PSP「密室のサクリファイス体験版」を遊んでみました。
http://www.d3p.co.jp/sacrifice/
この手の探索アドベンチャーは、割と好きなジャンルです。しかし、観察眼と推理力がないので好きと言っても「下手の横好き」。時間制限がある場合は、大体投げ出します。
更に、多くの場合、探索アドベンチャー=脱出物でもあります。脱出物は恐い思いをさせられますよね。
でも本作は美少女ゲームですし、web体験版の雰囲気だと、女の子たちでお互いに不平を言い合いつつ、なんだかんだと協力して脱出するのでは、と予想しながら体験版をダウンロードしました。で、起動してOPを見たら、女の子たち同士で殺し合い、してる……? もしかして、鬱ゲーム?
というわけで、始める前から裏切られた気になりながら体験版を開始したのでした。
体験版で遊べるのは、ミキの初期シナリオ「胎動」とアスナの初期シナリオ「霊」の2シナリオ。
「胎動」は、ミキが1人、動けない状態から脱出するのでコンパクトな内容。「霊」も、探索対象が多くないので、結構スムーズにクリアできました。気になる部分はカーソルが変化するので、とりあえず画面内を虱潰しにカーソル移動するだけでも何とかなります。ただ「どこをクリックすると何の判定になるのか」が分かり難くて、総当たりでクリックしてしまいました。
個人的には、「極限脱出 9時間9人9の扉」と同じように、タッチした対象エリアが分かると、無駄押しが減って良いように思います。
お話はダークな雰囲気。
なぜ1人で危機的状態に陥っているところからゲームが始まったのか、状況が分からないので、解釈しようがないのですが、とりあえず少女たちが可愛いからと手を出せる雰囲気ではなさそうです。
あと、そもそもは生活空間の筈なのに、一部謎解きの為のステージになっている部分があるのは不自然に感じました。