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ファミ通.comにて、「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」ufotable描き下ろしイラスト案を募集中
http://www.famitsu.com/news/201306/13034650.html

アンケートは、2013年6月23日まで。
このイラスト案の注意点は、「TOS」と「TOS-R」のキャラクターを両方含める必要がある点ですね。
クラトスは時系列的にTOS-Rのメンバーと顔を合わせないので、残念ながら彼を含めてイメージするのは難しいと感じました。
個人的には、あまり公式イラストに登場する機会がないデクス&アリスが入ったら面白いなぁと思います。

シンフォニアOVAのサイトも更新されました。
10周年に合わせて、全3部作を収録した「エクステンデッド・トリロジーBD-BOX」が発売されるそうです。
http://www.ova-tos.com/

「エクステンデッド」と名乗るからには、単にBD化するだけでなく、シナリオをもう少し整えても良いのよ……?

個人的には、秋に行われると言うナムコナンジャタウンでのコラボレーションが一番身近で楽しみだったりします。

本日は、テイルズオブフェスティバル2013の初日でしたね。
今年はシンフォニア10周年ということもあり、再移植、リメイク発売などファン的にはなんらかの発表を期待してしまう日です。
とはいえ、テイルズオブシリーズ全体の記念年度ではないし、デスティニー等でも特別な企画はなかったので、可能性は低いかな、と思っていました。
そんな今日、買い物に立ち寄ったスーパーで聞き覚えのある曲が流れていると思ったら、なんとシンフォニア(GC版)主題歌「Starry Heavens」のインストゥルメンタルでした!
敢えてこの日にこの曲が聴けたのは、公式に動きがある予兆かもしれないと期待値を上げてみたら、なんと本当にシンフォニアで新情報が発表されました!

PS3ソフト「テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック」
http://tos-u.tales-ch.jp/
10月10日発売予定。

「テイルズ オブ シンフォニア(TOS)」と「ラタトスクの騎士(TOS-R)」をHD画質で収録するリマスターソフトだそうです。
翠のタイトルカラーと世界樹のロゴマークが嬉しいと思うのは、私がGC版から始めたユーザーであるためでしょう。クレスの周年ロゴを踏襲したロイドの10周年ロゴにも思わずニヤリ。
10月10日という日取りは、「10周年」にかけてあって、且つ同月にある10周年記念プチオンリーも盛り上がりそうで良い日程ですね。

ただ、私はPS3を持っていません。携帯機だったら、お布施として喜んで3DSでもVitaでも買ったのですが、据え置きゲーム機は諸事情により購入困難です。もともと画質にはあまり拘らないし、衣装称号もそんなに執着してないですし……。
リマスターって、既存ユーザー的にはどうなんでしょうね。せめて、TOS-RのポリゴンモデルをTOSに流用して欲しかったかなぁ。
まぁ、価格からして廉価版的な、新規ユーザー開拓用アイテムでしょうか。最近のユーザーがTOSのグラフィックやシステムで満足してくださるのかは分かりませんけれど、リメイクではない御陰で、TOS-Uから新規参入した新しいファンの方にも、違和感なく自サイト「天の響」の作品を楽しんでいただけそうです。

(22:00追記)
URLをニュースサイトから、公式サイトに変更しました。今回はテイルズチャンネル+の仕事が速いですね。土曜は出勤日なのかな?
また、期間限定でOVAシルヴァラント編本編がまるまる視聴出来るようです。
ララビット限定版にのみ付属される実弥島氏小説が欲しいけれど、お布施と割り切るべきか悩みます。なんでリマスターなんだ……。

シンフォニア10周年企画「いまさらだがシンフォニアを語ろう@天の響」
第2回の議題は「アンナはどんな女性だったのか」です。

《注意》
・リアリティーより個人的ロマン優先な場合があります。
・基本的にゲーム本編のみを根拠とします。
・あくまで麻生流解釈ですので、準公式作品や他の方の解釈を批判する意図はありません。

クラトスファンなら避けて通れないお題ですが、実は私はこれまで避けて通って来ました(笑)。
なぜなら、ヒントが少な過ぎるからです。
アンナがどういう境遇の女性だったかはある程度ゲーム内で明かされていますが、どういう性格の女性だったか想像する手掛かりは、スキット「おかえりクラトス」のこの台詞のみです。

アンナは全ての命が尊ばれる世界を望んでいた。

ここだけ切り取ると、心優しい聖女のイメージが浮かびます。でも、それがアンナという女性を本当に表しているのでしょうか?

この台詞の発言者は夫クラトスです。彼が今でもアンナを愛していることは、作中の言動から明確です。よって、多少の美化が入っている可能性は考慮しておかねばなりません。
そして、衰退世界の人間=社会的弱者であるアンナが、全ての命=人間も尊ばれる世界を望むのは、特別なことでないと思われます。
以上、「アンナ聖女説」の否定材料を揃えてみました。
これらは「聖女ではなかった」と断定するほどの材料ではありませんが、「聖女だった」と断定できるほどの材料もないことはご了承頂けたかと思います。

つまり、アンナのイメージは完全にプレイヤーに委ねられており、「こういう女性だった」と推察しても正答はないということです。
……長い前振りでした。

正答がないものに理屈をつけても仕方ないので、このサイト的には、単純に私の好みでアンナを設定させていただきます。
衰退世界の町で生まれ育った、特別な思想も教養もない、ごく普通の娘を想像しています。大した教育は受けていないから、あれこれ理屈を考えるタイプではなかったでしょう。人を嫌ったり怨んだり、そういう負の感情も普通に持っていたと思います。
ただ、クラトスから見て、朗らかで明るく聡い女性だった。それが、一番大事な要素だったのではないでしょうか。

シンフォニア10周年を記念する企画として「いまさらだがシンフォニアを語ろう@天の響」を開催することにしました。

テイルズオブシンフォニアはとても面白い作品ですが、ゲームでは謎のままだった事象がいくつもあります。それらの謎の解釈は、プレイヤーの数だけあると言っても過言ではないでしょう。
そこで、この企画では“麻生壱埜が考えるシンフォニア設定”を不定期に語っていきたいと思います。
期間は今年中、回数はネタが浮かぶまでです。

《注意》
・リアリティーより個人的ロマン優先な場合があります。
・基本的にゲーム本編のみを根拠とします。
・あくまで麻生流解釈ですので、準公式作品や他の方の解釈を批判する意図はありません。

ということで第1回の議題は「なぜ神子は16歳で旅立つのか」です。

神託を受けた衰退世界の神子は、16歳になると「再生の旅」を始めます。
なぜ16歳なのでしょう。「再生の旅」はクルシスが定めた掟ですので、何らかの意図があるはずです。

一番自然な解釈は「マーテルは16歳の少女だった」というものです。
再生の神子はマーテルの精神の器ですので、肉体年齢と精神を釣り合わせるのは至極当然のように思われます。

しかし、ゲーム中のマーテルは背が高く落ち着いた喋りをするので、コレットと同年代には見えません。また、ジーニアス(12歳)とリフィル(23歳)、ミトス(14歳)とマーテルという2つの姉弟は設定を被せていると推察されますので、年齢差も同じくらいありそうです。
それに、恋人であるユアン(20代半ばと推定)との釣り合いを考えると、10代という設定は考え難いです。
少なくとも、16歳という年齢はマーテルの死亡時=天使化時の年齢ではないように思われます。

しかし、クルシスが何の理由もなく16歳に設定したとも思えません。
なにか意味がある年齢だとすれば、それは、大戦が始まってヘイムダールを追放されたときのマーテルの年齢ではないでしょうか?
マーテル16歳、ミトス8歳程度。
根拠もあります。スキット「マーテルの記憶」で、リフィル先生が下記の推察を述べているのです。

神子の儀式は…マーテルの器を探すための儀式でもあった…
マーテルの生き方をなぞらえているのかも知れないわね

マーテルの生き方をなぞらえ、マーテルを受け入れ易くさせようとした、と考えられます。
それに、天使化すれば肉体年齢を変化できますので、神子とマーテルの年齢差はあまり重視していなかった可能性があります。
ということで「なぜ神子は16歳で旅立つのか」、それは「マーテルがヘイムダールから発った年齢だったから」という説を推させていただきます。

最後に。
物凄く「メタ」な話をすると、「ドラゴンクエスト3」も勇者の16歳の誕生日から始まりますので、16歳はゲーム的に旅立ちの年齢なんだな、と思いました。