実力キャストが揃って歌う素晴らしい楽曲の数々に大変楽しませて貰いました。
ヴォルフガングが一人だけジーンズ素材など現代的な洋服を着ていて驚きましたが、あれは時代を超えた天才性や孤独の演出なんだろうと解釈しました。
また、男爵夫人はヴォルフガングにとって導きの天使なのか悪魔なのか、劇中の役割が分からずむず痒かったのですが、途中で天から遣わされたアマデの現世での活動を支援する為の存在なのかな、と飛躍した想像に至りました。
ヴェーバー家族は不快だったけれど、実在した人々ですから仕方ないですね。

今日は終演後にトークショーがあり、山崎育三郎と吉野圭吾が登場してくれました。
終演後は魂が抜けてしまうらしく、また先輩に囲まれていることもあって口の重い山崎君を、アルコ役の武岡淳一が間を保たせながら進行してくれました。珍しい展開もあり、山崎君の可愛らしい人となりも知ることが出来てお得でした。

以下、気になったキャストについて軽く触れておきます。
ヴォルフガング・モーツァルト@山崎育三郎
モーツァルトの人物像は全然知らなかったので、彼の演技が良いか悪いかは分からないのですが、体当たりで自然な演技をしていると感じました。「レクイエム」を書くシーンでは、どっと老け込んで蒼白になっているように観えました。入魂の演技だったと思います。
歌も充分な歌唱力でしたが、歌うときなどに首を竦めるような姿勢になることがあり、舞台人は姿勢第一だと思っているので少々気になりました。

コンスタンツェ@島袋寛子
SPEEDの後、ミュージカル女優として活動していることは知っていましたが、今まで観ることなく過ごしていたので、今回が初見です。
一幕では、さすがに磨かれた可愛さはあるものの、喉からの発声が気になって異質感を受けました。しかし二幕のソロ「ダンスはやめられない」でぐっと惹き込まれました。
キャラとしては、何を考えてるのか良く分からない複雑さがあって難役だと思います。

コロレド大司教@山口祐一郎
巨体と実力が大変な迫力と存在感を現していました。個人的には、トート役よりずっと好印象でした。
馬車のシーンは、自力で揺れたり用足しがあったりと面白かったし、ご本人も茶目っ気がある方らしいので楽しんでいるのかなと感じました。

レオポルト@市村正親
いぶし銀と言う感じの演技でした。ただ、四季らしい独特の歌唱が唸りに聞こえて、時々気になりました(山口祐一郎には感じなかったのですが……)。

ナンネール@高橋由美子
凄く小柄なので吃驚しました。最初のアマデ(ヴォルフガング子供時代)の姉役も、同一人物ですよね。結婚後に忍耐を重ねた顔付きに美しさを感じました。
でも一番驚いたのは、キャスト挨拶で上手から走ってきた時に判明した胸の大きさだったりするんですけど……!

エマヌエル・シカネーダー@吉野圭吾
ジャンプ後の滞空時間が長く、流石の身体能力でした。
役としては、「いつもの吉野圭吾」って感じがしたのですが、あんまり経歴や人となりを知ってる訳でもないのに何故でしょう。

ヴォルトシュテッテン男爵夫人@香寿たつき
「星から降る金」は透明なのに染み入るような歌声で、激しく揺さぶられました。クセのない声音で、先日の「ガラスの仮面」以来ファンです。
高い鬘を被った貴婦人たちが並んだ時、一際大きな鬘なのに小顔で一番美しいなと思ったのは贔屓目でしょうか。

アマデ@黒木璃七
プログラムを観るまで、女の子だとは気付きませんでした。
子役がこんなに出ずっ張りの舞台は初めて観ました。台詞は一切ないけれど、ほとんどのシーンに出てタイミングを計って動作せねばならず、大変な大役ですよね。拍手喝采を贈りたいです。

【1幕第13場 ラ・ベル・オーロール(パリB)】
二人の間には愛が芽生えるが、ある日ナチスがパリに侵攻してきた。

唐突に下世話な視点で申し訳ないのですが、DVDで初めて「イルザに胸がある!」と思いました。
デュエット「過去は聞かない」のカメラワークは、アングル変更が激しくて少々落ち着かないです。双方の表情を撮りたかったにしても、二人を交互に映すより、銀橋全体から段々二人に迫っていくような感じで撮った方が、ロマンティックなムードが出たのでは。
その後の「パリにナチスが」の方は結構良い感じで撮られているので、すべてのアングルが不満と言うことではないのですが、アングルによって演出印象が変わることにも注意して編集して欲しいですね。

【1幕第14場 パリの街角(パリC)〜戦場の記憶】
リックはレジスタンス時代の記憶を夢に見て魘される。リックは、武器を捨てたのだ。

リピート観劇の大きな目当てだったシーン。DVDでも毎回凄く楽しく見ています。
群舞も比較的しっかり映っているので、全体の動きや振り付けが見えて嬉しいです。不満はセザールとリックの殴り合いシーンが映っていないことですね。あそこで敢えてラズロを映す意図は、まだ読み取れていません。
背景一杯に映し出されたナチス軍旗には、舞台時より迫力を感じました。

【1幕第15場 ホテル(パリD)】
リックはイルザにプロポーズし、二人はマルセイユに逃げて結婚する事を約束した。

またも下世話な話。
このシーン、イルザがローブに着替えているので“行為後”であることを暗示してると思うのですが、鬘の分頭が大きく見えるのか、イルザが幼い印象で、ちょっとそこまで邪推し難いです。
しかし、手紙が届いた後のイルザの演技の自然さと、感情の揺れ方の表現は凄いと思います。

パリの回想が1回分で語りきれませんでした。次回に続きます。